レビューやランキングで探す、日本全国ラーメン情報
平日 曇天 13:00 先客 9名 後客 6名 後待ち10名連日の猛暑から一転、明け方の豪雨と曇り空により割と過ごしやすい午後。有名店ゆえの行列も承知の上でこちらへ向かう。道すがらメニューを考えながら移動するのも楽しみのひとつである。そんな時にこのRDBが非常に役立っているのだがレビューよりも皆さんの写真を参考にしている。パッと見の第一印象も大事にしていて明らかに一目惚れするラーメンもたまにはある。清湯系鶏ガラスープに中細麺、赤耳焼豚に細切りメンマと味玉。薬味はほうれん草と白ネギで油は少なめ。いわゆる昔ながらのやつである。しかしこちらのラーメンの写真は真逆とは言わないまでも違うジャンル。今風である。私の確固たる好みを打ち壊してくれることを期待しながら店先を探す。短い商店街を抜けまっすぐな通りに出るも行列は見えず。ナビによるとそろそろなのだがと不安になるがラーメン屋らしい看板がない。あるのはライブハウスの告知板のようなものだけ。そこの少し奥まったところに製麺所の箱を見つける。ここだとやっと分かる。幸いにも行列はなくカウンターに案内される。券売機はなく口頭注文の後払いシステム。店内はラーメン屋の雰囲気ではないが明るく広々としている。入口の扉が開けっぱなしのためか店内には出汁系の香りはなくBGMはRIZE。オルタナ好きのおじさんのテンションは違う意味で MAX状態。ノリノリの勢いで特製を注文してしまった。最近は特製で失敗しているので不安がよぎる。お若い方の二人体制で仕事ぶりも丁寧に見えるので提供時間は若干かかるがRIZEに身を委ねて待つ。4曲ほど聴いただろうか12分ほどで到着。小さめの丼に盛り付けられた姿は好みのタイプではないが美しい。漆黒の闇に輝く小宇宙のよう。鶏ベースの香りが液面の鶏油をかいくぐってわずかに漏れてくる。ここまでスープを口にするまで長々と書いたが私なりの期待の表れなのでご勘弁を。スープをひとくち。衝撃が走った。うまい。丸鷄特有のくどい甘さが全くない。いや全くないわけではなく甘さが旨さになっている。そして醤油ダレのキレもバランスよく同居している。ほのかな甘さの鷄油もサラリとして最近の丸鷄ベースでは群を抜くスープ。そして麺へと続く。第二の衝撃が突き抜ける。茹で加減バッチリの中細ストレート麺はツルツルしながらもスープをしっかり持ち上げる。モチモチとした歯応えなのにパツンと歯切れも良い。ツルッ モチッ パツッの揃い踏みの麺に出逢えたことに感謝する。ここまでのラーメンなら満点なのだが具材が少し好みでなかったのが残念。特製にした自分が悪いのだが。低温調理の鷄ムネ肉と豚ロースの焼豚が二枚ずつ。漬け込みが淡いのか肉質本来のせいか味も旨味も乏しく柔らかい何か分からないものを食べてる感じ。レアと半なまとは全く違うと思う。豚バラも味付けは品があり好みだが薄切りなので余分な脂身を感じず食べやすかったのだがバラ肉の良さが出てこない。味玉は半熟より一歩過ぎた茹で加減でオレンジ色の黄身からは旨味を感じない。エサ由来の黄身の色なのだろうか。小ぶりな穂先きメンマは薄味で仕上げられているが下処理不足なのか発酵臭が強く残り過ぎているように思う。しかしスープと麺のあまりの美味しさにリードされ瞬く間に完食。両手で丼を持ってスープを飲み干す際に流れ込んでくる細かな白ネギも香りと食感を足してくれる貴重な存在。完飲する頃には店の外には10名以上の行列で本日のラッキーを使い果たした気分。自分の好みとは少し違っただけで人気店なのもわかる。いま時代がレアチャーシュー志向なのだが、このスープと麺を持ってすれば流行りが変わったとしても未来へと残るラーメンになると確信できる一杯でした。
連日の猛暑から一転、明け方の豪雨と曇り空により割と過ごしやすい午後。有名店ゆえの行列も承知の上でこちらへ向かう。
道すがらメニューを考えながら移動するのも楽しみのひとつである。そんな時にこのRDBが非常に役立っているのだがレビューよりも皆さんの写真を参考にしている。
パッと見の第一印象も大事にしていて明らかに一目惚れするラーメンもたまにはある。清湯系鶏ガラスープに中細麺、赤耳焼豚に細切りメンマと味玉。薬味はほうれん草と白ネギで油は少なめ。いわゆる昔ながらのやつである。
しかしこちらのラーメンの写真は真逆とは言わないまでも違うジャンル。今風である。私の確固たる好みを打ち壊してくれることを期待しながら店先を探す。
短い商店街を抜けまっすぐな通りに出るも行列は見えず。ナビによるとそろそろなのだがと不安になるがラーメン屋らしい看板がない。あるのはライブハウスの告知板のようなものだけ。そこの少し奥まったところに製麺所の箱を見つける。ここだとやっと分かる。幸いにも行列はなくカウンターに案内される。券売機はなく口頭注文の後払いシステム。
店内はラーメン屋の雰囲気ではないが明るく広々としている。入口の扉が開けっぱなしのためか店内には出汁系の香りはなくBGMはRIZE。オルタナ好きのおじさんのテンションは違う意味で MAX状態。
ノリノリの勢いで特製を注文してしまった。最近は特製で失敗しているので不安がよぎる。お若い方の二人体制で仕事ぶりも丁寧に見えるので提供時間は若干かかるがRIZEに身を委ねて待つ。
4曲ほど聴いただろうか12分ほどで到着。小さめの丼に盛り付けられた姿は好みのタイプではないが美しい。漆黒の闇に輝く小宇宙のよう。鶏ベースの香りが液面の鶏油をかいくぐってわずかに漏れてくる。ここまでスープを口にするまで長々と書いたが私なりの期待の表れなのでご勘弁を。
スープをひとくち。衝撃が走った。うまい。丸鷄特有のくどい甘さが全くない。いや全くないわけではなく甘さが旨さになっている。そして醤油ダレのキレもバランスよく同居している。ほのかな甘さの鷄油もサラリとして最近の丸鷄ベースでは群を抜くスープ。
そして麺へと続く。第二の衝撃が突き抜ける。茹で加減バッチリの中細ストレート麺はツルツルしながらもスープをしっかり持ち上げる。モチモチとした歯応えなのにパツンと歯切れも良い。ツルッ モチッ パツッの揃い踏みの麺に出逢えたことに感謝する。
ここまでのラーメンなら満点なのだが具材が少し好みでなかったのが残念。特製にした自分が悪いのだが。
低温調理の鷄ムネ肉と豚ロースの焼豚が二枚ずつ。漬け込みが淡いのか肉質本来のせいか味も旨味も乏しく柔らかい何か分からないものを食べてる感じ。レアと半なまとは全く違うと思う。豚バラも味付けは品があり好みだが薄切りなので余分な脂身を感じず食べやすかったのだがバラ肉の良さが出てこない。
味玉は半熟より一歩過ぎた茹で加減でオレンジ色の黄身からは旨味を感じない。エサ由来の黄身の色なのだろうか。小ぶりな穂先きメンマは薄味で仕上げられているが下処理不足なのか発酵臭が強く残り過ぎているように思う。
しかしスープと麺のあまりの美味しさにリードされ瞬く間に完食。両手で丼を持ってスープを飲み干す際に流れ込んでくる細かな白ネギも香りと食感を足してくれる貴重な存在。
完飲する頃には店の外には10名以上の行列で本日のラッキーを使い果たした気分。自分の好みとは少し違っただけで人気店なのもわかる。
いま時代がレアチャーシュー志向なのだが、このスープと麺を持ってすれば流行りが変わったとしても未来へと残るラーメンになると確信できる一杯でした。