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2018年10月21日の大崎裕史の今日の一杯

東京都千代田区浅草橋

6月下旬にメニューを全面変更し、前回は焼売、塩そば、醤油そばを食べたので、今回は焼売(毎回必須)と残りのメニューから、地鶏あぶらそば、塩つけそばを選択。
焼売はほんとウマい。やっぱり4個(食券2枚)にすれば良かった。
地鶏あぶらそばは、いわゆる油そば系統なのかと思ったら少しスープが入っており、まぜて食べる新しいタイプ。あえそばに近いか。丹波黒どりと甲州地どりの上質な脂が効果的。ブラックペッパーの風味が舞い上がってくる。「くろき」を食べるといつも思うことだがラーメンではなく「麺料理」を食べている気持ちになる。

塩つけそばは福岡県八女市の製粉所が挽く全粒粉をメインに小麦の香り、甘み、旨味を兼ね添えた麺。この麺だけでどんどん食べてしまえるほどうまい。それを清湯さらさら塩味スープに浸けて食べるのだが、麺に味が乗る、というより、麺がスープを軽く纏ってくる感じ。それだけでも麺がおいしいのでズズッといける。旨味や甘さが十分なローストトマト、細切り九条ネギもかなりいい脇役。朝さばいた「丹波黒どり」のチャーシューもフレッシュさとジューシーさを体感できる。スープ割りをしておいしく完飲。残すは富士幻豚和えそばと浅蜊あえそば。これらも早く食べたい。

お店データ

饗 くろ㐂

東京都千代田区神田和泉町2-15(浅草橋)

「塩そば」は鶏と魚介系の食材をあわせたスープで、麺は細麺か平打中太麺かのいずれか選択可能。「味噌らーめん」は豚骨ベーススープで麺は全粒粉入りの太麺。

大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2015年12月末現在約23,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。