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2025年10月8日の大崎裕史の今日の一杯

東京都中央区新富町

スペシャル紅ズワイ蟹トリュフ(1600円)+フレンチ和え玉(400円)

2025年10月3日オープンのフレンチラーメン専門店。
多ブランド多店舗展開中の「縁petit」新ブランド、今回のテーマは“蟹”。
ホームページから店舗を引用すると次の通り。
関東:「サーモンnoodle三軒茶屋」「鯛らぼ」「サーモンnoodle3.0」「鯛塩そば 縁」「鯛担麺専門店 恋し鯛」「ただいま変身中 」「OYSTERBACKS」(休止中)
関西:「サーモンnoodle京都 伏見稲荷店」「鯛担麺専門店 抱きしめ鯛」「SHIRAHAMA KEY NOODLE だきしめ鯛」「U2 ジユ雲丹ススレ」(移転準備中)
スゴいなぁ〜。他にFCや海外もあるのでいったい何店舗に関わっていることやら。味やコンセプトが変わるたびに追いかけている私がいる(笑)。まんまと戦略にのっけられている。

今回の店の場所は新富町駅6番出口徒歩5分、築地駅3a出口徒歩7分。
入店するとまずタッチパネル式券売機で食券購入です。
主なメニューは、白蟹noodle980円、赤蟹noodle980円、紅ズワイ蟹バジルチーズ1300円、紅ズワイ蟹担々麺1300円、スペシャル紅ズワイ蟹トリュフ1600円、フレンチ和え玉400円、他。
店内は入って奥へ続く通路沿いに壁に向かったカウンター5席、奥に2人卓x4、1人卓x1。奥は空調があまり効いてなく、かなり暑いので暑がりの人は手前のカウンターがいいかも。
平日の13時半頃、4-5人の入りで席はかなり余裕あり。
何を頼むか、随分迷った。このグループ特有の丼の淵に具がのっているのが“映え”ていいので、候補は3種類。トリュフは無くてもいいけど、そうなると担々麺かバジル。結局、一番高い「スペシャル紅ズワイ蟹トリュフ」を選ぶことに。これもまたお店の戦略にのっかってしまった感じで悔しい(笑)。

店名ロゴ入りで、いつも通りの綺麗な盛り付け。麺やスープが少ないように見えるが意外と入っている。
麺は特注で平打ち太麺。パスタに寄せた感じの麺。
具は、蟹のほぐし身、チャーシュー、サラダ、じゃがいものフリット、器の縁にバルサミコソースといろいろな野菜。この写真が必要でなければ「白蟹noodle」でも良さそう。

スープは軽くとろみのある蟹白湯塩味。早めに具もスープに入れて、混ぜて食べた。テーマが“蟹”という以外はいろいろ食べてきているので大きな驚きはなかったが、いつもながらよくできているとは思う。
お腹に余裕があったので「フレンチ和え玉」を口頭注文してみたが、やはり券売機で購入だった。奥の席に座ってしまったので券売機が遠く、ちょっと面倒。「サーモンヌードル」では食べていなかったが先日、私もコメントで参加したテレビの「和え玉特集」でこのグループの和え玉が紹介された。一度は食べておかねば、と食べてみた。もはやパスタである(笑)。残ったスープに入れて食べてもいい、と書いてはあったがそのまままぜそばとして食べきってしまった。この食べ方だと完全に単独サイドメニュー。思ったほど、量は多くなく、ちょうど良かった。このグループ、どこまで増えていくのだろう?

そういえば、和え玉特集に出演させてもらって、改めて“和え玉”について、調べたり、聞いたりして得た情報をまとめておきます。
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「和え玉の元祖はつくばの「イチカワ」で2012年頃から提供開始。当初は150円だった。」
「2009年の限定メニューで塩らあめんに「変え玉」でそのままでも食べられて、スープに入れると塩→醤油に変わると言うのをやった。それがきっかけ。(うちの変え玉は、○麺堂の「追加麺」から青木君が考えました)」(らあめん元の内田さんより)
「小作にあった頃のいつ樹に「替え玉油そば」というメニューがありました。2011年頃です。」(きら星の星野さん)
「うちも上州牛の脂を使った「上州牛の和え玉」8年?位前からやってますよー♪」(ダイニング庵の角田さん)
「せたが屋グループの前島さんが「俺式」で2011年にまさに“和え玉”の卵と言ってもいいような『すごい替玉』というのを出していました。」
「イチカワが和え玉を提供し始めた当時、周りの店が和え麺っていう名前で同じような物を提供し始めたんです。それを知ったイチカワさんが当時のTwitterで『やるならコソコソしないでやれよ』的な呟きをしてちょっと話題になったんですよ。」(←この件があったので「和え玉」で定着したのかもしれませんね。)

お店データ

時は蟹なり 築地店

時は蟹なり 築地店

東京都中央区明石町4-5 ライオンズマンション明石町 1F-102号(新富町)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。