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「みそらーめん」@らーめんやっこの写真 土曜午前中のウォーキングを楽しんでおりますと(30日)、なにやら東の空が真っ黒、風も東から吹いているし……こりゃひと雨来ますな。早めに昼食をとっておこうと、大江戸線で両国の宿題店「やっこ」へ。
 改札を出て地上出口を見ると、大勢の人が立ち止まってワイワイガヤガヤ……なんと、外はバケツをひっくり返したような大雨。しかし、「やっこ」はガードを越えてすぐ近く、折り畳み傘を取り出して、店まで駆け抜けました。
 店内はテーブル席が中心で、ゆったりとくつろげそうな雰囲気。先客の皆さんも心配そうに外の土砂降りを見つめていますが……カウンターに座る私を見て、席を立とうとしたお客さんに「まぁ、小やみになるまで待ってなさい」と、人情味溢れる女将さんの一言。無言で雨を見つめる店内に、AMラジオの音がけだるく漂います。注文は「みそらーめん」(650円)。
 約5分後、「おまちどおさま」と差し出された丼には、スープがナミナミ。女将さん、よくこぼさずに運べますなぁ。では、スープを一口……かなり濃厚な味噌の味わい、白味噌が主体なのか、大豆のほのかな甘みが印象的です。これに透き通るような野菜の旨みが染み渡って、油分・塩分も敢えて控えめ、辛味も全くありません。味噌が濃いわりにはスッキリとした喉ごしで、なんとも飽きのこない味わいですな……国内最大の某チェーンの味と似ているなどと聞いていましたが、確かに味噌の風味に共通点を感じるものの、味のくどさが全くなく、この非常に洗練されたバランスは、比較にもなりません。
 麺は中太縮れ。弱めのコシにホッコリとした歯応え、いわゆるフツーの中華麺に近いもので、やや固めのゆで加減で供されますが、のびが早い。サッサと平らげてしまいたいところですが、なにせ量が多く、他店の大盛りと同等かそれ以上。具材は炒めたモヤシとタマネギ、それにネギのみで、いたってシンプル。ニンニクをからめて炒める点が味の秘訣と、能書きにありましたが……う〜〜む、微妙な「隠し味」ですな。
 「これを入れてみなさい、美味しいよ」と、自家製の辣油を差し出す女将さん。二さじほど投入して、スープを味見しますと……具材の野菜からでた水分で、味噌の風味もややボンヤリしてきた中盤でしたが、辛味がほの甘い味噌の味わいをグッと引き立て、全体の味わいにクッキリと「輪郭線」を際立たせて、実に美味い。こりゃ担々麺と同じ理屈、最初から投入してもOKですな。
 札幌味噌ラーメンが東京に紹介された当初の味を、頑なに守り続けていると言われる、この「やっこ」。たしかに何処か懐かしく、しかし時代に色あせることのない魅力を感じます。それに、なんとも人情味溢れる女将さん、時が止まってしまったかのような店の雰囲気に、心の底から癒されますなぁ……麺がダマになっていたことも、思わず許してしまいましょう。ごちそうさま、また来ますね。

投稿 | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんばんは。

おぉ〜「らーめんやっこ」ですね!
この店は癒されますよね〜地元に愛されているお店だと感じました。

私はまだ550円の頃に食べたのですが、とっても満足しました。

>「これを入れてみなさい、美味しいよ」と、自家製の辣油を差し出す女将さん。
此方の自家製辣油、香ばしくてとても旨かった記憶があります。

ぽんたくん | 2008年9月10日 01:06

milesさま、kaitです。
>時代に色あせることのない魅力を感じます。
確かにそうですね。
自家製の辣油も良いです。
私は、味噌が食べたくなったら行ってしまいます。

kait | 2008年9月10日 10:57