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2024年4月29日の大崎裕史の今日の一杯

東京都渋谷区広尾

焼きあご醤油らあめん(850円)+鶏ぱいたん塩らあめん(850円)

予約困難人気焼鳥店主から教えてもらった店。ラーメンデータバンクという会社をやっていながら、まあまあ近くなのに知らなかったことが悔しい。しかも2年半くらい前からラーメンを出していたらしい。異業種ラーメン、大好きなのに・・・。しかもおいしかったので余計に悔しい。
夜はおでん居酒屋で昼はラーメン専門店。
コロナ禍で夜の営業ができないため、昼にラーメンを出すお店が増えたが、そんな感じだと思っていたらまったく違った。
かなり“本気モード”のラーメン。「らあめん」の暖簾まで用意して、昼はラーメン専門店。
まずは「焼きあご醤油らあめん」を食べたら、あまりにおいしくて(←ギャップの感動も入ってます。)鶏ぱいたん塩らあめんも追加。さらに驚いたのは、醤油と塩で麺を変えていたこと。こっちもおいしく、どちらも完食完飲。
提供も早く、回転もいい。10食や20食の小銭稼ぎではなく、他のラーメン店並(もちろん昼営業比較)の売上を出しているかも?
いや〜驚いた。
らあめんは、注文用紙にチェックして注文。食後にその用紙で会計。
具は別皿で、九条ネギの白ネギ笹切り、鴨チャーシュー2枚(炙り合鴨)、生海苔鰹、生姜出汁玉子焼き。(どちらも同じ)
お店のオススメ食べ方が書いてあり、まずは麺とスープをそのまま味わう。次に合鴨と九条ネギを加えて、半分くらいを食べる。次に生海苔鰹をスープに混ぜ合わせて味変して食べる。最後に生姜出汁玉子焼きを浸して崩しながら食べる。第2弾の味変。
私は2杯食べるつもりだったのでじゃこ飯は食べなかったが、+150円のらあめん定食もおいしそう。山椒じゃこと七味じゃこから選べる。このじゃこ飯にスープをかけて食べるのも乙。
トッピングはどちらも同じだがベースのスープが違うのでトッピングによって、味の変化がスープによって違ってとても楽しい。しかもちゃんとおいしい味変だから恐れ入る。
醤油の麺は中太多加水のストレート麺で、いい歯応え。ゆっくり食べても負けない麺でおいしい。
スープは焼きあご出汁が効いて、香ばしく思った以上に素晴らしい。
白湯塩の麺は中細ストレート麺でスープを吸っておいしくなっていく。ほどよい濃厚具合の鶏白湯スープがまたいい。
どちらもかなりの熱々で登場。最初に味見をして、すぐに九条ネギと鴨チャーシューを入れても、冷めないくらいの熱々具合。その後の2回のトッピング追加でも最後まで熱いままで楽しめた。
どちらもおいしいので、どちらがオススメ?と聞かれても難しいし、悩ましい。どちらもファンが付いていそう。個人的な好みで言えば、次回は醤油で山椒じゃこ飯のセットを食べてみたい。

お店データ

味福あさの

味福あさの

東京都渋谷区広尾5-18-2(広尾)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。