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「たま大つけ麺豚入り+巻きチャー(ニンニク、ヤサイ)」@蓮爾 登戸店の写真9/20/08
◆山高きが故に尊からず
◆蓮爾連峰縦走計画(たまつけ麺編)

・最近の連戦では麺量過剰やヤサイ
過剰により、スープが薄まり、極度の
カネシ欠乏症に陥ったKM。
太い麺にうす味は苦手。
とにかくカライのが欲しくなり、最悪の
カラさを誇る蓮爾をめざす。
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山高きが故に尊からず。

世の中には、麺の高さを誇る山あり。
野菜の高さを誇る峰あり。
人は高きことに憧れ、山頂を目指す。

しかし、

野菜の高さは最高ではないにもかかわらず、
麺の峰々の険しさ、
山盛りのぶたくんの圧倒的物量。
常軌を逸した味付け。
小という日本語の概念をも脅かす神経。
これらのをもって、人を寄せ付けようとしない
山塊が我が故郷、川崎市多摩区登戸に存在する。
その名は蓮爾連峰。

何事が起きても動ぜず。
何も語らず。
何食わぬ顔をして、ちょっと奥にひっこんで
いて、この恐るべき山々を提供するご主人。
この人のことを、人は何と呼ぶのだろうか?
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10:30 KM、蓮爾登山口に立つ。
11:10 開店。
近代的食券発券マシンの前へ。
目指す登頂ルートは、最終番号:65番。
近代的マシンは千円札をも、受付ようとしないこと、しばし。
たま大つけ麺豚入り(工程距離:1150円なり)。

いつも通り、入口で食券を渡し、あいさつ代わりに
「巻きチャーありますかー?」。
コールはニンニク、ヤサイのみ。

1st Lotの最後に提供された山塊が写真だ。
(付け汁に埋没した巻きチャーは救出してから撮影)

この山塊は4つの独立峰より成り立つ。
第一峰:子豚山。標高300gを誇る。付け汁に埋没
    するも、引き上げると巨大。
    端の部分は幅と厚みが等しい。
    あなどれないうまさだ。
第二峰:巻茶岳。標高200gを誇る。
    直径10cm、厚さ3cm〜6cmと、
    その日の都合次第。
    脂と肉の混在した、至宝の味つけ。
    簡単には、人前に姿を現さないと言われ、
    恐れられている。
第三峰:野菜増山:うまくお願いすると標高が増す。
    特に味付けはしないらしい。
    ほっとするところである。
    ほとんどもやし。
第四峰:俗称、うずら山と呼ばれる。
公称570gしかないが、胃の中で極端に膨張し、
    登山家を苦しめる。水分を取り過ぎると
    遭難必至。
    10g単位で表示しながらも、量の誤差恐るべし。
    (多すぎて、公正取引法に違反のおそれあり?)
妙に大きい丼にて提供される。
    標高はどんぶりを超えると言われている。    
山頂にはうずらの卵が一個、意味もなく鎮座。
    名前はかわいいが、小麦粉のみでできあがった
    巨大山塊。最も凶暴。
    遭難者続出するも、救助に向かうものなし。
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さて、縦走ルートはいくつかのステップに分ける
ことにする。
第一ステップ:
最狂の付け汁に埋没した豚くんの救出を行う。
取り上げた豚くんは野菜増山に移動する。
これをしないと、さすがのKMもカラくて閉口する。
このステップはなんなく終了。

第二ステップ:
第一峰、第二峰、第三峰を一気に走り抜ける予定だ。
この峰々に時間を取られると、疲労により、遭難の危険が
増すこととなる。予定時間は5〜8分。
早速スタートだ。

まず巻茶岳。
うまいなー。堪りませんね。
これが食べたかったよ。
うまい。
ここで唐辛子を野菜増山にふりかける。
さながら紅葉に染まった秋山である。

ここで、野菜と豚を交互に進める。
豚単独では飲み込むのが大変だからである。
この豚も今日のは当たりでやや硬いがうまし。
このステップは5分で終了する。
順調なスタートだ。
天国に召された豚クンに感謝。
登頂の暁には、供養祭をしなければならぬ。

第三ステップ:うずら山攻略
いよいよ残るはうずら山だ。
大用のでかい丼にて提供される。
公称570gの麺は茹であがりで、どう見ても1.2〜1.5kg
はあるだろう。だいたい、あの人物が麺を計量しているとは
思えないし、手ざるですくった麺の量は半端ではないぞ。
つけ麺の方が量多くないか?

さらに、この麺はアルデンテを通り越し、明らかに芯がある。
したがって、通常の二郎の麺より、より水分を吸収する
能力がある。すなわち、胃の中で、はげしく膨張するのである。
この計算を誤ると、確実に降参となる。
普通の麺の570gとは訳が違うのである。

さて、山頂のうずらに目を奪われてはいけない。
すべてを小麦粉で形成された山塊は、
麺を持ち上げることも、啜ること、飲み込むことすら
拒むのだ。
すなわち、小さく噛み砕き、すこしづつ飲み込むことしか道のない、
難攻不落の山塊だ。

ここまでの段階で、少なくても1kgの固形物は胃に収めて
いるので、通常は腹いっぱいのはずである。
しかしながら、今日はここからが、本格的登山である。
今日のKMには、見上げたうずら山はずいぶん険しく見えるのだ。

はたしてKMは生還できるのだろうか?

最終ステップの予定時間は15分〜20分だ。
これ以上時間をかけると、胃が膨張してビバ―クを余儀なく
される。

ここでは一定のペースで、口に麺を運び、ひたすら咀嚼を繰り返す。
とにかく手を休めずに一定のペースを守る。
本来であれば、前かがみの姿勢では胃を圧迫するので、
”正しい姿勢”がベストだ。
しかし、この麺は持ち上げられないので、どうしても
前かがみとなり、苦しい姿勢だ。
スタートから15分経過。
まだ麺が半分位あるぞ。
通常の高山では、KMは15分で登頂できるのだが、
やはりなにか変だぞ。
麺が手ごわいのだ。
ここで珍しく弱気になる。
咀嚼回数が満腹中枢を刺激し始めている。
「こんなところで遭難しては、家族すら憐れんでくれないだろう」。

咀嚼を続けること15分以上。
さすがに噛み砕き、飲み込むのが辛くなる。

ここで、水を補給する。もちろん胃のスペースは
十分あるとみたからだ。
周りを見渡してみる。
人はどのような気持ちで自分を見ているのだろうか?

咀嚼を再開する。がんばれKM。
Total 21分で完食。
あとは無事下山するのみ。
この達成感のために、人は山に登るのであろうか?

「御馳走様でした」と、ご主人にあいさつする。
いつものように笑って見送ってくれる。

外にはさわやかな、台風一過の秋風がそよぐ。
蓮爾連峰縦走達成。

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今日の並び、また一番でした。
二番目には多分見かけたことある人ですが、
40歳代とみられる男性。
自転車に乗るスポーツマンだ。
KMだって昔はスポーツマンだったのにな。
この方と、30分位歓談する。
初めての人とすぐ盛り上がって話せるのって、
イケマセン系はいいね。
店内でも隣でした。
この人は麺少なめです。
それも何本少なくといところまで、
自分のCapacityを詰めてます。
これもすごいといえばすごいですね。
一種のプロです。
うまい、うまいと笑顔で食べてるのを見るのも
いいもんです。

私の連峰を見て、すごいを連発してくれます。
心の中で、「やっぱりぃ!」なんて、うれしくなります。

麺が多くても少なくても友達は友達だね。

最後に「またお合いしたいですね」で、
分かれました。
並んでいる時、初めての人でも話ができると
楽しいね。

山は道ずれ、世は情け。
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投稿 | コメント (12) | このお店へのレビュー: 27件

コメント

KM様

山は世につれ、世は山につれ

おはようございます!
朝一で深〜いレビュー興味深く拝見しました。

蓮爾連峰にはレビュアーを振るわせる何かが
ありますよねw

今後もレビュー楽しみにしています。
ではでは〜^^

フリーダム | 2008年9月21日 09:47

どうもです!!
この山に挑戦したいなぁ〜
そこに山があれば…
そこまでの登山家ではないのですが、こちらの山は魅力的ですww
巻きチャーにも興味津々なんですw

| 2008年9月21日 09:59

なんすか?
この写真は?
ラーメン三杯喰ったのかと思っちゃいました(笑)。
あっ でも似たようなもんですネw
何故アルピニストは、より険しい山に挑み続けるのでしょうか?(笑)

SPARK影 | 2008年9月21日 10:05

◆フリーダムさん
コメントありがとうございます。
朝一では元気あり過ぎでしたかね。

>蓮爾連峰にはレビュアーを振るわせる何かがありますよねw

実家がすぐ裏でしたので、相当な回数行ってます。
ストレスが最大の時とか、考えることがある時に行きます。
食べ始めると、ものを考える余裕が無くなります(笑)。
またコメントください。

◆泉さん
コメントありがとうございます。
こんなのばかりですみません。
どうも一番自分に合ってる店みたいですね。
細かいこと言ってる場合では無くなります。
巻茶岳、ぜひ登ってください。
土曜日の朝一にはある確率が高いです。

◆SPARK影さん
コメントありがとうございます。
4人分の食事としても賄えるカロリーですね。
こんなことしていて、いいのでしょうか?
5大陸の最高峰の踏破は目標にはしてませんが、
景色を楽しみながらの登山は、織り交ぜてたいところです。

KM | 2008年9月21日 17:16

こんばんは。
蓮爾連峰……、素晴らしい眺めであります。そして面白いレビューでした。
私はどんな戦いでも15分が勝負だと思っています。その段階である程度
片付いていれば勝利を確信できますし、その時点で満腹中枢が働き、
半分以上残っていたら撃沈を覚悟しています。
私はココでつけ麺を食べたことがないので大変参考になりましたよ。

私も心を奮い立たせて先日エベレスト級の太麺2キロの登山に
挑みましたが残念ながら途中棄権。絶対食べられるという
確信の元に挑戦したので、その分ショックも大きかったです。(泣)
お店に対しては丁重に謝罪しましたが、なんとも情けない。
しばらく修行のためドカ盛系は自粛します。

Killa Queens | 2008年9月21日 21:36

こんばんは、プリティです。

巻きチャー、またまた旨そうですね〜w
行きたいなぁ。。。でも麺あまりにも強過ぎて顎やられちゃいそうだなぁ(笑)
先ずは小ラーメン狙いたいですね。

並んでる時に前後の方と会話が弾むと、並びも苦にならないですし、とっても有意義ですよね〜。
とても同感です!!

プリティ | 2008年9月21日 22:02

◆プリティさん
品川宿での活躍、痛快でした。

自分はどうしても同じところに行く癖がありますので、
それも結構忙しいのです。

巻茶岳、まだ続いていますので、ぜひ土曜日の朝一を
ねらってください。

並んでいるのは退屈なので、いつも話し相手を探します。
大阪のおかん並です。

楽しみのために並んでいるのですから、もっと楽しそうに
並べばいいのに、と、思うことあります。

KM | 2008年9月21日 22:47

◆あまのまどい殿
コメントありがとうございます。
楽しんでいただけたみたいで、光栄です。
今、たまたま暇ができたので書いてみたのです。

たかがラーメンなのですが、ドラマを感じる時がありますね。
初めての二郎に行った時など、どんなトッピングをしようかとか、
なんて言えばいいのかとか、緊張しますよね。
ラーメンでこのような経験ができるのが楽しいですね。
こういう気持ちがあるうちに、
なんか書いておきたいです。
ぜひまた楽しいの書いてください。

KM | 2008年9月22日 07:43

どうもです。

登頂おめでとうございます。
いやぁ〜
じっくり読ませていただきました。
これは一種の物語ですよ。

登山途中の展開も結構ドキドキさせられました。

損でもって過去レビも拝見しましたが、小でも凄いんですね!
自分は小でも遭難しそうですよ。。(;^_^A アセアセ…

3ちゃん | 2008年9月25日 19:11

◆3太郎さん
コメントありがとうございます。
山に登った気持で、書いてみました。
楽しんでいただければ、幸せです。

蓮爾はヤサイも豚も麺も、なかなかやります。
小でも豚とヤサイがあるので、大を食べるくらいの
覚悟は必要です。
麺が好きな人向けで、スープタイプが好きな人は見向きもしません。

KM | 2008年9月25日 19:36

こんばんわ〜!!!

言いたいことは・・・
食べたい!食べたい!食べたい!食べたい!食べたい!食べたいィ〜!!!

巻きチャー!!!!
ほんとこの山々美味そう!!
てか美味いって自覚してるだけに欲求が・・・

ふと感じましたが・・・前よりモリモリ増量ですね食べる量が・・・食欲の秋ですね!

80000 | 2008年9月26日 03:11

◆80000さん
コメントありがとうございます。
ぜひ、普通の豚と巻きチャーの両方を堪能してください。

昨年は大ばかり食べていて太りましたので、しばらく大は封印していたのです。
いずれはまた小に戻さないといけないと思ってます。

KM | 2008年9月26日 08:44