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「煮干そば(750円)+煮干ご飯(120円)」@DAIKUMAの写真【2016.07.19初訪】
仕事がひと段落付きました。来月から毎年恒例の繁忙期に突入するので、今はその準備期間です。いろんな私用も今のうちに片付けておかなければなりません。そう、そして命の洗濯もしておかなければなりません。ということで釣りに出かけました。
実は今回初めて訪問したこちらの店。昨年の開店直後から評判になっていて、湘南に釣りに行くたびに昼飯の候補に上がっていました。そして2回ほど訪問してみれば…2回とも臨時休業でしたorz
縁の無い店というのは徹底的に縁がないもので、この店に限らず、何故か臨時休業やスープ切れで食べる事が出来なかった店があります。しかしこの日、店のツイッターページなどを確認し、臨時休業はなさそうであることをしっかりチェックしてから訪問してみました。
店の駐車場に到着したのはちょうど13:00頃。他のお客さんの車も停まっているし、どうやら営業しているようなので安心しました。店先には行列もないし、タイミングも良かったみたいです。入り口の扉を引くと…店内はほぼ満席ですが、一つだけ空いていました。ラッキーです。建物自体は凄く古いけど、店内は非常に奇麗です。店主のH.P.によれば、丼などは地元の陶芸家に依頼して作ってもらっているみたいですね。なかなかのこだわりようです。
入り口近くの券売機でまず食券を購入するわけですが、本当は1日30食限定の「贅沢だしそば」を食べるつもりでしたが既にボタンに×のランプが灯っていました…というか、ほとんどのボタンに×が灯っていて、この日は「煮干そば」と、それにトッピングが加わるメニューだけでした。〆のご飯も欲しかったのですが、普通のご飯のボタンも×が付いています。代わりに「煮干ご飯」と「チャーシューご飯(小)」があったので、今回は「煮干そば(750円)」と「煮干ご飯(120円)」の食券を購入。食券をカウンターの上に置いてしばし待ちます。

この日は店主と思しき男性と、その奥様?の二人での営業でした。お二人とも接客丁寧です。店主のラーメン作りは実に丁寧。厨房の大きさから、一度に麺を茹でる事が出来るのは最大でも4食分くらいです。なので混雑するとかなり待つことになります。私と私の前に店に入ったご夫婦は運悪く、3ロット目の提供となりましたので20分ほど待ちました。したがって急いでいる方には向かない店だと思います。そうして待っている間に次々にお客さんが現れました。ついに席は一杯となり、店内の待合席も埋まって外に行列が出来始めたようです。これもきっと回転の悪さゆえなのですが、味のクオリティーを維持するためにはある程度仕方のないことなのでしょう。

出てきた私のラーメンは…煮干の粉末と思しき粉状のものが浮かんだ奇麗な醤油色のスープ。白い細麺に浅葱と岩海苔の青、チャーシューの肌色にレッドオニオンの紫が鮮やかで、彩りが美しいです。見た目にも美味しそう。それでは早速スープから一口いただいてみます。
何となく予想していたとおり、最近流行りの煮干出汁が強く主張した和風スープでした。煮干が強いと言っても新宿の『凪』のように頭も腸も取らずに丸ごと大量に使って少々エグ味を出したようなものではなく、恐らくその辺の下処理を行ってから出汁を摂っているものと思われます。動物系出汁は鶏又は豚のガラではないかと思いますが、それらは完全に裏方に回って煮干が前面に出ています。私が以前に食べたラーメンの中でこの味で最も近いのは、相模原の『芳醇煮干 鈴木ラーメン店』や、大和の『煮干らぁめん 猫トラ亭』が思い当たります。が、煮干粉を投入している割には全体的にマイルドに仕上げていますね。飲みやすいスープです。

麺は自家製なのだそうですね。加水率低めでザクッとした噛み応えのある麺です。噛みしめると粉の旨みがしっかりと感じられます。これは美味しい。相当に重みのある麺で、恐らく茹で前140g前後と標準的な量だと思われますが、それ以上に食べ応えを感じる事が出来ます。

チャーシューは基本で2枚入り。良心的です。1枚は豚のロースチャーシュー。もう1枚は鶏の胸肉と思しきもの。これらも最近の流行りのチャーシューと言えると思います。それこそ『芳醇煮干 鈴木ラーメン店』のチャーシューのコンビネーションに通じるところがありますが、サイズは大きいししっとり柔らかいし、味付けも適度で美味しく出来上がっています。非常に完成度が高いです。せっかくなので“特製”にすれば良かったかなと、ちょっと後悔。
レッドオニオンのみじん切りは、シャキシャキした食感と、絶妙な甘みと辛みが良いアクセントになっていて効果的な具材でした。スープを上手く落ち着かせています。
通常な海苔が入る代わりの岩海苔も、この和風スープだからこそ良く合っています。香りが良いですね。

「煮干ご飯」は、どんなものか想像がつかなかったのですが、白飯に煮干粉と刻み海苔がまぶされたもので、「残ったスープに入れてお召し上がりくださいとのこと」。なるほど図らずも〆の雑炊用だったのですね。教えの通り残ったスープにドボンと投入。こうして食べることで、麺とはまた違った美味しさを感じる事が出来ます。麺では感じなかった微妙な甘みがくっきりしています。

なるほど評判通りの店でした。私が店を出る時には外に3人くらい並んでいましたし、店内の混雑を見て諦めて帰ってしまうお客さんもいました。それも納得です。
方向性はどこかで食べた味に近いものでしたので、オリジナリティーという側面からこれでも少々辛めの点数を付けたつもりです。しかしクオリティーの高い一杯であることは間違いないです。今後ますます進化していくのではないでしょうか。次回は是非、「贅沢だしそば」をいただいてみたいものです。

投稿 | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

TJさん、こんにちは。

ここ、私も行ってみたいお店なんですよねー。でも、臨休が多いのは困る・・・。
でも芳醇煮干 鈴木ラーメン店の一杯が気にいったので、ここの一杯も気に入りそうです。
この夏の間に行ってみなくては・・・

ぬこ@横浜 | 2016年7月20日 12:57

ぬこさん こんにちはw

ご無沙汰しております。
この日はメニューが限られていましたが、やっと念願かなって食べる事が出来ました。
正統派の煮干出汁スープで美味しいです^^
他のメニューも食べてみたくなりました。
でも仰る通り、臨時休業が多いので、フラれると本当にへこみます^^;

TJ | 2016年7月21日 15:06