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「得製つけめん」@らーめん・つけ麺 我家の写真大崎裕史氏が雑誌で取り上げていたお店。
要町から池袋に向かって歩くこと5,6分?
わかりにくいかな?と思ったら、小道の入り口に幟と案内が出ていました。
あとでも書きますが、お客さんの声を受け止めて、いろいろ改良しているのでは
ないかな、と思わせるところがあります。この案内もその一つでは?

お店は、その小道を入ってほどなく、道の右側の半地下にあります。
小道を入ってしまえば、看板もきれいでわかりやすいです。
みなさんのレビューのとおり、母子っぽいお二人が切り盛り。
しかし、若い男性の方が敬語を使ってらっしゃるので、お母様ではないのでしょう。

雨の日の昼の部終了間際、先客2名、あとから1名。
得製つけめんを券売機で。
1020円ですか。値段をグダグダいうつもりはありません。
どこもたいへんなんでしょう。

厨房をカウンターが囲むレイアウト。調理の一部始終を拝見。
5分ほどでつけめん到着。では、いただきます(-人-)。

深めの茶碗のような汁椀。
麺皿に青ネギ・白髪ねぎ・もやし・メンマ・味玉・チャーシュー1枚が乗ってます。
チャーシュー1枚かよ!と思ってたら、汁の中にダム湖の朽木状態で沈んでましたw
ほかにも、メンマやねぎなどがゴロゴロ沈んでます。

麺は、中太麺で、ツルンとしてるようで、ほどほどのひっかかりはある、
ちょっと透明感があるような、弾力の弱いグミのようなタイプです。
汁に潜らせて一口、ん!汁がわりとサラっとしてます。
チャーシューを沈めてあったからか、かなり肉の甘味が溶け込んでいる、
というのが第一印象。
汁は、瞠 池袋店っぽいと形容されている方がいましたが、なるほど!
私は、味も合わせて考えると、食処 渓にも近いかなと思います。
ただ、渓のつけ汁が汁粉のようにザラッとしているのに対して、
こちらはきれいにコラーゲン液に魚介が溶け込んで滑らかです。

汁の飲み込み際、今度は柚子の酸味が舌を支配します。サワーっと爽快。
飲み込んで次の麺を箸でつかんでいると、舌の底から今度はスパイスっぽい
ヒリッとした感触と、醤油の甘辛さが、砂から水が染み出てくるように浮かんできます。

汁の粘度が高くないせいか、麺との絡みは今一歩のような感じもしますが、
この柚子の使い方などから察するに、あまりドロドロの濃厚な豚骨魚介は目指しておらず、
むしろ和風のすっきりとしたまとまりを志向しているのではないでしょうか。
麺と汁の絡みよりも、たっぷりのネギと麺、汁をからめていただくと、
シャクシャク、モチモチ、ズルズルと、3種の味と食感がすっきりとした
和楽器の合奏のように、首の根っこをスーッと通って行くようなハーモニー。
いや、なかなかあなどれませんよ。

ただ........そのうち、ちょっと柚子が独奏モードに入っちゃうんですよね。
後半はやけにこの柚子の風味ばかりが強く感じられました。

麺皿のチャーシューは、サクッとしたタイプで、「サラミ」チック、
でも、パラパラ・ジワジワって感じで、ほどける傍らから肉の旨味が出てきて
悪くないです。味玉は、ちょうど固まったところって固さで、味がよく染みてます。

ひとつ残念なのは、湯切りが甘いこと。
完食後、麺皿にはかなりの水が溜まっていました。

卓上に出されるポットでスープ割りして〆。
味加減をみながら割ると、さっきの柚子の暴走がスーッと静かになり、
ダシの旨味が浮かんできて美味しく〆られました。

最初の方のレビューを読んでいると、初めは大盛りをやってなかったようですが、
今日行ってみると大盛りのボタンがありました。
柚子が強いのも、この柚子の味を称賛したお客さんの声を取り入れたのではないか、
と密かに思ったりしているんですが。

いずれにせよ、自分の方向性を持ちつつ、お客さんの声も積極的に受け入れている
お店ではないでしょうか。だとしたら、今後もっと美味しくなることが期待できそう。
決め手不足の池袋近辺に、一つ美味い店が加わったような気がします。

投稿 | コメント (2) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

こんばんは。このお店も「そのうち行かなきゃなー」とは思ってるんですが、遠くもないけど近くもないという微妙な距離感と不順な天候のせいでつい後回しになっています。

で、愚直の件なんですが、ダシスープの強さと味の強さのバランスがちょっと私には有り得ないものだった為、必要以上に低い点数になってしまったかもしれませんね。実際食べていて気持ちが悪くなったのも事実ですし。ただし私が50点台をつけている他の店とは違い、いつ70点台、あるいはそれ以上の美味さに化けても不思議じゃない、そんな「匂い」みたいなものもどこかしら感じるんですよね。無視出来ないかな?という感じです。

おっと~、
「我家」さんのレビュをざっと読み流していたら
>私は、味も合わせて考えると、食処 渓にも近いかなと思います。
うへっ、俺とおんなじ奴いるじゃん・・・ダレじゃいな~とHN見たら具亭猫さんでした~。

後半ユズが、というレビュが多いのですけど、今日は(?)なかったですよ。方向転換したのでしょうか、酸味すらほんのりでした。

もなもな | 2009年2月14日 18:15