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2018年6月29日の大崎裕史の今日の一杯

東京都調布市仙川

煮干しそば

「第18回TRYラーメン大賞」醤油部門2位、にぼし部門1位の名店なのに「今日の一杯」を書いてなかったなんて。
最寄り駅は京王線の「仙川」だが、駅から15分くらいかかる。特に暑い日はつらい。そういや店の前にバス亭があったな、と仙川駅前でバス亭を探すが見つからない。時間も無いのでタクシーを使ってしまった。帰りにバスを使ったら、結構駅から離れたところ(バス亭一個分くらい歩く)に止まるのね。これはわからないはずだ。詳しい人に「いい方法は無いか?」と聞いたら、そのバスが成城学園前駅から出ているのでそこから乗れば多少時間はかかるが歩く距離は少なくなる、という情報を獲得。暑い日はその路線にしよう。
駅から遠いのに平日でも行列ができる人気店。そりゃ、2部門で1位と2位の人気なら当然だろう。しかし、私が行った日は二人待ち。食べ終えたときは4人居たのでラッキーだったようだ。そもそも回転がよくて席に着いたらすぐに出てきた。以前はそんなに回転が良くなかったように記憶しているので大きな改善だ。こんなに早いなら、「遠いし並ぶから」と避ける理由は無くなる。バスも効率よく使えばいい。
前置きが長くなったがここに来ると二杯食べることが多い。今回も「中華そば」780円と「煮干しそば」780円を注文。
まずは中華そば。低温調理のレアチャーシューであることを除くと昔懐かしい丼とビジュアル。チャーシューも「チャーシューメン?」と思えるくらいに量が多い。スープは鴨ガラをベースに蛤を使ったり、今風。それぞれが飛び出ているわけでは無く、むしろ醤油のうまさが出ているタイプ。麺は歯切れが良い全粒粉入りの細麺。人気になるはずだ。
次に「煮干しそば」(写真)。軽い色合いだが思った以上に煮干しがガツンと効いている。苦味も旨味も一杯の丼に注ぎ込んで「煮干し」を強調させている。スープはまったくの別取りで煮干し以外に鶏ガラと昆布。麺は同様の全粒粉入り細麺。薄口醤油と白醤油を使っているための淡い色合いがまたいい。一杯しか食べないとするなら、どちらを選ぶのか、ちょっと決められない。なので次回も2杯食べそうだ。(笑)

お店データ

中華そば しば田

中華そば しば田

東京都調布市若葉町2-25-20(仙川)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。