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「塩」@麺屋 彩香の写真<知る人ぞ知るマゾヒスティックなロケーション>


 保谷に来たらやっぱりこの店に来てしまうー。毎度ワンパターンなオレです。この界隈はコインPには事欠かないはずなんですが、最近急に開発が進んだようで、当てにしていた場所が軒並み工事が入っております。クルマでは来にくくなったなーっとちょっと下げモードのまま、いつもの古臭いビルの奥へと入って行きました。相変わらず、店内も暗がりな雰囲気で、いかにも男の飲食店って感じがオーラとして漂う。BGMは、いつもの通りエンドレスでミスチルが流れている。音楽的センスはご店主と同世代らしいので、個人的にもほっこりする穴倉的安堵感が好きー。

(外観1)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249973474
(外観2)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249973482
(内観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249973489

 なんどもレビューで語って来ているけど、やはりツッコミたい。このロケーションはやばいほどに見つけにくく暗い。それでもラーメンが良いから客を寄せ付ける引力というか魔力というか、そんなのがあるからずっと営業して行ける。普通の店なら数ヶ月で畳まざるを得ない。今回は、久しぶりに「塩」一本勝負でお願いしました。久しぶりに麺類はフルラインナップ提供状態なので、煮干しかつけ麺かで迷ったのですが、塩は久しぶりだったし・・。

(券売機)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249973486





<塩気を感じず旨味と感じる塩ダレ!コクと色気を鶏油でコーティング!>


 そんな店内の暗がりやアングラっぽい雰囲気とは全く裏腹に、明るいさ満面!キレッキレさが伺える眩しさ!というような一杯が配膳されます。しかも和の落ち着きもしっかり漂う淡麗な面持ち。シンプル・イズ・ベストというか、トッピングは肉と薬味ねぎのみ。それでも質感の高さで迫力を受けるので寂しくない。

(麺顔全景)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249973496

 一見、クリスタル・イエロー・・・一色に見えるスープですが、ベーススープが透明な上に、キラキラと鶏油が分厚く漂うため、そういう感じに見えます。鶏油はもう何度も味わった濃密な鶏の旨味の塊。いろんな一杯に香味油として力を発揮しますが、この一杯の中では、まるでバターのような濃厚さを感じて、色気と艶やかさを味わいの中に封じ込めます。

(麺顔アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249973508

 その一方で、塩ダレは真逆に落ち着き一辺倒のような淡麗さで、日本料理の和出汁のような感覚。鶏油に負けないように、魚介系の旨味が、かなり凝縮しているように思えますが、味のバランス的にはやや鶏油に押されているようにも感じます。しかし、このバランス感が非常に良いね。神奈川淡麗系のキャラクターを如実に語りますし、この近辺では唯一無二の味系統。最近、淡麗系の一杯がかなり新規開店ラッシュしておりますが、経験と実績という自信に満ち溢れたような「安心できる旨味」として重厚に感じます。このレベル感だからこそ、サディスティックな店舗ロケーションでも営業継続でいる次第かと。

(スープアップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249973533





<肉質の柔らかさより、脂身の蕩ける甘さが崇高~>


 一枚だけだから自ずと大切に扱いたくなるチャーシュー。バラの部位で肉繊維質と、脂身の層のきっぱりと別れたところが、綺麗な見栄えです。疑うはずもなく、肉は柔らかい。そして塩ダレが深く染み込みつつも、塩っぱくなくて肉質本来の旨味を発揮する感じです。やはり最初は肉繊維部分がスポンジのようにスープを吸い込んだあたりを、噛み締めて味わう。フワフワな食感が旨くてたまりません。

(チャーシュー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249973514

 しかし今回は、脂身の味わいがとても印象的。ぷるぷるとしているようで、舌に乗せると蕩けるように溶けていく。そして脂の甘さを濃厚に残して知らぬ間に去ってゆく。脂身がうまいねー・・・年齢を重ねる度に、赤身より脂身の方を好きになっていく気持ちを、私はもう止められません。これだけ美味ければチャーシュー麺にしたいところだけど、そういうメニュー設定が実はない。きっと脂が増えると味のバランスが崩れるからかな・・・なんて勝手に推察しております。







<デリケートさが伺える純白ストレート細麺!汁吸いの時間経過を楽しむ>


 店の雰囲気とはこれまた裏腹なまでに、上品(笑)なストレート細麺。店が男性的だとしたら、麺は極めて女性的です。パツパツとした歯ごたえはなくとも、全体でクッチリと反発しながらも潰れる感覚が、儚く感じさせます。冒頭では麺自体の風合いもふわりと香るのですが、意外に汁吸いと、スープの持ち上げが良いので、後半になればなるほどコシがしなやかに変化してゆくように感じます。ズボボボーーーとすすり食えるのですが、丁寧にチュルチュルとすすりたい感覚。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249973525

 前歯の千切はスパスパと小気味好くてリズミカル。奥歯では瞬時にクチリと潰れこむ淡白な歯ごたえ。そしてスープのまとわりと旨味の浸透が口の中に残る。この一杯は酒で合わせると言うより、サブメニューもいらぬかも。また大盛り設定も確かないはず。あまり余計なことをするとバランスを崩すようなデリケートさが、これまた命という感じですね。

(麺リフト)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249973528





 総じまして、「クリスタルでピュアな旨味が染み入る崇高系塩ラーメン」と言う、そのまま何のひねりのない感想でごめんちゃい。ここもまたメニューシンプルなのに飽きない店でして、この暗がり店舗で営業続ける限り、通い続けることとなりましょう。一度くらい家族を連れて来たいと思うのだが、先日車で前を通った時に紹介したら、ドン引きしてた(笑)。早く誤解と解かねばと思うこの頃ですー。ということで、夏バテがいつまでたっても取れない状態で疲れてますので、とっととまとめで最後に詠ってもう寝ますー。



   ミスチルと
   豊かな旨味
   包まれて



   沁み入る塩の
   美味さ鮮やか



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

投稿 | コメント (7) | このお店へのレビュー: 9件

コメント

ども〜
オープン当初に酔ったきり
再訪を果たせてません(^^;

はち ~減量中~ | 2017年9月7日 05:10

どもです。
淡麗鶏塩の王道的ビジュアル!
わたしの絶対好きな奴です(^^)/
怪しい場所はついつい行きたくなりますよ^^;

なかなか再訪実現出来てませんが
その折には、塩と決めております!

YMK | 2017年9月7日 08:34

こんにちは(*^^*)

醤油は美味しかったんですけどね。
余りにも69すぎて、ちょっと引いた記憶があります。
塩派としては、これも試してみたいです。

としくん | 2017年9月7日 08:45

こちらは数年前に冷やし旅で訪れています
美味しかった記憶があります。
が、それ以来なかなか訪問できずにいるので、うらやましーです

まるまる(°…°)四隅踏破 | 2017年9月7日 08:47

キレイで旨そうな塩ですね〜
ココはまた行かねば!
てか臨休多過ぎーー

FUMiRO | 2017年9月7日 09:01

こんにちは。
BMしていますが、中々行けないお店です。
淡麗な趣きですが、箸休めの類いがないんですね。

おゆ | 2017年9月7日 09:09