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「味玉らーめん」@らーめん Zootの写真 連休とはいっても、半分お仕事(14日)。さらに、お仕事とはいっても、半分ご接待。一流のフレンチを食わせ、極上の寿司を食わせ、松茸づくしで乾杯〜〜やや食傷気味になった頃、新横浜までお客さんを夫婦でお見送り……疲れ果てました。なんかこう、「さばけた」一杯をイキたいですなぁ……帰り道、蒲田で途中下車して「Zoot」へ。
 板に無造作に「Zoot」と大書した看板、洒落た取っ手のついたドアをはじめ、全体を落ち着いた木調に仕上げた外装。「ラーメン」のノボリがなければ、ショット・バーかイングリッシュ・パブにしか見えない店構えです。
 店内はさらにお洒落。シックな黄土色の壁材で仕上げた内壁、アクセント・ウォールと柱のデザインを調和させた空間に、広々とした木製カウンター。壁に飾られたアヴァンギャルドなLPジャケットや金属製の時計、その他小物に至るまで……かなりコダワリが感じられるインテリア、まるで青山か麻布のお店のようですな。注文は「味玉らーめん」(800円)、丼は約5分で到着。
 では、スープを一口……非常になめらかなコクの動物系は、豚骨主体ですが鶏ガラも加えられているとか。これに、非常に旨みの強い魚介出汁が、驚くほどの精度で、極めて自然に馴染んでいますが……醤油カエシの塩分が強すぎるのか、塩味に遮られて魚介系の「風味」を感じにくい。「サバ節、カツオ節、煮干し、昆布」といった構成だと聞いていますが、食材のバランスが良いのでしょう、たしかに「旨み」は半端ではありません。ま、逆に言えば、動物系・魚介系含め、全体のまとまりが良すぎて、かえって塩味が突出してしまったともいえるのかな……
 麺は中太のストレート。国産小麦のブレンドでかん水少なめとのことですが、確かに軽快な歯切れで、ふっくらとした優しい甘み。スープが優等生なら、麺も優等生ですな……具材は、チャーシュー、メンマに、ネギ・カイワレ・海苔と味玉。特筆はネギに少量混じるカイワレで、塩味と旨みが充満した「優等生」スープに、苦味と辛味で「喝」を入れ、いい「薬味」になってます。チャーシューはバラ肉使用、スープに対してやや濃いめの味付けで、プリプリとした脂身の食感も良く、なかなかの仕上がり。メンマ、味玉の風味も悪くありません。
 ―――動物系と魚介系による「融合」の「優秀」さは、都内でも屈指だと思いますが……強い塩加減が「仮面」のようにスープの「表情」を覆い隠し、やや「単調」に陥っています。後半少し飽きが来た頃、思わすBGMに耳を傾けますと……お、かなり古いジャズ、50年代前半頃かしら……むむっ? ひょっとして「Zoot」って、往年のサックス奏者「Zoot Sims」のこと? 朗らかな音色が印象的な人ですが、私はあまり好きじゃなかったな……もうすこし、「ワル」で「ヤンチャ」な連中が好きなもんで。その点、ラーメンも一緒だったりして。

投稿 | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

ドモです!
蒲田までいらっしゃったんですねぇ〜
狙いをつけてらーめん Zootにされたように予習されいるあたり、流石です。
一見ラーメン屋とは思えない雰囲気、店内の照度が低くて携帯での撮影はきつかったです。

固形物なきあとのスープはショッパくて飲む気になれなかったのですが、やはり鹹かったようですね。

何度も前を通りますが、冷静の素通りしてしまいます。
あのお洒落な雰囲気でラーメンってのはあっしには似合わないからでしょうか。

1日1麺 | 2008年9月22日 23:50