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「穴子スダチ醤油つけ麺 (〆に、わけぎ飯)」@麺や 庄のの写真今月の創作です。点数は、〆の、わけぎ飯まで含むものです。

醤油ベースの冷たい麺、夏を意識した作品のようです。
麺は、いつものつけ麺より細いものが使われています。
つけ汁が醤油ベースなので、この細い麺がよくマッチします。

汁は、ご覧のように、スダチがプカプカ浮いた、一見とても「フルーティ」なものですが、
実際は、醤油・魚介だしなどが、どれかが突出することなくよくまとまったものです。
口に含んで、喉を通り越すまでに、複雑な旨味が転がっていくものです。

貼紙に食べ方が書いてあるので、その通りに食べてみます。
まず、麺を汁に潜らせ、醤油つけ麺として食べます。
いつものゼラチン攻撃とはタイプが違いますが、旨味の深い醤油ダレが
細麺とよくマッチして、中華そうめんのようにチュルチュルっと心地よい喉越し。
冷たくてさっぱりしているのに、深い味わいのある絶妙の一品。

次に、穴子の昆布揚げを汁に溶かし、昆布穴子麺として食べます。
食べる前は、穴子の甘味とスダチの酸味を合わせた、夏らしい大胆なものかと
勝手に想像していましたが、全く違って、とろろ昆布と穴子の旨味がじんわり効いた
非常に大人の味のつけ麺になっています。カリッと揚がった穴子も美味しい。

さらに、鶏のジュレを汁に溶き、葱と鶏皮の香味揚げも薬味のように溶かして、鶏味のつけ麺に。
とありますが、実際は、醤油・魚介・鶏の三位一体型の
複雑なテイストのつけ麺に。ちょっと雑味も出てきますが、葱の甘さがそれを
上手に消し去って、後に葱の甘さがフワッと漂います。

最後に、100円で「わけぎ飯」をオーダーし、汁にガバッと入れて、
冷たい魚介鶏出汁雑炊にします。
これまでは、大胆なルックスの割りに、大人のまとまりを見せていた汁が、
目の覚めるようなスカッとした風味を放ちます。
わけぎとスダチが醤油や出汁の成分を脇役に回して、光を放つわけですが、
これによって口の中をさっぱりさせて、爽快なエンディング。
白いご飯が、出汁の「正体」を浮かび上がらせる、リトマス紙効果もあるわけで、
この瞬間に、ああやられた!と思ったのでした。

庄野店主が、例によって、創作の感想を聞きに来ます。
「穴子とスダチと聞いたので、甘酸っぱいものを想像してたけど、
深くよくまとまったもので、美味しかった。細麺もよく合っていた、
〆のわけぎ飯にまいった!」という旨を伝えました。

暑い日に、気分をさっぱりさせたくなったら思い出してください。
柑橘系や穴子など、好き嫌いの分かれる食材が使われてはいますが、
なかなか爽快な逸品ですよ。
ぜひ、お腹をすかせていって、〆のわけぎ飯までご賞味あれ。

投稿 | コメント (3) | このお店へのレビュー: 27件

コメント

はじめまして!!

なんかインパクトのある外観っすねぇ。
かなり魅かれるものがあります。

夏にはもってこいのメニューっぽいっすね。
わけぎ飯、食べてみたいです。

たっくん | 2008年7月15日 23:16

こんばんは。
毎度ながら手間のかかった一品ですね、けだるい夏の夜に食べてみたい感じですね。スダチは麺にかけるのではなくつけ汁に浮かんでるんですね。ところでこのスダチ、最終的、つまりわけぎ飯を投入する段でどうなってしまうんでしょう?何処かに避けておくのでしょうか?

こんばんは。再びこちらへ。

>おお!この店、そんな芸当をもってるんですね。
>見直したような、「怖い一面を見てしまった」ようなw
いや、一応広報マン的に客寄せの意味を込めて「激辛」という言葉を用いましたが、体感的にはそれ程辛く感じないんですよ。つけ汁はいつも割らないでそのままグビグビ飲んでいるくらいですから。いかがっスか?寝起きに一杯w

庄のは今月中にもう一種新しい創作が出るらしいという情報が入りましたが、いや、凄い創作意欲です事。(蟹を引っ張っていたのは6月にTVで紹介された関係らしいですね)