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「つけ麺(塩)」@らー麺創房 ぱこの写真以前から一応抑えておきたかったこの店。近くに行く機会があったので、昼営業開始30分後である12時に来店。
「極上塩らー麺」も以前から気になっておりましたが、半年ほど前に麺を変えて以来味が落ちたとの声をチラホラと聞いていたので、「つけ麺(塩)」を注文。
店主は「つけ麺はお時間を8分程頂きますが、よろしいですか?」とこちらに尋ねてこられましたが、それはおそらく「遅い!」とクレームをつけるお客さんがおられるためでしょう。つけ麺がラーメン以上に茹でる時間を要することに無知な人は、つけ麺がまだまだ定着していない京都において、それを知る人よりもずっと多いでしょうからね。

BGMでは藤圭子の暗い歌が延々と流れています。
「♪私の人生 暗かった…」
…変わったセレクションですね。

つけ汁。
様々な食材が出汁に使用された旨み系の無or微化調スープ(つけ汁)に特有の「声」が聞こえます。
食しただけで食材を言い当てられないとしても、それらの存在を舌で感じるということです。
3種の塩をブレンドしたという塩ダレもまた「静か」で、食材たちの「声」を
聞き取りやすくしているのでしょう。
少し多めですがくどさを感じさせない油も良い。
好印象です。

しかし敢えていうまでなく、つけ汁というものはラーメンのスープ以上に麺に依存しているもの。
ですから、あるラーメンを「麺はイマイチだけどスープは美味い」との理由で好きな人に比べて、
あるつけ麺を「麺はイマイチだけどつけ汁は美味い」との理由で好きな人はずっと少ないのではないでしょうか。
生かすも殺すも麺次第ということです。

さて。このつけ麺の麺は、黄色みの強い中細の平打ち麺です。
麺の製法や原材料については詳しく知りませんが、少なくとも我が麺食経験(短い)においては
これだけ黄色い麺で個人的嗜好に即したものに出会ったことがないのは確かです。
カンスイによりやや黄色がかっているというのではなく卵が多すぎるせいなのでしょうか、
小麦の風味を味わえない上に何だかぼやけた味わいのように感じるのです。
また異なる理由によるものかもしれませんが、とにかく嫌な予感がし、残念ながら
それが的中してしまいました…。
やはりぼやけ気味の野暮ったいテイストであり、つけ汁の旨みを活かしきれていません。
というか、逃してしまっているようにさえ感じられます。
その野暮ったさ故にツルツルともザラザラとも言い難い「麺触り」の中途半端さも気になります。

チャーシューは同じ右京区の桃花春のそれに似ていて、赤身部位を噛めば噛むほど
旨みが染み出してきます。


う〜ん…、とにかく惜しい一杯でした。
身体に優しいだけでなく味わい深さもあるラーメンやつけ麺を標榜しているのであろう店主が
どうしてあのぼやけた麺を選び、使用し続けているのかが僕には理解できません。
ラーメンの麺もまた、口コミやWEB上では評判の悪さが伺えます。
何度もこの店に訪問しているK君によると、常連さん達も店主に「麺が変わったんですね…」とは言えども、
それを美味いと評しているのを見たことがないとか。
つけ汁やチャーシューが良いだけに、残念でなりません。
逆にいえば、麺さえ美味くなれば(つけ汁に見合う麺を選べば)美味いつけ麺に変貌するに違いありません。
それだけに余計にテンションが落ちた状態で、店を後にしました。
「♪私の気分も 暗かった…」
お後がよろしいようで。

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