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2020年9月17日の大崎裕史の今日の一杯

東京都目黒区中目黒

特製辛味噌

2019年1月30日オープンなので1年半。
開店早々に行っている。
恵比寿の「すみれ系」好きな人が「大島」によく行っているので「そういや近く(中目黒)にすみれ系孫店がありますよ」と教えてあげたら、「系統は違いますがおいしかったです」との感想。
また別の人は、恵比寿の「札幌らーめん山田」の常連だったが、閉店により、「山田ロス」の状態だったが、ここを見つけたおかげでなんとか立ち直れた、という話を聞いた。
そして先日、自動録画していたテレビ番組でここが紹介され、「私も久しぶりに行ってみよう」ということになった。

中目黒駅から徒歩12分くらいの山手通りから一本裏に入ったところで、お店が他にはない路地の2階という難立地。「駅から遠い」「裏路地」「住宅街」「2階」と指折り数えると満貫(麻雀用語ですみません)になる。
それでも平日の開店前に5人待ち。正直、そんなに人気になっているとは知らなかった。ラーメンデータベースでは91.75。東京都味噌部門では第7位。(1位は「大島」、2位は「花道」)

コロナ対策が徹底しており、階段への並びは不可。一人ずつ呼び出されて入店というスタイル。もちろんマスク着用、入店後消毒。席間はゆとりを持った作り。(席数を減らしている)ティッシュやマスクの処理なども細かく書かれている。

通常の味噌は食べているので、今回は辛味噌。そして特製にしてみた。(1250円)
注文ごとに鍋を振るので大変なはずなのに提供から程なくして出てきた。早くてびっくり。
程良い辛さだが出汁が辛さに負けず、辛さと旨さが相乗効果で味噌とはまた違ったおいしさ。さすが人気になるだけある、という深みある味噌スープがいい。小林製麺の麺も相変わらず好み。

食べ終えて、駅へ向かう途中に唇の周りがヒリヒリし始める、私にはちょうど良い辛さ。これくらいがいい。そしておいしかった。

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。