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2016年1月31日の大崎裕史の今日の一杯

東京都品川区戸越銀座

【限定】みそらーめん

毎年冬になると発売する味噌ラーメン。(夏は冷やしラーメン)
今回も発売しておりました。3月末頃まで発売するとか。
「みそらーめん」880円。
毎年変わっているのですが、メニュー名は「みそらーめん」と変わりありません(笑)。
「他店ではやってないモノを」とか「マスコミに取り上げられるようなものを」「サプライズのあるもの」という肩肘張った感じが無く、ほのぼのと田舎に帰ってきた感じの味噌ラーメン。店主が宮城出身で私が会津出身だからそう感じるのかもしれません。手作り味噌ダレに、トマトや干しエノキが特徴。チャーシューは3種類。前記したように「うわっ、これはすごい!」というものではないのですが、他とは違うタイプの味噌ラーメン。トマトの旨味と味噌がうまく融合したり、エノキと麺が絶妙に絡まって面白い食感になったり、それはそれは「えにしのみそ」という個性を発揮しております。数量限定ではないので、営業時間中ならば食べることができるのも嬉しい。ギリギリでシャッターしたつもりが老夫婦に先を越されており、そのおじいさんの方が味噌を食べていました。「食べたこと無い感じだけど、おいしいね」と言ってました。私よりも一回り以上歳上の夫婦が開店間際の店で一緒にラーメンを啜っているのが似合う「えにし」。そしておいしそうに食べる二人。味噌ラーメンも満足でしたが、なんだか、それ以上の幸せを分けてもらった感じでした。

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。