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「白(チョウギタ) 700円」@らーめん弁慶 浅草本店の写真【ノ・ス・タ(2)】

みなさんこんにちは オナコです。

=以下フィクション多々あり=

1995.秋 OnAir East リハ後楽屋にて

オ:「なんでJCなんですか? L-500にはJCM800ダイレクトが一番フィットするのに…」
マ:「客はあんたを見に来るんじゃないんだよ 当たり障りなく弾いてくれればいいんだ」
マ:「あんたの曲は古臭いんだ 70年代じゃあるまいしウッドストックじゃないんだよココは」

当時オナコはそれなりに集客の見込めるバンドにおり、その日の対バン予定は当時まだミュージシャンだった「○ッチー」率いるショーバンドや後に大メジャーになる和製R&Bのノッポな方であった。
コチラと言えば3ヶ月前に某2世である昔のバンドメンバーから誘われての再結成、俺は当然サラリーマン生活だったが数回のギグで現場感覚が戻りかけていたトコロ。
ヴォーカルの認知度によりそれなりに注目されていたが、俺個人としてはしがないC級の元スタミに過ぎなかった。

対バンの面子から見てもオープニングアクトは納得だったし、このキャパを埋めるファンなどいないのも事実。

【商業的に成り立つ事が命題】

当たり障りなく演奏し、当たり障りないライブが終わった。
俺はトリのノッポな方のライブを見る事なく客席に呼んでいた5年前の教え子である久美(仮名)を会場の外へ連れ出しこう言った。

「東京で一番美味いラーメン食いに行かねーか?」

明治通りは混雑を極め環七に出る頃にはライブも終わる時間になっていた。



【閑話休題】



綾瀬警察前を右折しパンダだらけの街道を抜け、店に到着した。が思った程に混雑していない。

オ:「超ラッキーじゃん こんなのしんじられねーよ!!」
久:「オナちゃん変わってないなぁ 今はそんなに流行ってないんだよ」
オ:「え? だってお前ホープ軒じゃなくてわざわざこっち来たんだぞ」
久:「その店も一緒だよ 新横浜に博物館が出来たりして 一風堂とかが有名なんだよ」
オ:「すみれセプテンバーか? 旧いなお前」
久:「何それ?」
オ:「土屋…なんだっけ?」
久:「あたし 今日westに来てるカーディガンズに会いたかったなあ」
オ:「そんな季節じゃねーだろ? 寒いならABABで買ってやるよ」

キャッチャーを見ずに投球し合う二人だった。

表記をオーダーするも 久しぶりの訪問に興奮が隠せない俺。
職人が丼に8回程チャッチャと加えた。
(心の声)「あれ? 思った程じゃないな…」
久美の頼んだ「黒」(今は「青」)が出来上がり、俺の「白」は最後のチャッチャを待つのみとなっていた。
チャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャ。。。。。。。。。

これはどうした事だ? 止まらないぞ 

チャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャ。。。。。。。。。

30回を超えた頃から音が小刻みになりチャチャチャチャチャチャ。。。。 これは石井明美か!松原桃太郎か!

36回で終了となったが最初の8回と合わせると44回
モノには限度があるのではないだろうか。

丼を見て「引く」久美
至極当然の反応だと思う。
混ぜれば乳化するのかと思い試してみたが一向に変わり映えしない。

久美の「黒」(今は「青」)はうっすらとしたパウダースノーに覆われた表面から濃厚な味噌スープが垣間見れる。
しかし俺の丼と言ったら 何が載っているのかすら判断できないではないか
適当に箸を入れると何かに箸先が触れたのが理解できる。

多分、イヤ間違いなくチャーシューであろう、薄めのバラ巻きタイプである事は昔通りである。
脂により素スープなんて判断出来るはずもなく、クリーミーな背脂とモチグミな麺を一心不乱に食い続ける。

なんとか丼の店名が確認できる状態になった時、既に身体の奥底からフツフツと湧き出るモノを感じていた。



涼しい顔の久美

悶絶する俺

交通機関のない(当時)Y市に住む久美
俺は彼女を送り届けようとルノーサンクのシートに座りエンジンをかけると彼女がこう言った。

「オナちゃんどっかで休んだ方がイイヨ(はあと)」



【来た】



パンダの群れを抜け 環七を左折し しばらく走るとそこにあったのは!!!

「○黒エンペラー」(木亥火暴)

部屋につくよりも早くトイレに駆け込む俺がいたのはココだけの話にしておこう。

ごちそうさまなわけだが

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