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2022年2月22日の大崎裕史の今日の一杯

東京都千代田区日比谷

味噌ラーメン

1974年創業の老舗。中国料理店を除いてラーメンで千円を超えたのは永福町大勝軒とこっちと、どっちが早いかなぁ〜。レビューを遡ると2006年にはすでにどちらも千円超えしていた。

本店は札幌にあり、創業1953年。以前はすすきのだったが昨年4月移転して北24条へ。相変わらず、夜営業のみのようだ。もちろん札幌の「芳蘭」も食べているがまったく別物。値段も違うし(移転前まで750円、移転後に800円)、スープの色も違う。店頭に「札幌芳蘭姉妹店」と書いてあるが、会計時に聞いてみても「もう札幌とはまったく関係ない」というような答えが返ってきた。

歴史があるだけに私もここに来たのは一度や二度じゃ無い。最初に来たのは30年前くらいだろうか?その頃とほぼ雰囲気は変わっていない。有名人の色紙が多数。味噌ラーメンは1200円だがランチタイムは100円引き。

どでかい丼で登場。この大きさの丼は永福町大勝軒と巣鴨の「○恵中華そば」くらいか。

麺は札幌風ではあるが西山だろうか?ちょっと違った印象も。(本店は西山製麺)

トッピングはチャーシューとたっぷりメンマ。そしてデカいキクラゲ、葱、うずらの玉子。
麺を食べ終え、キクラゲとメンマを片付けている時に煙草の香りが。そういや私の卓にも灰皿がある。そうか、ここは喫煙可なのか。昭和なんだ。固形物はほとんど残さないが今回はもう少しのところで退散。私も30年前までは煙草を吸っていたが今はかなり苦手になっている。

それにしても来るたびに思うことだが、この値段でそこそこお客さんが入っているが「地下1階はラーメン店にとって不利」と言われている常識を覆して、半世紀近く続いている理由は何だろうか?

お店データ

古典札幌柳麺 芳蘭

古典札幌柳麺 芳蘭

東京都千代田区有楽町1-2-9(日比谷)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。