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2020年6月25日の大崎裕史の今日の一杯

東京都目黒区学芸大学

特製ゆず香る白醤油らーめん

2020年6月20日オープンの新店「蟹ラーメン 北よし 学芸大学店」。近いし、急がなくてもいいや。と思っていて、他に行けなくなった時に行こうと思っていた。それがまさに今日で13時半まで会社を出られず、慌てて近場のこの新店に行った次第。でもそんな確率1/7の定休日に引き込まれたりするわけです。(これはいつもの不運による振られ病ではなく、単なるボケですのであしからず)

その足で元々2軒目の予定であった「びぎ屋」(学芸大学)へ。
2009年7月7日オープンで11年。近いし、そりゃぁ、何度も行ってるがなんと!「今日の一杯」初登場でビックリ。そんなハズはない!と3回検索してしまったほど。こんなこともあるんだなぁ〜と驚き。
せたが屋グループ各店で店長を任されていた方が独立。暖簾にはしっかり「せたが屋 寄贈」の文字。信頼されていた証です。頼んだのは「特製ゆず香る白醤油らーめん」。券売機にはなくて、特製醤油らーめん1050円を購入し、券を渡すときに+100円で「白醤油」または「柚子!」と言えばできます。
静岡駿河湾直送しらすを使った「しらすご飯」も有名だが、前にも食べたので今回は我慢。
隣の席との間に透明な衝立を立て、コロナ対策。
またテイクアウトラーメンはしばらく続けるそうです。
特製はチャーシューが3種類になり、味玉も入る。チャーシューはじっくり煮込んだ豚バラ(煮豚)と秘伝のタレに一昼夜漬け込みオーブンで焼き上げた肩ロース(焼き豚)と鶏チャーシュー。これらのチャーシューがおいしくて「特製にして良かった〜」と大満足。メンマも2種類(穂先と細切)。
そういや、ここ2-3年、店主が店に出ていないことが多かったが今日はメインで作っていた。そのせいかどうか、というかいつもおいしいけど今日はさらにメッチャおいしかった。
ここで使っている柚子ジュースは高知県馬路村の天然100%ジュース。このジュースに初めて出会ったのは「新横浜ラーメン博物館」にあった「居酒屋雄蔵」(今は閉店)で飲んだ柚子サワー。まぁ、おいしくてガブガブ飲めた。それが90年代後半。この馬路村の柚子果汁は30年くらいの歴史なのでラ博の導入は早かった。その後、「ZUNDーBAR」や「AFURI」でも使い始め、浸透し、そこから普及していった。実においしい。もちろんこれだけでおいしくはならないのでベースがしっかりしているところにコレを加えることで酸味が利いてさっぱりとおいしくいただける。今日も実においしかった。白醤油は七福醸造の有機白醤油を使用。
今や、ミシュランビブグルマン6年連続で、しかも静岡県内に3店舗の支店を出しており、大活躍。また海外では「せたが屋」時代にニューヨーク店店長も務め、独立後「Mr. Taka Ramen」も出店している。素晴らしい!

お店データ

麺処 びぎ屋

麺処 びぎ屋

東京都目黒区鷹番2-4-9(学芸大学)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。