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2024年2月21日の大崎裕史の今日の一杯

東京都港区赤坂

わんたん麺(塩)(1100円)+レモンサワー+餃子+焼売

2024年2月16日オープン。
札幌を中心に都内にも複数店舗展開する「175°DENO担担麺」の新業態店。コンセプトは「中国香港x昭和の町中華」。営業時間は今のところ17:00〜翌4:30(L.O.)。4月か5月頃には昼営業も始めたいとのこと。
店の場所は赤坂駅1番出口徒歩2分、赤坂見附駅10番出口徒歩6分、溜池山王駅7番出口徒歩7分。家賃の高そうな一ツ木通り沿いで席数が30席ほどあり、やや大箱。かなり“勝負”に出た感のある店舗。
土曜の20時頃に行ってみると、ほぼ満席。さらには仕込みが追い付かないらしく、「随分お待たせしちゃいますけど、よろしいですか〜?」という案内。夜のみ営業なのでこの日を逃すと私はしばらく予定が詰まっていて来られない。なので「大丈夫です、待ちます。」と言って入れてもらった。カウンターの端っこが空いていたのでそこへ座った。開店二日目だからなのか、土曜だからなのか、とにかく人が来る。私が入店してしばらくして「仕込みが追い付かないので21時半から再開します。」というお断りに変わった。その間も随分な数の来店を断っていた。雰囲気の良い作りにもなっているが場所がいい。よくこの場所を取れたと思う。

券売機では無く、着席後、スタッフが持ってくるQRコードをスマホで読み込んでスマホから注文。
時間がかかりそうなのでまずはレモンサワーを注文。こちらはすぐに届いた。メニューを眺めると確かに単品はかなり売り切れ状態。そんな中から餃子と焼売を注文。餃子は15分ほど、焼売は40分ほどかかったが、まぁ最初から時間がかかると言われての入店なので問題なかった。餃子はそこそこ早かったし。餃子も焼売もおいしい。麺類も時間がかかりそうだったので餃子を食べ終わった頃にスマホで注文。こちらは注文してから約30分ほど。こんなにすぐに人気なるとは思わなかったのか、かなり大変そう。

麺メニューは、わんたん麺塩・醤油1000円、拉麺800円、鶏清湯わんたん麺1000円、成都担担麺1000円、など。私が頼んだのはレモンサワー480円、餃子3個390円、焼売2個390円。いずれも税別あと会計。合計2260円→2486円。

厨房には「175°DENO担担麺」創業者の出野さんの姿も。今は日本ラーメン協会理事(ボランティア)もしており、業界貢献も進行中。しばらくはこちらに専念するために東京に居るそう。店内の案内によると出野さんは四川、上海、香港でワンタンを学び、店主の佐藤さんがスープとカエシを担当とのこと。卓上調味料は、鎮江香酢、醤油、酢、拉麺胡椒、生おろし生姜、玉ねぎ甘酢、食べる辣油。

わんたん麵(塩)が登場。手で包みたてのわんたんが10個、メンマ、ほうれん草、なると。とにかくちゅるちゅる雲呑が大量(笑)。麺量よりも多いかも。スープはさらさらの清湯塩味。毎日店内炊き、『こだわりの水に鶏と豚を最大限に活かせる適切な時間と温度を管理し抽出』した清湯スープ。『5種類の乾物と2種類の二枚貝から抽出した和だしに沖縄とオーストラリア産とヒマラヤのピンクソルトの3種類の塩を合わせた』もの。あっさりだがコクのあるスープ。麺はストレート細めの低加水麺で食感がいい。
大きめのレンゲで雲呑を拾って食べて(飲んで)いたら、完食完飲。
一人でも複数でも楽しめそうな業態。場所も良いし、昼も売れそうなのに人が足りずに(海外から補充のメドが立っているそう)4月5月頃までは夜のみの営業だそうで、なんだかもったいない。でも、昼も始まれば赤坂の名物店舗になりそう。

お店データ

赤坂中華わんたん亭

赤坂中華わんたん亭

東京都港区赤坂5-1-3 金松堂ビル(赤坂)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。