「らーめん かねかつ」は2013年7月3日、川口でオープン。駅からも遠く、わずか4席の小さなお店だった。しかし、そのこだわりと味の良さで徐々に人気になっていった。そして2022年7月7日、北浦和に移転オープン。広く、ゆとりのある心地良いお店になり、接客担当に奥様が立ち、もうその頃には「銘店」の名を欲しいままにしていた。あちこちの評価でも目立つようになってきた。
RDBでは95.91とかなりの高評価。グルメサイトのラーメン部門では埼玉県5位。今年1月に放送されたTBS系テレビ「「今一番美味いラーメン決定戦!神の舌が選ぶ全国TOP30!最強ラーメン番付SHOW」では全国5位。お店にもその時の盾が飾ってあった。
そして何より、スゴいのが「TRY ラーメン大賞」(講談社)において、つけ麺清湯名店部門で3連覇・同じく汁なし名店部門では2連覇。TRY大賞総合では第5位である。
何がそんなにスゴいのか?お店のウリは自家製の手打ち麺とお肉類。なんせ、自分のラーメン店を出す前提で製麺所へ転職したのである。麺の作り方や小麦の勉強をしたので、麺のデキは実に素晴らしい。前記したようにつけ麺と汁なしで1位の評価を受けているということは、麺の評価が大きい。自分で麺を打っている店主としては嬉しい称号だろう。そして製麺所の後、いい意味で“変態”と誉められている人気ラーメン店「大至」(御茶ノ水)で修業。ここで変態的なこだわりを身に付けて独立、という経緯。
平日の12時50分着。もちろん満席、店内待ち7名。二杯頼んで食べ終わるまでに1時間。これくらいなら、また来れる。
というわけで前置きが長くなったが、まずは「つけめん+得肉三昧」。自家製の手揉み麺は艶があり、食感や歯応え、喉越しがなかなかエロく、旨さと相まって興奮してくるほど。お肉は、ほろほろ鳥むね肉・ほろほろ鳥もも肉・イベリコ豚肩ロースの三種。こちらも歯応え、肉の旨味がスゴい。つけ汁は清湯醤油。ほろほろ鳥のガラや手羽から取った出汁に節や昆布、店主の出身地である福島県産の2年熟成醤油を使用。熱々のスープ割りを加えて、完飲。実においしい。
そして、あぶらそば。麺がウマイのはわかっているので、間違いない旨さであることは承知の上。よくタレと混ぜ合わせて食べる。う〜ん、予想通りというか、予想以上というか、2杯目でも文句なくおいしい。得肉三昧にはなかったささみの燻製もいい。卵黄を付けてくれるだけでも十分だと思うが、それをあえて手間をかけ、「卵黄ソース」に仕立てている。トリュフの香りも心地良い。
いや〜素晴らしいなぁ〜。全部で三千円だったが、贅沢だが満足度も高いランチ。来た甲斐があった。
次は月替わりの限定メニューかな。


















