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「ラーメン チャーハン セット」@桃花春の写真2011年10月22日訪問  「昭和的休日の原風景」  昼過ぎはで太秦で所用あり、その後昼食がてら訪問。太秦からきぬかけの道を抜け、宇多野病院の麓を北上。162号線沿いに赤い看板が見えて参ります。午後1時前の入店で、待ちはなし。テーブル席には5人の大家族が二組。その他、カウンターは持参のラーメン雑誌にたくさんのタグを貼り付けたラーメンマニア風の男性や、大学生風のグループで満席。
当初はデフォのラーメンか、チャーシュウ麺の予定であったのが、隣のご夫婦がいただいていたチャーハンがむちゃくちゃ美味しそうで、ついついチャーハンセットを注文。
待つこと7分。デフォとは思えないほどのチャーシュウを全面に湛えた丼が登場。いままでに目にしたことのない薄桜色の表面に九条ネギの緑が映える。
まずはスープを一口。これが甘辛く、みごとなバランス。この甘さは絶妙。いままでの変化球的なスープから、昭和の名投手を思わせる速球勝負派のうまさが展開されていく。麺もまさに昭和の王道、中太やや縮れ麺。表面はスープへのからみが軽いように仕組まれている。スープの味が濃いために、この麺の方が相性はよいのであろう。さらにチャーシュウも薄切りで、昭和のラーメンの王道からはずれてはいない。シナチク(ここではメンマといった方が昭和風か?)の味も、桃屋がテレビでCMを張っていた頃の王道のメンマの味だった。まさに昭和のラーメンが平成のラーメンブームの中で、その王道を通って帰ってきた。
このように書いてしまうと、途方もなくノスタルジックな味わいのように思われるかもしれない。しかし、そこにはバックグラウンドがある。テーブル席を囲む家族連れ。我々の子供時分には、一家の楽しみなんて、近所の中華料理屋くらいしかなかった。お父さんは唐揚げや餃子をつまみにビールを飲み、必ず最後にみんなの残ったラーメンやらチャーハンやらを平らげてくれる。そんなお父さんをたよって注文する家族の姿を後ろにこのラーメンをいただくと、30年以上まえの自分の姿を回想してしまうノスタルジーに襲われてしまうのだ。
先日みた、「異人たちとの夏」のDVDの影響か、失われた時間を回想することが増えていけない。先日の「高倉二条」しかり、40も半ばをすぎてかなり叙情主義者になってしまっている。このまま、ラーメンリサーチャー・叙情主義とでも名乗ろうか?

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コメント

よくぞ訪問しましたね!
これは、旨い!と思います!!
京都で最後に食う一杯だったら・・・アタクシはコレを食います。