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「かけ中華・並」@みんみんラーメンの写真凝りもせず・・・・

※※※プチ八王子系シリーズ〜その3※※※

 「猪突猛進」そういう性格です。関西時代には、「カレーラーメン10連発」とか「九州ラーメンシリーズ」、または「関西味噌シリーズ」など、一度気になったら気の済むまで続けてみたい性格なのです。最近パワー不足で、関東に移り住んでからは、「直系二郎シリーズ」、「大勝軒シリーズ」も短くですがやりましたが・・・。なので今回は、「プチ八王子系シリーズ」を敢行します。多分途中で力尽きます。その点はご容赦を。





・・・・などと考えながら、とある殺風景な秋川街道のラーメン屋に佇む私です。なぜそんな昔のことを唐突に思い出したのか。そうか・・・ラーメン好きの集まり!というこの店の中のオーラがそれと似た雰囲気があったのだろうな・・・・。そう!!まさに大衆系といった佇まいなこのお店。扉を開けると・・・そこには4つばかりのカウンター席がある他は、すべて座敷席でして、いかにも民家の一室といった空気感。家族連れやら、私のような遠征ラーメンラバーの集まりなどでごった返したような風景。相席当たり前な気軽さがあっていい。すぐそばには、赤ん坊がハイハイしていて、若夫婦が交互に見守りながらラーメン食っている。嗚呼大衆系といった感じが凄くいい!メニューを見ても麺類一本!餃子などはなくて、ライスはあってもチャーハンはない。まさにラーメン道楽しかない世界ですな。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/176213893



 特にメニューを見て目を引くのは「かけ中華」なる代物。並で370円。大、特大と3段階設定がどのメニューにもあります。ラーメン・並でも480円。ワンコインで食えるというのがやはりラーメンたる分をわきまえた感じがあって実にいい感じであります。どちらか迷ったのだけど、今回は「かけ中華」とさせて頂きました。決してケチになったわけでなく、そっちの方が面白いメニューと単に思えたから。なかなか歴史感ある建物と厨房なれど、仕切っておられるのは若い方。跡継ぎかな?伝統継承が難しい日本にあって、実に頼もしい風景ではありませんか。家族連れの後だったため、少しまったぞ15分間。お母さんが気持ちよい応対で運んでくれました。

(メニュー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/176213912





【スープ:定番の醤油クリスタル!動物系の豊かなコクの揺らめきにノックダウン!】


<じっとり感漂うクリスタル醤油スープ>


 だんだんと八王子で食い続けると、なんとなく「刻み玉ねぎ」以外のエッセンスが分かって来たような気がする(笑)。いわゆる「八王子系」ってやつのね・・・。もちろんそれぞれで微妙な違いがあるのだけど、最大公約数というやつをぼんやりとだが、感覚が付いて来たよう。特に源流に近いと言われている2店を比較すると、それは、鶏ガラ豚コクが全面に出ている清湯系醤油スープで、醤油ダレは塩気でなくて、丸みで食わせるタイプといったところかと・・・。そこにフレッシュ玉ねぎの清涼感ある甘みが加わり、サラサラ〜っと食わせるのだろう。今回の一杯で尚更そう思った次第。特に、トッピング排除な「かけそば」ならぬ「かけ中華」なので、スープと麺のオリジナリティに集中することができたかな。 


 配膳されたその「かけ中華」は、トッピング極力排除であっても、残念感が全くしない気がした。スープの醤油カラーが、非常に鮮やかでありまして、深いトパーズ色といった色気すら感じます。お店の大衆的な雰囲気とそういうところミスマッチでして、よりそう思える。しかし、透明系なのに薄さを感じさせず、色の深みに動物系のコク。そして表面の層に、透明なワックスのようなラード感がただよう。鶏の質の良い脂の輪っかがぷか〜と浮いている。眺めているだけで幸せな気分にもなります。

(麺顔)http://photozou.jp/photo/show/1985094/176213934




<鶏豚コク豊かで引っかかりがないカエシ感>


 その予想通りに、動物系のコクにひっかかりがない。スルスルスル〜っと喉越し入って来るし、胃にもたれないコクなのに豊かな風合い。やはりここでも「鶏ガラ>豚コク」の配合比率に感じてしまうがこれはあくまで個人的感想。そして塩気に注目してゆっくり啜ってみても、塩単体のエッジングは存在せず、醤油の風合いより、動物系のコクと結びついてエエ塩梅。塩気を求めているうちに、肉汁の旨味にぶちあたるという印象。まろやかさ、この上なし。

(スープアップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/176213979




<ネギチャーシューにピント合わせか?>


 パンチを求めているとか、コッテリ派な方には物足りないと受け取られるかもしれませんね。また、煮干しラバーもそう受け取られるかも。極ニボな一杯が席巻している中、この一杯は地味に映るかもしれません。もとより、「かけ中華」という地味な一品なのですがね(笑)。


 ただとてもスマートと思えるのは、こちらの看板メニューに合うようにベースを調整しているからかもしれないと考えてみた。どうも、ネギラーメン、ネギチャーシューメンの注文比率が高く、メニューを見てもおすすめのようす。その少し辛さプラスな一杯に丁度合うような・・・・ベーススープのチューニングだとすれば、このスマートさは理解できる気がするのです。







【麺:ナチュラルなクッサリ感が持ち味!そんなストレート細麺!】

 
<程よくクッサリとした茹で上げに和む>


 デフォルトの茹で上げを味わってみる。なるほど・・・ストレート細麺に少し捩れがあるタイプは共通みたいですが、柔らかい歯応えの中に、クッサリとした沈み込みがあるみたいですね。決してアルデンテ越え過ぎた感じはしない。ちょうど良いタイミングなので、前歯の当たりは、スパスパっとしながら、かすかにクシリ感を残す感じ。私は麺は何にでもハードなものを求めがちな性格でして、一時期は「剛麺」っぽいのが好きで、何にでもバリカタを求めておったけど、こういうナチュラルな風合いも和んで良いですな。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/176214000




<汁を吸い込みナチュラル、ちょいとモチっとする反発>


  そのナチュラルなコシというやつですが、個人的には、少し汁を吸い込んでいる状態でベストな茹で加減となる状態かな。麺の味わいもスープに与えながらも、汁と馴染んでしなやかさが完成するという感覚。微かなモチっとした感覚があって、奥歯ですり潰すと麺の風味も混じるといった感覚。言い方を変えれば、「歯応えしっかりした柔麺」と言った印象かと。

(麺顔を別角度で)http://photozou.jp/photo/show/1985094/176213956








 総じまして、歴史と地元愛に支えられた一品がここに!という感覚。バイクのツーリング中の空腹補給。家族で地元の美味しい一杯を食いに集まる。ドライブデートのちょっと何時もと変わったランチタイム。いろいろなシチュエーションでも楽しめるようで、中途半端な場所、時間帯でも客足が途切れることなく、次々と訪れる。まさに・・・八王子にはラーメンあり!という風景がここにある。なので詠います!



   メラメラと
   虎視たんたんと
   みんみんへ

   腹ぱんぱんで
   とぼとぼ帰る



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!

投稿 | コメント (3) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

おはようございます
八王子系 こちらも素朴で美味しそうなお店ですね
かけ中華370円~ネギバラチャーシューメンマ1100円までのバラエティも素晴らしい
機会を作って八王子系も行ってみたいですね

mocopapa | 2013年5月3日 07:18

いつもと写真の撮り方が違うのが気になりますが(笑)
八王子系は醤油っ気が強そうでいて、しょっぱくないんですよね。
やっぱり店によって結構味違うんでしょうか。

魔太郎 | 2013年5月3日 19:16

いいですね。

なかなか行けない八王子ですが
必ずやいつの日にか・・・