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牛肉の塊から出汁を取るという奇想天外な発想でも、完成度の高いラーメンで2012年度のラーメン大賞総なめに。十条に来ています。この日は、思い立って江古田の麺や金時さんを急襲。TRY賞塩部門の堂々第2位を獲得した塩らぁ麺に舌鼓を打ちます。来てよかったぁ、と感激の1杯。それから、ら~だけではもったいないので用を足し。さ、家に帰るかと時計を見たら14時過ぎ。もしかして・・・・・・。金時さんを出て江古田から池袋まで西武線に乗ったとき、このまま十条のらあめんHAJIMEさんまで行っちゃおうか、と悪魔が耳元で囁いて来たんです。このお店こそが、TRY賞の塩部門第一位を総合新人大賞をとった牛塩らあめんを世に送り出したんです。それだけでもすごいのに、この店の店主は過去2010年に塩部門で第一位になり、また新店を出して再び2012年にも一位になるという離れ業を演じたんです。つまり、この3年間に2軒の新店を出して、その両方で新人賞を獲ったという大変な才能の持ち主なんです。内田元氏です。最初のお店、らあめん元は蓮根にあり未訪のまま。セカンドブランド店となるHAJIMEは十条駅前にあるので接近性もよく、まあ帰宅途中とは言えませんが方角はアバウト同じと。この日、ストマックに余裕が出来たら、時間が間に合ったら行ってしまおう、と密かには思っていました。時間からいくと、どうやら15時の昼の部の最終までには間に合いそうです。行っちゃえ。十条駅で降りるのは初めてです。昔ながらの商店街が駅前にあり、その一角にお店はあるはず。ぶらぶら、きょろきょろ歩いて行くと、ここだね。お店を見つけます。店の外にTRY賞受賞の看板が出ていて、間違いありません。早速入店。入口に券売機があり、はて、受賞のラーメンの名前はなんだっけ。一旦外に出て名前をもう一度確認して食券を買います。味玉牛塩らあめん(800円)店は黒を基調としたモダンシックなデザイン。カウンター席、テーブル席があります。先客は2名。カウンター席に座りました。厨房は奥目になっていてよく見えませんでしたが、若い店長が担当してますね。ホールはオネエサンひとり。店内にもTRY賞のポスターが貼られていて、受賞店の誇りをひしひしと感じます。先客は地元のおかあさん。買物ついでに食べ来たという風情で実にうらやましいです。この商店街、ラーメン屋もちらほらあって、ここしかないからここに来た、のではないんですね。ここを選択して来た、と。他店はずっと安いラーメンを提供しているのに、見上げたおかあさんです。さて、4分後に配膳され。どんぶりに鼻を近づけると、ふふ、牛肉のいい匂いがしてますね。スープはやや濁った薄茶色をしていて、金時さんのスープを見ているだけに何か力強さを感じます。脂玉も結構浮いていて、これは楽しみ。うまそうなチャーシューが2枚と穂先メンマがきれいにディスプレイされ。たっぷりの万能ねぎと玉ねぎのフリッター。これはおもしろそう。今年度の審査員を唸らせたという1杯。スープから。う~~~んまい!牛肉のテーストなんですが、味的にはとってもおとなしくまとめていて、なるほど、出過ぎないから旨いんだな、と実感します。この辺が、元氏のセンスなんですね。牛らしさはあまり強調せず、その代わりコクはかなりすごい。味の厚みがすごい。うまいですねえ。こちらの塩はモンゴル産だとか。塩使いは本当に天才です。牛肉は一度ソテーしてから香味野菜と一緒に7時間煮出すということですので、ここで牛肉のいやな味や匂いを出さない熱の入れ方に工夫があるんでしょうね。ま、強火だと2時間もあれば繊維がばらばらになる牛肉のことですから、沸騰させないような出汁のとりかたをしているのかもしれません。牛骨スープのブームがやってきた、のに背を向けるような牛肉スープ。反骨とまでは言い切りませんが、この素材を使ってみたらおもしろそうだ、を実現する力量。経験と才能に裏打ちされ、またかなりのラーメン食べ歩きを続けている元氏。いずれにしろ、ここまでの高い独創性を持ちながら、最高の味を実現させてしまう元氏の才能は、底をまだ見せていない感じ。まだまだ楽しみが残っていそうです。麺。これまたオリジナリティの高い平打ちで波立たせた中太麺。佐野麺をごつくてごわごわにしてもっちりさせたような麺です。麺を共同開発した相手は三河屋製麺。この麺とスープのコンビネーションはもちろん日本初ですし、うまさの多重化は見事に結実してました。味玉、穂先メンマも補助役以上ですし、玉ねぎのフリッターは牛肉フレーバーに良く合いますね。まあすごいラーメンでした。世の中になかったラーメンです。帰り際に店長さんと話をしました。まあ、なんと金時の店主さんと交流があるそうですよ。金時の店主さんもこの十条のお店まで来たことがあるとか。才能のある人たちがお互いを認め合う、いいですねえ。今後の展開がますます楽しみとなった半日でありました。
どうもー。 骨ではなく、肉を使う発想が凄いですよね! 此方は私も必ず訪問します!
十条に来ています。
この日は、思い立って江古田の麺や金時さんを急襲。TRY賞塩部門の堂々第2位を獲得した塩らぁ麺に舌鼓を打ちます。来てよかったぁ、と感激の1杯。
それから、ら~だけではもったいないので用を足し。さ、家に帰るかと時計を見たら14時過ぎ。もしかして・・・・・・。
金時さんを出て江古田から池袋まで西武線に乗ったとき、このまま十条のらあめんHAJIMEさんまで行っちゃおうか、と悪魔が耳元で囁いて来たんです。
このお店こそが、TRY賞の塩部門第一位を総合新人大賞をとった牛塩らあめんを世に送り出したんです。それだけでもすごいのに、この店の店主は過去2010年に塩部門で第一位になり、また新店を出して再び2012年にも一位になるという離れ業を演じたんです。つまり、この3年間に2軒の新店を出して、その両方で新人賞を獲ったという大変な才能の持ち主なんです。内田元氏です。
最初のお店、らあめん元は蓮根にあり未訪のまま。セカンドブランド店となるHAJIMEは十条駅前にあるので接近性もよく、まあ帰宅途中とは言えませんが方角はアバウト同じと。この日、ストマックに余裕が出来たら、時間が間に合ったら行ってしまおう、と密かには思っていました。時間からいくと、どうやら15時の昼の部の最終までには間に合いそうです。行っちゃえ。
十条駅で降りるのは初めてです。昔ながらの商店街が駅前にあり、その一角にお店はあるはず。ぶらぶら、きょろきょろ歩いて行くと、ここだね。お店を見つけます。店の外にTRY賞受賞の看板が出ていて、間違いありません。早速入店。入口に券売機があり、はて、受賞のラーメンの名前はなんだっけ。一旦外に出て名前をもう一度確認して食券を買います。
味玉牛塩らあめん(800円)
店は黒を基調としたモダンシックなデザイン。カウンター席、テーブル席があります。先客は2名。カウンター席に座りました。厨房は奥目になっていてよく見えませんでしたが、若い店長が担当してますね。ホールはオネエサンひとり。
店内にもTRY賞のポスターが貼られていて、受賞店の誇りをひしひしと感じます。先客は地元のおかあさん。買物ついでに食べ来たという風情で実にうらやましいです。この商店街、ラーメン屋もちらほらあって、ここしかないからここに来た、のではないんですね。ここを選択して来た、と。他店はずっと安いラーメンを提供しているのに、見上げたおかあさんです。
さて、4分後に配膳され。どんぶりに鼻を近づけると、ふふ、牛肉のいい匂いがしてますね。スープはやや濁った薄茶色をしていて、金時さんのスープを見ているだけに何か力強さを感じます。脂玉も結構浮いていて、これは楽しみ。うまそうなチャーシューが2枚と穂先メンマがきれいにディスプレイされ。たっぷりの万能ねぎと玉ねぎのフリッター。これはおもしろそう。今年度の審査員を唸らせたという1杯。
スープから。う~~~んまい!牛肉のテーストなんですが、味的にはとってもおとなしくまとめていて、なるほど、出過ぎないから旨いんだな、と実感します。この辺が、元氏のセンスなんですね。牛らしさはあまり強調せず、その代わりコクはかなりすごい。味の厚みがすごい。うまいですねえ。こちらの塩はモンゴル産だとか。塩使いは本当に天才です。
牛肉は一度ソテーしてから香味野菜と一緒に7時間煮出すということですので、ここで牛肉のいやな味や匂いを出さない熱の入れ方に工夫があるんでしょうね。ま、強火だと2時間もあれば繊維がばらばらになる牛肉のことですから、沸騰させないような出汁のとりかたをしているのかもしれません。牛骨スープのブームがやってきた、のに背を向けるような牛肉スープ。
反骨とまでは言い切りませんが、この素材を使ってみたらおもしろそうだ、を実現する力量。経験と才能に裏打ちされ、またかなりのラーメン食べ歩きを続けている元氏。いずれにしろ、ここまでの高い独創性を持ちながら、最高の味を実現させてしまう元氏の才能は、底をまだ見せていない感じ。まだまだ楽しみが残っていそうです。
麺。これまたオリジナリティの高い平打ちで波立たせた中太麺。佐野麺をごつくてごわごわにしてもっちりさせたような麺です。麺を共同開発した相手は三河屋製麺。この麺とスープのコンビネーションはもちろん日本初ですし、うまさの多重化は見事に結実してました。味玉、穂先メンマも補助役以上ですし、玉ねぎのフリッターは牛肉フレーバーに良く合いますね。
まあすごいラーメンでした。世の中になかったラーメンです。帰り際に店長さんと話をしました。まあ、なんと金時の店主さんと交流があるそうですよ。金時の店主さんもこの十条のお店まで来たことがあるとか。才能のある人たちがお互いを認め合う、いいですねえ。今後の展開がますます楽しみとなった半日でありました。