大阪の「渡辺橋」駅は京阪中之島線の沿線では大阪の中心近くに位置しており、100m以上の高層ビルが立ち並んでおり、北側にも南側にも川が流れていて何ともオシャレな「リバーサイドのオフィス街」だ。
この近くには新福島などラーメン新激戦区も近い。
その一角に2014年2月にオープンしたのが「世界一暇なラーメン屋」だ。
同じ大阪にある「人類みな麺類」「くそオヤジ最後のひとふり」が系列である(ラーメンではないが系列に「人類みな飯類」もある)なのだが、「世界一暇な」という店名からすると、店の赤いカウンターの奥で競馬新聞を読みながら、ひとり煙草をふかしている店主でも想像しそうなものだが…全く違う。
「ウチんとこは、忙しくなってほしないから、世界一暇な、って名づけてん」と言われることをワクワクして行ったにもかかわらず、全く違った。
ビルの2階にあるその店は、まるでダイニングバーのような内装で、パリッとした制服に身を包んだイケメン・美女スタッフがキビキビと働いている。
そもそも店が入っているビル自体が近代的なビルで、高級ホテルかと思うほどだ。
出しているメニューもまた一風変わっており、メニュー名を見ただけではどんなラーメンかわらかない。
ちなみに写真は「WICHE’S RED」だが、メニューの説明文をそのまま書き記してみると…「ケータイ・パソコン・テレビ…様々な情報で溢れている。そんな世の中からあなたを一瞬の宴会へと導くであろう。甘い幸せのひとときをどうぞ」…とある。
…おわかりいただけだろうか?
正直、どんなラーメンか想像が出来ない。
だが、デフォルトがこのラーメンなようなので、オーダーしてみると、これはまた濃厚な貝出汁と丸みを帯びた醤油のあわさったスープのラーメン。
貝の持つ「うま味」と「甘味」を最大限に引き出したような味わいは、決して「暇だから作りました」ではない。むしろ手間暇かけている味わいだ。
ランチタイムともなるといつも行列は必至のようで、実際に行った時も30分ほど待った。
「世界一暇なラーメン屋」は決して暇ではない。覚悟して訪問をされることをおススメする。















