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「揚州湯麺(756円。ランチ価格)」@安記の写真謎の調理麺 辨麺を探して 長い旅-2

 ここにも辨麺は、ないよ。

 さまざまな情報から、辨麺のルーツは、横浜中華街の 聘珍樓 横浜本店  ではないかとボクは踏んでいる。あるネット記事で、閉店してまった、磯子の 喜楽  の紹介。親父さんの話として『辨麺は「聘珍樓」でもあった』という記述を読んだことなどがその理由だ。

 「聘珍樓」とは、横浜中華街でも最古参。というより、現存する最古の中華料理店である。創業はなんと1884年なのだ。

 その「聘珍樓」がある横浜中華街。きっとこの中にまだ「発見」されていない辨麺提供店があるはずだ。

 現時点で、提供しているのが確認されたのは、僅か二店のみ。

 清風楼
 広東料理 聚英

 横浜中華街二百二十六店中二。比率、コンマ九%・・・

 ということで、「いたのーじ」さんにも協力を願って、ネット情報も見ずに、探す旅の二回目。

 ・・・中華街大通りと開帝廟通りを結ぶ、小路・香港路。行列店 海員閣 の前。

 粥で有名な店だが、広東料理の老舗。創業して七十年。
 店頭にメニュー表、なし。
 「辨麺」は広東料理とも北京料理ともいわれる。さて、辨麺はあるか?

 残念。入店してすぐメニュー表を確認したが、ない。まあ、塩スープの麺があるからそれでよし、する。

 平日、昼前。先客は一人、あとから四人ほど。「久しぶり」なんて声が続く。いずれも常連なのだろう。それに結構電話が入る。出前なぞではない。これから行くので席を確保しておいて、ということのよう。流石、老舗。人気店である。

 頂いた一杯。びっくりした。提供時に写真を撮ったから分からないだろうが、すぐ、スープが紅く染まっていたのだ。

 え?

 あ。原因は叉焼。食紅使用の、吊るし叉焼。煮豚なんかじゃない。

 中華街らしい、上品なスープ。ただし、ちょっと薄い。胡椒とか入れるがやっぱりモノタリン。

 麺も中華街。細く、軟い。まあ、これでいいんだろう。

 海老、烏賊の海鮮類に鶉卵。豚肉。青梗菜などの野菜。やっぱり、五目そば。

 店の奥の相当な年配客二人。会話が弾んでいる「コンテッサ、なんてな。日野はさ、トラックはいいんだけどさ。いすゞだってそうだ」。コンテッサ? おいおい、一体いつの時代の話だ。日野が乗用車から撤退して何年経つと思う? 一九六七年だぜ。コンテッサは。いすゞも二〇〇二年には乗用車市場から完全撤退してしまった。ちなみにボクの最初の自家用車は、そのいすゞジェミニ。FFではなく、まだFRの時代。パワステもパワーウインドウすらない車だった。

 まったりした時間。古い店は、それなりの趣がある。辨麺は残念だったが・・・また、近いうち、中華街で。

 ただ、この日も二十店以上、店頭に置かれたメニューを見たが、辨麺はまったく見つからず。発見するのは容易ではない。

 ならば、神戸の中華街とか、長崎新地の中華街とか、其方も調べてみようかい・・・

 
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 「いたのーじ」さんも結構必死? で探しているが。ラーメン界のシーラカンスとも絶滅危惧種とも揶揄される、辨麺(ばんめん)。弁、という字は辨、の略字であり、店によっては弁麺、と標記することもある。拌麺と標記される場合は、別物だ。あえソバであるから。

 謎のメニューとも称される辨麺。一般的な辨麺は、広東麺あるいは五目ウマニソバに酷似している。しかし、謎とされるその理由は
1.広東麺と辨麺が共存している店がある。
2.辨麺のあとにカッコ書きで「広東麺」などと標記している店がある。
3.汁ソバではあるが、スープが極端に少ない店がある。
4.卵とじや入り卵を乗せる店がある。
5.提供する店は以下の地域に限定される。
 (1)横浜市伊勢佐木町、関内、本牧、山手など、横浜中華街を中心としたエリア。
   ただし、横浜中華街内では二店しか確認できていない。
 (2)その他鶴見などの横浜市内、小田原・平塚などの神奈川県内に点在
 (3)都内と千葉では、人形町大勝軒系列店。また、萬来軒系列店のごく一部
 (4)長野県(上田市・飯田市など)に点在
 (5)水戸市に一店舗

 絶滅危惧種などと称されるのは
1.提供する店が極端に少ない。
2.提供する店のほぼすべてが相当以前に創業した店、あるいはその系列
3.そのため、後継者がいないなどの理由で閉店する店が多い。
4.新規に開店する店ではまったく提供されることもない。今年の三月に開店した、日本橋本町の 日本橋 大勝軒  は復活オープンで、人形町大勝軒系。

 「いたのーじ」さんのレヴューコメント欄の記載がある。
 一例。https://ramendb.supleks.jp/review/1066716.html#comment
 二十九店舗+山水楼(長野県飯田市)で、全国でたった三十店舗しかない。

 情報をお持ちの方、ボクか、いたのーじ さんにぜひお寄せください。

投稿(更新) | コメント (9) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

ぶるぢっちゃんのウワサの町中華さん、こんばんは。

安記といえばモツそばのイメージが強いですが、こちらの麺もなかなか良さげ・・・

さて、辨麺ですが、やっぱり街の中華屋さんを地道に探すしかないんでしょうかねえ。
提供店舗の性質上、生碼麺と同じような分布に近い感じはあります。
県西・静岡東部あたりにまだ埋まっている可能性がありそうな・・・推測ですが。

ぬこ@横浜 | 2017年5月16日 18:48

塩ニボたいわんぶるじっちゃん~さん。こんばんわ。

ありそうな感じなんだけどなぁ~( ω-、)


神戸の中華街では、外からですが、見あたりませんでした。
長崎の中華街では、パンメン(けれど混ぜそば)が2店舗…

静岡県の宝明楼(神奈川区大口にある宝明楼の姉妹店)や、長野県上田市の日昌亭支店が匂うかな?


Web情報は尽きたし、あとは足で探すしかなさそうですね。
けれど、力強い辨麺仲間が出来て心強いです。

いたのーじ | 2017年5月16日 20:29

毎度です~

未だに食べたことも、出会ったこともないので分からんですけど、
このお店に汁なしとして、そういう発音のメニューがあるんですよね。

https://ramendb.supleks.jp/s/51150.html

15分目な方がたまに食べてるんですが、関係ないすよね。

としくん | 2017年5月16日 22:26

中国四千年の歴史は凄いですね。
最近中華にハマってますけど。。。
慣れてきたら、川菜味のオーナーに
聞いてみようかなぁ〜
辨麺って、一体何なんでしょうね〜
字からするととても辛そうですが (笑)

NORTH | 2017年5月16日 22:37

こんばんはぁ~
推測するに、辨麺って最初はそういう名前だったのが
いつの間にか広東麺とか旨煮そばに変わったような気がします。
でも辨麺と広東麺を両方提供するお店があるので、そういうお店に
聞いて見た方が早いかも。

mocopapa | 2017年5月16日 23:15

こんにちは。
辨麺調査お疲れ様です。
仙台では聞いたことないですが、中華系の店に入ったらメニューを良く見てみます。

kamepi- | 2017年5月17日 07:21

こんにちは。
色々と勉強になります。
としさんのコメにあるばんめんは、
本文にもあるように、別物ですよね。
直線関係ありませんが、
日本橋大勝軒のイーフー麺が、
気になり始めています。

おゆ | 2017年5月17日 13:18

塩ニボたいわんぶるじっちゃん~さん こんにちは!
「辨麺(ばんめん)」ですか? 食べたことがないですね〜
コレは探す価値があるラーメンですね〜(^_-)

ヨコべー | 2017年5月17日 19:39

ぶるまさん そういえば、大口の「宝明楼」は小学生の時の同級生のおウチです!
とてもカワイイ娘さんでした! もう結婚して、お店には居ないんだろうなぁ〜_| ̄|○

ヨコべー | 2017年5月24日 18:55