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2022年8月17日の大崎裕史の今日の一杯

東京都品川区戸越銀座

松ラーメン(醤油:写真)+つけそば(塩)

2000年に恵比寿で創業。その頃からのお気に入りで年1-2回だが通っている。
2004年3月、戸越銀座に移転オープン。
2017年5月、メニューリニューアル。無化調ではなくなった。
2022年6月22日、メニューリニューアル。醤油は無化調、塩は化調入り、つけそばは麺2種類合い盛りに。

メニューリニューアルしてからは初。11時間店で11時半頃に着くと満席。夏休みだから?私が中待ち一人目。少しだけ待ってる間に何組か満席と知って帰って行った。スゴい人気だなぁ〜。

主なメニューは、「ラーメン」が3種類のチャーシューから選ぶ仕組み。
松チャーシュー3種(醤油or塩)1000円
竹チャーシュー2種(醤油or塩)900円
梅チャーシュー1種(醤油or塩)800円
素(スッピン・醤油or塩))650円

つけそば(2種類の麺の合盛り・醤油or塩)1000円(並盛200g・大盛300g同額)
まぜそば(醤油or塩)1000円(並盛200g・大盛300g同額)
他に限定メニューがあり、トッピング、サイドメニュー、おつまみメニューが豊富。

今回はラーメン松(醤油)とつけそば(塩)を注文。
スープは国産の鶏と豚をじっくり炊き上げ、上質な和だし(四種の煮干し、さば節、昆布)をたっぷり加えて仕上げたもの。「えにし」らしい安定と安心感のあるバランス型スープ。懐かしさと新鮮さを併せ持っている。
麺は、ゆめちから100%に石臼挽きライ麦を加え、蕎麦風の細麺。つけそばのもうひとつの平打ち麺は、北海道地粉のブレンド。
醤油味のタレは、奈良県片上醤油。塩は内モンゴル天外天塩。

3種類のチャーシューはバラ1枚(煮豚をグリル)・モモ2枚(吊るし焼き)・肩ロース2枚(低温調理)。どれもおいしいが個人的な好みで言えば、バラ>もも>肩ロース。なのでつけそばのチャーシュー(1種選択)はバラにした。

つけそばは具が別盛りで塩を頼んだので、「ゆこう果汁」が付いてくる。最初「ゆず」なのかと思ったら「ゆこう」。『柚香(ゆこう)は香酸柑橘類の一種で、ユズとダイダイの自然交配種と推定されています。徳島県の山間部のみで栽培されており、生産量も少なく、八百屋やスーパーに並ぶこともほとんどないため、「幻の果実」と表現されることもあります。』生産量は柚子の100分の一だとか。こういう「えにし」のこだわり、好きだなぁ〜。スプレー式になっていて、手を汚さないし、麺に万遍なくかけやすい。なんなら、これだけでも食べられる。麺にかけて、つけ汁に浸けて食べると味も少しずつ変化していくので楽しく食べられる。最後にスープ割りをしてフィニッシュ。

どちらも完食完飲、満足の2杯。どちらも「えにし」らしいというか、角田さんらしいというか。
こうなるとまぜそばがどんななのか、食べてみたくなる。また近々来よう。

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。