なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「中華そば」@中河の写真前回の東北シリーズで嫌われた盛岡を今回こそ攻め落とそうと、一気に北上。
まずは過去のdanchuのラーメン特集でべた褒めされていたコチラに訪問。
市街地の路地を抜けてたどり着きますと、おもての看板には燦然と輝く金色の屋号。
ラーメン屋というよりも、老舗の寿司屋とか蕎麦屋のような佇まいです。

店内はカウンターと小さなテーブルのみと非常にシンプルながら、和のテイストにあふれ、
厨房をみてもこざっぱりとしており、清掃がすみずみまで行き届いた空間であることが瞬時にわかります。
かといって、空気は張り詰めているわけではなく、むしろゆったりとした時間が流れているように感じます。

こちらでは席に付けば何も言わずともお冷と割り箸がでてきます。
卓上に置かれているのは胡椒のみ。
メニューは1種類ですので、オーダーの必要もありません。
ここでは「こんちゃ!」とか「栃木からきました云々」などの余計な言葉は野暮の極み。
発するのは「いただきます」と「ごちそうさま」のみでよいのです。
3分後にはクリアなスープにゆらゆらと麺の泳ぐ、美しい中華そばに出会うことができます。
具材も最小限でシンプルですが、全体から気品が漂っている気がするのはドンブリの柄の所為だけではないはず。

スープからズズズといきますと、ほんわりと広がるガラと野菜の微かな甘味。
見た目通りに醤油の塩梅は薄めで非常にやわらかなくちあたり。
絹のような印象のスープで、普段ドギツイラーメンばかり食べている私には逆に衝撃的。
最近、食べたラーメンでは鹿沼のしなそば 麺坊をさらにこなれさせたような印象を持ちます。
あまりにも儚い旨味に卓上の胡椒をかけたくなる気持ちもわからなくはないですが、
かけるのはもったいないほど洗練されているスープです。
麺は硬めにゆでられたちぢれの細麺で、ちゅるちゅるとしたすすり心地。
こういう麺は思い切りすすることでスープが適度に絡んでホントに美味いと思わせます。
夢中になってすすっていると、なぜか「ラーメン大好き小池さん」のイメージが頭に浮かびます。
あの人が食べていたラーメンて、きっとこういう味なんだろうなw
2枚のせられたモモチャーシューは小ぶりでノスタルジーな味わい。
このラーメンには脂身のついたバラとか、サシの入ったロースはむしろ邪魔。
出涸らし気味の硬いモモこそがあうのでしょう。
さらに、こういう甘いスープでこそ薬味のネギが映えるということを再認識しました。
ここでも思わず、スープ完飲w

優雅にいただく大人のラーメンといったところでしょうか?
遠征ではインパクトを重視しがちな私ですが、
調味料に頼り過ぎない淡麗系のこういう味のほうが感動させられることは多いですねぇ。
飾り気はなく、一見して古臭いタイプなのかもしれませんが、二度三度と食べたくなる一杯でした。
日祝休みの昼のみ営業というハードルを超えて、また来たいと思いましたよ。

うまい指数 1.00

投稿 | コメント (4) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

どうもです!!
なんだかとっても惹かれるビジュアルですw
って、盛岡ですか…(汗)

| 2012年5月31日 23:01

どもです!

ここのお店は有名ですよねぇ~
過去此方をレビューされている麺友さんで
知りましたが、

>って、盛岡ですか…(汗)×2w

ハードル高いっすが、いつか行ってみたいですね。

YMK | 2012年6月1日 08:08

どもー。

盛岡~。
イケない……。

Ra.Ibasen | 2012年6月2日 00:00

>泉様
ラーメンの見た目もいいですが、店の雰囲気、マスターにも味があってたまりません。
遠いですが、機会があったら行ってみてください。

>YMK様
私もdanchuではじめて知ってから行きたくて行きたくて仕方なかったのです。
今回味わうことができて非常に嬉しかったです。
インパクトで勝負する店が多い中、こういう細く長くの誠実な店は大事にしたいです。

>ラ.茨専様
麺の聖地盛岡。
今回こそわんこそば食べようと思っていたんですけど、お腹に余裕がありませんでした。
冷麺、じゃじゃ麺ももちろんスルーw

スーパーくいしん坊 | 2012年6月7日 20:36