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2018年11月29日の大崎裕史の今日の一杯

東京都大田区雪が谷大塚

葉月味玉らぁめん+汐らぁめん

2003年3月オープンの店だがこの11月16日に味をリニュアル。ラーメンデータベースでは90.067のハイスコア店で2011年頃は東京で1位だったこともある。それなのに味を変えてしまうとは・・・。とはいってもこの店は2008年4月にも味を変えている。この時の味=リニュアル直前の味は、極太自家製麺と濃厚動物系魚介スープ。

そしてリニュアルされた今回。基本の和風出汁は函館南茅部産真昆布、大分県産原木椎茸、鰹節から。そして基本メニューは3本立てでそれぞれ別スープを加えるWスープ仕立て。

葉月らぁめん900円:2種類の白醤油をブレンド。生醤油のまま使用。多量の節と煮干しから取った和風出汁と鰹の香味湯が香る逸品。魚介スープと合わせる。

汐らぁめん850円:フランス産天然海塩をベースにベトナム天日塩、粟国の塩の3種類をブレンド。貝の出汁と合わせる。

醤油らぁめん850円:特級・杉樽仕込み・甘口の3種類の生醤油をブレンドした濃口醤油ダレ。丸鶏スープと和風出汁のWスープ。

この日は平日営業開始の11時半着。店頭に誰も居なかったのであれれ?と思ったが店内に入ると私でちょうど満席。食べ終える頃には中待ち2人。外待ち7-8人と相変わらずの人気。混んでる中ではあったが、店主に確認を取り、葉月味玉らぁめん1000円と汐らぁめん850円を注文。

まずは葉月らぁめんから。店名を付けただけあって自信作なのだろう。スープを一口飲んでおいしくてなかなか麺に行かずにスープばかり飲みそうになるほど。清湯だが出汁が効いているので白醤油なのに半濁くらいの色合い。麺は以前と比べると細麺だが葉月らしいもっちりした麺。メンマが太くて柔らかくジュワッときておいしい。焼き豚と鶏チャーシューも文句なし。

汐らぁめんは貝が効いているが昨今の「貝が効いた」という店と比べるとバランス重視。こっちもうまい。3杯目の醤油らぁめんも行きたくなるほど満足度が高かったが、むしろ高すぎて2杯で終わらせたほど。どちらも完食完飲。いずれ醤油も食べに来なきゃ。まだワンタンが発売しておらず12月か遅くなったら1月になるかも。なんて言っていたのでそれ以降に醤油わんたん麺で食べてみたい。

お店データ

らぁめん 葉月

らぁめん 葉月

東京都大田区雪谷大塚町11-8(雪が谷大塚)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。