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「鶏と三河屋の麺、これら難しさを実感した一杯」11時45分到着、先客4人、正午近づくにつれ、徐々にお客さんは増える。ただし、満員だとか、行列になるには至らず。初訪だし、がっかりする味だったらどうしよう、という思いに、空腹が勝り、大盛りに。配膳用の細長い「クリーク」を囲むような「カウンター」。その奥に、調理中の厨房が見える。女性店員の影になってわからなかったが、麺を茹でた「網」(名称知らず)のまま麺を〆ていたような気が.....。7分ほどで品が到着。大盛りのオーダーにしたけど、大盛りの上に「得盛」があったので、実質「中盛」だろうと予想し、そのとおりだった。普通に食べられそう。いただきます(-人-)。中太の麺は、モチモチというより、表面がヌメヌメしているような錯覚にすら陥る。動物のゼラチン質に絡めると、独特のクニュクニュ感を発揮する三河屋の麺である。麺単体で、こういう食感って面白いが..........。つけ汁は、ほどほどの粘度、麺を潜らせて食べると、まずブワッと鶏の風味。そこに、醤油と黒コショウや唐辛子のピリ辛を利かせることで、ともすれば味わいがあっさりしている鶏の味の輪郭を際立たせる効果を出している。この味の組み立ては面白いが、いかんせん鶏という素材は、ボワッと風味が来る変わり、その風味が消えていくというか、どこかに抜けていくのがけっこう早い。鶏の風味→麺の甘味と食感→それらが消えて、スパイスの辛さが残る、というサイクルが早い。本来、三河屋の麺は、つけ麺で食べると、ゼラチン質と麺の融合後味攻撃が長く後を引くところに魅力があるのだけど、この後味・余韻の時間が短い。鶏チャーシューも、食べた瞬間、グリンという独特の食感と、淡白ながらたしかな旨味を感じるけれども、余韻の引き潮の速いこと、速いこと。そぼろも入って、汁に均等にザリザリとしたアクセントを加えています。これも引き潮が速いことを除けば、なかなかの演出。味玉サービスはうれしい。噛み割って、汁を染み込ませていただくと、じわウマ!スープ割り、熱さがアップして、飲んだとき、鶏の風味がまたボワッ!醤油と鶏のジンワリとした美味さ。ゴクゴク、胃に染みわたる。美味さだけじゃなくて、スパイスも染みわたる........。なかなか美味しい、とは思うんですが、帰る道すがら、すでに後味の余韻はなし。いや、スパイスのピリ辛感は残っている。鶏という素材が、日本人の味覚にマッチしながらも、ラーメンの素材としては定着してこなかったのは、やはりこの後味の淡白さにあるのではないでしょうか。それは、三河屋のクニュクニュ麺で食べると、なおさら浮き彫りになります。鶏という素材は、ラーメンというカテゴリーで食べるには、何かあとひと工夫、決め手が欲しいように思います。あっさりしてるし、たまに目先を変えるのにはよいつけ麺ですが、中毒性というか、しょっちゅう食べたくなるには.......。鶏ブームのようですが、ブームの主役になるには鶏という素材は難しそうです。
11時45分到着、先客4人、正午近づくにつれ、徐々にお客さんは増える。
ただし、満員だとか、行列になるには至らず。
初訪だし、がっかりする味だったらどうしよう、という思いに、空腹が勝り、大盛りに。
配膳用の細長い「クリーク」を囲むような「カウンター」。
その奥に、調理中の厨房が見える。
女性店員の影になってわからなかったが、麺を茹でた「網」(名称知らず)のまま
麺を〆ていたような気が.....。
7分ほどで品が到着。大盛りのオーダーにしたけど、
大盛りの上に「得盛」があったので、実質「中盛」だろうと予想し、
そのとおりだった。普通に食べられそう。いただきます(-人-)。
中太の麺は、モチモチというより、表面がヌメヌメしているような錯覚にすら陥る。
動物のゼラチン質に絡めると、独特のクニュクニュ感を発揮する三河屋の麺である。
麺単体で、こういう食感って面白いが..........。
つけ汁は、ほどほどの粘度、麺を潜らせて食べると、まずブワッと鶏の風味。
そこに、醤油と黒コショウや唐辛子のピリ辛を利かせることで、ともすれば味わいが
あっさりしている鶏の味の輪郭を際立たせる効果を出している。
この味の組み立ては面白いが、いかんせん鶏という素材は、ボワッと風味が来る変わり、
その風味が消えていくというか、どこかに抜けていくのがけっこう早い。
鶏の風味→麺の甘味と食感→それらが消えて、スパイスの辛さが残る、というサイクルが早い。
本来、三河屋の麺は、つけ麺で食べると、ゼラチン質と麺の融合後味攻撃が
長く後を引くところに魅力があるのだけど、この後味・余韻の時間が短い。
鶏チャーシューも、食べた瞬間、グリンという独特の食感と、
淡白ながらたしかな旨味を感じるけれども、余韻の引き潮の速いこと、速いこと。
そぼろも入って、汁に均等にザリザリとしたアクセントを加えています。
これも引き潮が速いことを除けば、なかなかの演出。
味玉サービスはうれしい。噛み割って、汁を染み込ませていただくと、じわウマ!
スープ割り、熱さがアップして、飲んだとき、鶏の風味がまたボワッ!
醤油と鶏のジンワリとした美味さ。ゴクゴク、胃に染みわたる。
美味さだけじゃなくて、スパイスも染みわたる........。
なかなか美味しい、とは思うんですが、帰る道すがら、すでに後味の余韻はなし。
いや、スパイスのピリ辛感は残っている。
鶏という素材が、日本人の味覚にマッチしながらも、ラーメンの素材としては
定着してこなかったのは、やはりこの後味の淡白さにあるのではないでしょうか。
それは、三河屋のクニュクニュ麺で食べると、なおさら浮き彫りになります。
鶏という素材は、ラーメンというカテゴリーで食べるには、
何かあとひと工夫、決め手が欲しいように思います。
あっさりしてるし、たまに目先を変えるのにはよいつけ麺ですが、
中毒性というか、しょっちゅう食べたくなるには.......。
鶏ブームのようですが、ブームの主役になるには鶏という素材は難しそうです。