三軒茶屋は人気のラーメン店があるようでない。でもその地名だけに三軒はある。「臥龍」「和正」「茂木」である。いずれも名店だ。それぞれ創業は和正2008年(永福町大勝軒系)、臥龍2006年(季織亭出身)、茂木1994年(こうや出身)となっており、各々名店出身でもある。そして今回の紹介は「茂木」だ。かれこれ15年ぶりくらい。1990年代後半には近いので何度か行っている。四谷の「こうや」出身だけあり、ウリは雲呑。それと黒くなるまで煮込んだ醤蛋(煮玉子。中は半熟より少し硬めの3/4熟(しぶさんじゅく))。そこで今回の注文は雲呑麺900円+醤蛋100円と初めて頼む手羽先煮込み100円。
調理のほとんどは店主がやる。麺上げは平ザル。盛り付けが綺麗で食欲をそそる。
やや固めにあげた細縮れ麺が心地よい。スープは豚骨、鶏ガラや玉ねぎなどを煮込んだ少し濁った醤油味。こってりではないが、あっさりでもない。雲呑は肉餡がたっぷりでやはりこちらでは必須アイテム。そして店主は「こうや」の修業前は精肉店勤務だったのでチャーシューもおいしい。醤蛋は喜楽のようにかなり煮込まれた色が付いているが中は3/4熟。半分に割って盛り付けてくれるが中身がこぼれないくらいの固さ。とろ〜りもいいが、こういうのもいい。そして手羽先だが、これも真っ黒になるまで煮込まれている。口の中に入れて簡単に舌で肉と骨を外すことができるほど。これもうまい。夜に来て、つまみとして3本くらい食べたい。ひさしぶりだが「こうや」系は好きだなぁ〜。最近だと創業者の娘さんが出した「徒歩徒歩亭」くらいしか出身店がないが、「高はし」(飯田橋:1991年創業)、「こうや麺房」(本郷三丁目:1994年)と高品質の出身店がある。たまには「こうや系」も食べたくなるものだ。
















