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2022年2月23日の大崎裕史の今日の一杯

東京都港区新橋

海老ぽたらぁめん

2021年6月12日オープン。大きな通り沿いに広い間口、奥行きもあるので家賃高そう。カフェ風の外観。
「とりくらぶ」、「TOMIRAI」、「極や」(麹町・神保町)、「ななつぼし」等を展開する会社の新ブランド。どのお店もなかなかおいしいものを提供する会社だけに期待も大きくなるが、これだけ行くのが遅れたのは予想も付きやすいコンセプトだったから。営業時間も通し営業で11時から翌朝6時の無休って、スープはどうするんだろう?と思ってしまう。

しかし、店頭でメニューを眺めていたら、どれも食べたくなるラインナップ。そのあたりがうまい。主なメニューは海老ぽたらぁめん780円、海老ぼたつけ麺880円、トムヤム海老まぜそば880円、海老クリームまぜそば880円、他。トムヤム好きなのでまぜそばに傾きかけたがセオリー通りに基本メニューを選択。そうそう、海老ポタスープで780円というのも妙に安く感じて、あっさり系なのかな、と思ったことも要因。これが980円だったら「相当濃厚なのかな?」と思っていたと思う。人間って、難しい(笑)。というより、私が偏屈物なのか?
そして特製が+150円なのも意外というか、うまい値段設定。私も千円札を入れたのでギリギリまで特製と迷った。確か味玉と」チャーシューが少し増えるだけだったかな。ワンタンとかも増えてれば+300円でも頼んだかも。人間って面白い。

新橋駅前から続く主要道路なので人通りも多く、並びはできなかったが11時台だったのに出入りも多かった。回転もいい証拠だろう。実際、出てくるのも早かった。

卓上の蘊蓄がなかなか面白く、「店内で一から仕込んでおります」だそうで、この長い営業時間で大変そう。
『ポタージュはフランス語でスープの総称で、日本ではとろみのあるスープ全般をポタージュといいます』と書いてあるのでとろりとした濃厚スープを期待したが意外とあっさり(当人比)な海老白湯だった。この値段だとこれくらいかな?と思ったし、逆に飲みやすくていいんじゃないかとも思った。それとコンセプトはいいのに魅せ方が惜しい。映えないのがもったいない。

トッピングは豚チャーシュー、揚げワンタン、海老味噌、きざみ玉ねぎ、糸唐辛子。麺は平打ち中太縮れ。
後半に卓上のバジルオイルを使おうと思っていたのだが忘れて食べ終えてしまった。

いろんなところがよくできていると思った。

お店データ

SHRIMP NOODLE 海老ポタ

SHRIMP NOODLE 海老ポタ

東京都港区新橋2-15-12 KLセントラルビル 1F(新橋)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。