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「味噌ラーメン(870円)+コーン(100円)」@けやき 新千歳空港店の写真札幌味噌ラーメンの終焉か?かつては、これを食べに札幌に来たものだが残念。

5泊6日の札幌旅行は、この食事が最後になりました。

立ち食い寿司までは決めておりましたが、それは朝食。買物をして最後にとる昼食は未定のままでなかなか決められません。いっそのこと食べなくてもいいや、と半分以上は思ってました。

今更海鮮でもないし。さんざんおいしい寿司を食べてきましたので、空港の海鮮で実績を汚したくない。スープカレーがどうなのか最後まで迷いましたが、SAMURAIを超えるものが食べられるのかどうか。

で、結局札幌味噌ラーメンにしたんです。おいしくないことを承知で。

もう何年も経ちますが、かつてはラーメンヲタクだったワタクシ。それまでおいしいと感じていた札幌味噌ラーメンがおいしくなくなったことに気がついたんです。それは多分もっとおいしいはずなのに、という期待とのギャップがどんどん大きくなってきたんだと自己分析してましたが。

東京のラーメンが、次々現れる努力する麺職人の力でどんどんおいしくなっています。この分野はもうこれが究極か?なんて思っていると、あっさりとそれを抜く旨いラーメンが登場する。そういう世の中にあって、札幌味噌ラーメンは十年一日。濃厚動物出汁に味噌を合わせてラードの層で食べさせる、という図式が何も変わってない、ように思えます。

図式は同じでいいのですが、工夫、努力、一歩でも1mmでもおいしいラーメンを追求するという麺職人の名前が耳に入って来ません。そして、ある店で味噌ラーメンを食べた時、もうこれ以上食べるのはやめようと思ったのですね。裏切られるのはもういいだろう、って。

ときどき物産展で札幌味噌ラーメンを食べますが変化なし。

こういうことなんです。空港のラーメン道場を歩きながら、う~~~んとハードルを下げて、もう最初から何も期待せずにラーメンでも食べようか、とは思いました。本当はエールを送りたいのですが、そういうラーメンに出会える確率は低いんだろうな、とか思いつつ。

入るのなら、一幻じゃないな。一幻は東京で食べる、のではなく、本店で食べるか、土産品をジブンで茹でるか。入るなら、けやき、です。かつての大御所。空港店ですから、ここで食べてけやきは落ちたなあ、なんてケチなことは言うつもりありません。本店に比べれば、どの店も空港店がおいしくないのは1000年経っても同じでしょう。

空港に着いてすぐにラーメン道場に来たときは、まだ10人程度しか入っていなかったけやきですが。来てみると9分の入りですね。時刻は11時半。喜ばしいことです。案内されてさっそくメニューチェック。

うわわ。

五感に訴えるこだわりの逸杯。
コーンバターラーメン 1100円
味噌ラーメン 870円

こんな値段ですか。もし東京なら味噌ラーメン870円ってどんな立ち位置になるのかなあ。一度も行ったことがありませんが、ど・みそが750円。くるりも750円。

味噌ラーメンのビジュアルがあまり冴えないのは分かってますから、コーンでもトッピングするか。

オーダーして待つこと2分で配膳。同じタイミングでオーダーした相席の客には相当長い時間待たせてましたから、見込みで作ったものが回ってきたようです。スープの中の麵を引っ張り出す時に、もうくっついて団子になってましたからタイミング悪く作り置きに当たったようです。

ビジュアルは思った通り寂しい限り。870円でこの見栄えでは東京では先が見えますね。せっかく、食べたくもありませんがビジュアルのためにオーダーしたコーンも生かし切れず。そもそもがビジュアルを考慮したラーメンの設計になってませんね。

わずかの炒め野菜、めんま、白髭葱。

スープ。最近ではもっともオイリー感が強いラーメンでした。厳寒時の札幌では生きるかもしれませんが、ここではもう少し控えた方が好みですね。かなりストロングな動物系でラード多目を受け止めている感じ。塩分高めですね。

麺は多加水のガチな札幌麺。だまになっていなければもう少し評価が上がったのに残念です。元ラヲタに当たったのはお店も不幸でしたね。この値段ですから、野菜がこれの5倍くらいあったら、このラーメンの評価もぐ~~んと上がったでしょうね。なぜなら、野菜炒めがオイリーなラード感覚を和らげ塩分高めを緩和するんです。

ない、と言ってもいいほどのわずかな野菜炒めの量で、最後の砦を失った味噌ラーメン。欠点ばかりが目についてしまい、せっかく下げたハードルにも届きませんでした。

ま、想定内なんで。

楽しかった札幌、次はいつ戻ってこようかな。

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