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2017年9月26日の大崎裕史の今日の一杯

東京都練馬区平和台

2017年9月13日オープン。瑞山@朝霞の系列店で元「はつがい商店」(鶴ヶ島へ移転)があった場所。グループ内で店舗が変わったということになる。
暖簾がないからか、営業している感じが出てなくて「しまった。臨時休業か!」と思ってしまったほど。そしてこのドア、かなり重くて開け閉めが大変。さらに店に入ると意外と暗くてちょっと寂しい感じ。
濃厚煮干しスープでラーメンとつけそばがあり、淡麗鶏だしスープでしおそば、中華そばがある。
瑞山系の淡麗系は評判がいいが、ここはこの店の特徴でもあり、ウリでもある濃厚煮干しそば750円を注文。
出てきたものは一般的な「煮干し系」のビジュアルとは相当違う。青葱の細切りが個性的。岩海苔や玉ねぎの存在は燕三条系をも思わせる。
煮干しがトレンドとして増殖中であるがいろいろ食べ歩いている人からすると「濃厚煮干し」と言われるといわゆる「セメント系」(誰が付けたか食べ物なのに食欲をそそらないネーミング。それなのに表現としてはピッタリだと思えてしまう(笑)。)を想像してしまう。なのでここで出てきたスープは「そんなに濃厚ではないな」と思ってしまう。でも、一般的には「濃い煮干し」と思える味と言えよう。若干、とろみのあるスープは煮干しの濃さよりも動物系の濃さで濃度を演出している。
麺は三河屋製麺、煮干し系でよく使われる低加水のもの。
ここのところ煮干し系が多くて食傷気味になりつつあるが、こちらは個性があってなかなか楽しめた。

お店データ

コマツ中華蕎麦店

東京都練馬区平和台4-21-10(平和台)
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2015年12月末現在約23,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。