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2021年11月17日の大崎裕史の今日の一杯

宮城県仙台市泉区泉中央

白生姜醤油+醤油らーめん

昨年12月10日、銀座の「ひょっとこ」出身者が下北沢で間借りオープン。しかし翌1月28日に閉店し、仙台へ移転。評判はよく、私も行こうと思っていた矢先の閉店移転。仙台でも間借りのようだがもちろんコロナ禍で行けず。
そんな折、「八雲」(池尻大橋)店主からメールが。「うちで働いていた人がこんなイベントやってますよ〜」と。
2021年11月8日〜14日の7日間、東京・下北沢「Duke saloon」の間借り(仙台移転前に間借りで営業していた場所)でポップアップ営業を開催。よくよく調べてみるとその「ひょっとこ」出身者。「八雲」でも働いていたのか・・・。これは行かなきゃ、と調整して行ってきました。
(店舗リンク先は今、出店している仙台店舗にしています。)

店に入ると「あら、大崎さん」と声がかかった。あらま〜「共楽」(銀座の老舗)のイケメン三代目ではありませんか。ん?「もしかして同期ですか?」と聞くと、そうらしい。同じ時期に二人共「八雲」で働いていたようだ。

間借りで数日間の営業だがメニューがいろいろある。
醤油らーめん、生姜醤油らーめんネオ、白中華、白生姜醤油。
これは2杯だな、と連食を決意。

醤油らーめんと生姜醤油になにやら種類がありそうなことが書いてあり、聞いてみると「醤油とカエシを一緒にしてる店がほとんどですが醤油の香りを活かしたくて、量を調整して4種類(生姜は3種類)提供しているんです」と。なんというこだわり。麺も2種類だった。

まずは白生姜醤油らーめんを。太縮れの手もみ麺が実に心地良い。チャーシューは「ひょっとこ」風。生姜の効かせ方、白醤油の使い方、どちらも素晴らしい。

二杯目は、醤油らーめんを「きりっと」で注文。他に「まろやか」「エッジの効いたギリ」「白醤油」がある。
麺は細麺で麺線がキレイに揃えられている。チャーシューやメンマは他のメニューと同じだが薬味などは変えている。おそらく数十杯ずつだと思うがそのこだわりぶりには敬意を表する。こちらは鶏と鰹のWスープ。

どちらもおいしい。まったく違った印象で別の店の2杯を食べたかの違いがある。
実に面白いことをやっている。店舗を構えたら、それが例え仙台でも行ってみたい。

お店データ

あはれ

あはれ

宮城県仙台市泉区泉中央2-19-10 日泉パーキングビル1F(泉中央)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。