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2024年12月12日の大崎裕史の今日の一杯

東京都千代田区末広町

背脂煮干しそば(1000円)

2024年12月2日オープン。
「ミスターラーメン」と言えば「せたが屋」グループ創業者の前島さんか、京都にも同名のラーメン店がある。しかし、いずれも関係なく、焼肉店の「ミスター焼肉」が二毛作としてランチタイムにラーメンを出し始め、「焼肉店」としてではなく、「ラーメン店」として屋号も変えてラーメンを提供し始めた、という気合いの入り方。(あとでこの店のレビューを見たら、同じような入り方(紹介の仕方)があった。私が後発なのでパクったように見えるが(笑)、気付かずに書いてしまった。)
主なメニューは、背脂煮干しそば1000円、味玉背脂煮干しそば1150円、特製背脂煮干しそば1400円、牛タンめし(数量限定)400円、麺大盛り150円。

背脂煮干しそばを注文。券売機は無し。注文時に現金精算。
開店時(11時半)に先頭で入ったので先客0でしばらく後客もなかった。末広町ではあるが、そんなに店舗がある場所ではなく、「知られてないからしばらあく苦戦するんじゃないかな〜?」なんて思っていたら、少し経って続々と入ってきて、10人以上になった。その中にはラーメン王の姿もあり、「おぉ〜ちゃんとこういうお店もチェックしているのか」と驚いた。

私はと言えば、ここの店主とは2回ほど食事会でご一緒したことがあり、面識があった。いずれ焼肉も食べに来なきゃ、と思っていたら、今年の「東京ラーメンフェスタ」にも来ていただき、しかも関係者限の裏の方にいたのでビックリした。こういう展開の前触れだったと今頃気が付いた。

さて、メニューの背脂煮干しそばだが、見た目は完全に新潟の“燕三条”系。しかし店主は新潟出身ではない。ラーメンが好きで焼肉店のランチにラーメンを提供したいと考えていて、いろいろ相談してこの界隈に“背脂煮干し”が少ないことと、このタイプが好きだし人気になりそうとのことで選択。
ただし、麺は自分なりにいくつも試した結果、燕三条系ではなく、静岡の製麺所の麺を気に入り、それを使ったとのこと。平打ちの全粒粉入り。

具はたっぷりの背脂、バラ海苔、極太メンマ、青ネギ、チャーシュー替わりの豚バラ3枚。
スープは若干塩気が強めの煮干し味。
店主自らラーメンを作っており、フロアの担当は一人。
メニューが増えたら、また来てみたいと思う。あ、その前に焼肉を食べに来なきゃ。

お店データ

ミスターラーメン

ミスターラーメン

東京都千代田区外神田5-2-13(末広町)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。