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2022年4月13日の大崎裕史の今日の一杯

東京都八王子市高尾

ラーメン+タマネギ、キャベチャー

2021年2月16日オープンなのでコロナ禍に開店して1年ちょっと。
先日、最寄りの髙尾駅からでも4.3kmある「西満ラーメン」という屋台に行ってきたが、その帰りにもう一軒の屋台に寄ってきた。23区内にはほとんど屋台のラーメンを見かけなくなったが、この日の2軒はそれぞれの敷地内だから可能。

どんな人がやっているのかと思ったら、高尾では一番人気?と言われる「炭火焼肉ごしち」のオーナー。しかもなんと、こちらも人気の「惣菜ベーカリー&カフェいなこっぺ」のオーナーでもあるという。そしてその敷地内に作ったのが「しゅんやっちゃん」。店名はそのオーナー・落合俊哉さんの名前から来ていると思われる。いろんな才能を持った人だ。

隣には立ち飲み屋というか、立ち飲みコーナーもある。

主なメニューはラーメン650円、チャーシューメン850円、素ラーメン500円、など。
ラーメンにタマネギトッピングをして、キャベチャー350円も注文。
キャベチャー好きなのでついつい頼んでしまったが、完全に飲む人のおつまみ用で2-3人でシェアするくらいの量。いや〜2軒目だったので大変だったがなんとか食べきった。

出てきたラーメンは中華そば風。タマネギが微塵切りというよりは、大根おろし並。(よく見るとあえて2種類(微塵切りとすりおろし)作って混ぜているのか?)

ラーメンは無添加・無化調、具材もすべて手作りという屋台としてはかなりのこだわり。
ほぉ〜八王子ラーメン風と聞いてはいたがちょっとオシャレに今風にした感じ。
動物系と節系・昆布などの清湯醤油はかなり優しい味わい。厚みのある大きなチャーシューは実においしい。そういやキャベチャーのチャーシューもおいしかった。他のトッピングはほうれん草、メンマ、海苔、タマネギ。650円のラーメンの割にはどれもしっかりしている。「場所が空いているのでラーメンでも出してみるか」という感じではなく、「かねてからやりたかったラーメンをようやく出せた」というこだわりの一杯。

麺は田村商店製の細ストレート。麺箱には「田村のめん」と書かれていることが多く、多摩地区には有名な田村製麺というのがあって、間違えそう。

なかなかおいしかった。ラーメンは以前、高尾にあった八王子ラーメン「香味屋」(閉店)から教えてもらったらしい。

お店データ

屋台ラーメン しゅんやっちゃん

屋台ラーメン しゅんやっちゃん

東京都八王子市初沢町1277-8(高尾)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。