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「味玉そば」@らーめんはたかくるの写真 以前から気になっていた「らーめんはたかくる」。食べ歩き自己ルールではギリギリ圏外ですが、駅から店までの距離をウォーキング・スピードでカバーすることにして、突撃(1日)。
 駅で上着を脱ぎ、いざスタート。鮮やかに色づいた「スポーツの杜公園」のイチョウを見ながら、枯れ葉で黄色く染まる歩道をガンガン進みますと……気合いを入れすぎたか10分強で現地到着。
 券売機は入口右手、「味玉そば」(750円)をポチッとな。カウンターから厨房を眺めると……なるほど、魚介出汁用の大鍋と動物スープ用の寸胴、さらに合わせたスープを保温する寸胴に、更にもう一つ寸胴が……それぞれ火の入れ方を変えており、かなり温度には気を遣っているようです。丼は約5分で到着。
 では、スープを一口……フワリと広がるカツオ節の香り、煮干しの旨みもシッカリ感じられ、まずは魚介系が前面に出てきます。豚骨・鶏ガラのコクも程良く、鶏ガラを若干強めに効かせて、旨みとシットリ感を加えています。塩加減も絶妙で雑味も全くなく、極めて高い完成度。いや、実に美味い。
 そして、特筆は麺。黄色い麺は太めの中太縮れ、プリプリとした口当たりと、ミッシリとした歯応え。そして、なんともスッキリした甘み……あまりの美味さに、アッという間に丼から消え、量が少ないような錯覚にとらわれます。いろいろ食べ歩いてきましたが、こういう経験は結構珍しい。
 具材も手が込んでます。メンマは思い切って醤油で強めに味付けた一品、味玉も黄身と表面の味付けに醤油を強めに使っており、カエシ控えめのスープに対して、キリッとしたコントラストをつけています。海苔も実に風味の良いモノ、スープの魚介系と見事にシナジー……ま、少し引っかかるのは、チャーシューかな。肩ロースをしっかり煮込み、モモ肉のような固さに仕上げてありますが……麺も「ミッシリ」系ですので、両者食べ合わせると少し感じる「ゴワつき」感。味付けもやや中途半端だし。
 全体として、完成度の高さが印象的な一品。ほとんどスキのない仕上がりは見事ですが……なんかこう「整いすぎて取っつきにくい」という印象。女優で言えば、かつての沢口靖子とか松雪泰子とか……きっとご主人、真面目なんでしょうな。しかし水商売でも、極端な美人がいれば店が流行るかというと、そうでもないのが「男心」の難しさ。心のふれ合いを許す「スキ」を、「かわいげ」と感じる顧客心理。そういう「きっかけ」「遊び心」を、どこかに仕込んでみるのも、面白いかも知れません。

投稿(更新) | コメント (3) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんばんは。
完成度高し、しかし整いすぎと言うなんとなく分かる言い回しですw。
優等生過ぎるんですね。
最後のくだりもなかなか面白かったです。。
こちらのラーメンは自分にはイマイチ合わなかったのですが・・・。

エイチジー | 2007年12月6日 22:41

確かにもうちょっといい意味での「余裕」や「遊び」が出てくるともっとよくなると思いますね。

ちなみに、私はいつもたらたら歩いて駅から10分以上かけてしまいます^^;

みかん | 2007年12月7日 00:21

さすがmilesさん、一目でらーめんはたかくるを的確に見抜いてらっしゃる。

>そういう「きっかけ」「遊び心」を、どこかに仕込んでみるのも、面白いかも知れません。

確かにそうかもしれないですね。

ひもじぃ | 2007年12月14日 11:23