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2020年2月6日の大崎裕史の今日の一杯

東京都千代田区秋葉原

【期間限定】【金乃武蔵シリーズ】イラブー琉球ら〜麺

「革新的で上質」をコンセプトにした「金乃武蔵」シリーズ。
今回は秋葉原にある「麺屋武蔵武仁」で2月7日〜9日まで1日10食限定で「イラブー琉球ら〜麺」2200円。
ロッテから大リーグに行き、豪速球投手として名を馳せた、、、、それは伊良部投手。こちらは「海蛇」のイラブー。
イラブー汁は琉球王国の宮廷料理の流れを汲む、沖縄の伝統料理。そのイラブー汁をラーメンにアレンジしたのが今回のメニュー。本来のイラブー汁は茶濁だが贅を極めた透き通った「イラブー上湯スープ」に仕上げてある。普通の醤油ラーメンスープとはちょっと違った味わいでその「姿」をイメージすると食欲を無くす人も居るかもしれないが鳥なども使い、クセのないおいしいスープになっている。
麺は沖縄そば用小麦粉を使用した極太のもちもち麺。麺を茹でる際には普通のお湯ではなく、宮古島産鰹節で取った一番出汁で茹で上げたもの。なので麺に鰹節の風味が染み込んでいる。
香味油は背脂から自家製ラードを作り、島唐辛子を加え、アクセントに。具は目立つのがラフテー(沖縄産皮付きバラ肉)。これがデカくて柔らかくおいしい。次にクーブイリチー。イリチーとは細かく切った素材にだし汁を加えて炒り付けた沖縄料理。代表的なイリチーである昆布(クーブ)と塩豚等を炒め煮したもの。揚げ蒲鉾は沖縄の魚で作っている。チキナーは島菜と島生姜のお浸し。薬味として島らっきょ、島人参を細切りにし、白髪葱と和えたものものせている。沖縄にこだわり、沖縄の食材をフル活用。それでいて沖縄そばではなく「麺屋武蔵」らしいら〜麺になっている。イラブーのスープなんて、今では沖縄でもなかなかお目にかかれない。そんな貴重なレア食材をこのタイミングでどうぞ!

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。