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遠いと思って敬遠していたこのお店ですが、環状線を使えば案外近いことを
知っての初訪。
駅から若干歩きますけど、この店には来て良かったと思わせるものがありました。

まずは僕が暖簾をくぐってから注文に至るまでの店主の応対に感心。
相手に好感を持たれ、なおかつ他人のこころにいきなり踏み込む程には接近しない
という絶妙の距離感を保たれておりました。
次に注文してからラーメンが供されるまでの大将の動きの早さと速さに驚愕。
麺の湯上げと湯切りが見事とは事前に伺っておりましたが、実際はその前後から
の超絶モノの手際の良さと一つ一つの動作の速さが見ものだったのですね。
おみそれしました。

さて、醤油そばです。

黒小麦を使った中程度の加水率の麺は、歯ざわりと香りが少し蕎麦に似た程度。
大して違和感無く、その特有の風味を味わえました。

鶏ガラ、豚骨、魚介をベースとするスープは、昨今のWスープのよう動物系も魚介系も
押し寄せてくるようなタイプではなく、炒り子主体の魚介系がほんのりと利いている程度。
むしろ3種類の醤油をブレンドするという醤油ダレのまろやかでどこか昔懐かしい味わいが
強調されています。
とにかく僕には「美味い」という以上に「懐かしい」味でした。

オーブンで焼かれて作られるというチャーシューはロースであり、噛めば噛むほど
肉の旨みが口中に染み出してきます。
煮玉子は半熟具合が見事であり、黄身の美味さも特筆ものです。

ただしデフォルトでトッピングされている小松菜。
これは好き嫌いによるものでしょうが、僕にはあの飲み込んだ後もしばし残る
クセの強さが気になりました。
スープの旨みを阻害している感がしないでもなかったです。

もし小松菜が用いられていなければ、もう少し高く採点できたはず。
しかしながら店主の人柄や凄まじく早い(速い)仕事振り、そしてただの「懐かしラーメン」
以上の水準を誇るラーメンなど、存分に楽しませて頂きました。
未訪の方々には、少なくとも一度は訪れてみることをお勧めいたします。
つけそばも気になりますので、僕はまたいずれ再訪することとなるでしょう。

投稿 | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

 お世話になります。「昼飯専門」です。
レビュー有難うございます。楽しく拝見させて頂きました。
やはり、こういった点数付けでしたか・・。

>むしろ3種類の醤油をブレンドするという醤油ダレのまろやかでどこか昔懐かしい味わいが
強調されています。
〜醤油、そんなにブレンドしていたとは知りませんでした。
 確かに刺激の無いまろやかさはそこから生まれているのでしょうね。納得です。

>もし小松菜が用いられていなければ、もう少し高く採点できたはず。
〜私は歯応えの部分で新鮮と感じましたが、確かに青臭いですよね。
 「スープの旨味を阻害」と云う部分は、確かに「その通り」と言えると思います。
 トッピングの中で唯一、賛否両論を生みますよね。あれは・・。

 近々、再訪させて頂いた際は、店主さんの仕事も見てみますね。
他の方の意見として参考になりました。レヴューの書き込み、どうも有難うございました。

昼飯専門 | 2008年6月19日 11:20