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2016年8月9日の大崎裕史の今日の一杯

東京都世田谷区下北沢

ワンタン麺(醤油)

下北沢駅北口のラーメン店として徒歩圏内では最北か。小さめの商店街であるが、そんな環境の中、1ヶ月程度で常時数人待ちができる人気店になっているのはすごい。
カウンターのみだが「きら星」「やまぐち」のような奥に厨房があるスタイルで手前に座るとほぼ作業が見えないのが惜しい。
他店での修業経験はあるそうだが、味はまったく違うようなので公開されていない。
メニューは中華そばと塩ラーメン、つけ麺とそれぞれのトッピングバージョン。気になったワンタン麺850円を注文。帰宅後、調べてみたら多くの人がワンタン麺を注文していた。(基本の中華そばは650円)
そそるビジュアルで登場。トッピングはチャーシュー、メンマ、カイワレ、ねぎ、ワンタン。スープは清湯醤油味。油はそんなに多くはなく、鶏ベースに魚介を加えた感じ。特出した印象はないが、じんわりおいしい。
麺はどうやら八王子ラーメンなどで使われる田村製麺。中細低加水のやや固めあげ。こういう感じの麺は嫌いじゃない。
ワンタンは、ピロピロ系とたっぷり餡系の中間くらい。
スープもワンタンも中庸を狙った感じ。その分、強烈な印象はないが多くの幅広い層に食べて貰えそう。それが行列店になっているのだろう。実際、並んでいた人も様々。新店狙いのマニアだけではなかった。

お店データ

中華そば こてつ

中華そば こてつ

東京都世田谷区北沢2-39-13 田丸ビル1F左(下北沢)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。