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日曜日 晴天 13:50 先待ち20名 後待ち6名本日は夜まで予定もないので「第4回 RDBの超高性能スーパーコンピューターが算出したオススメ店は本当に私に合うのか!」の開催を決定する。今までの対戦成績は1勝1分1KOとやや優位を保っている。過去の対戦相手はラーメンしか食べてない私に対してつけ麺の名店。しかも清湯醤油系が好みに対して濃厚系をマッチメイクしてくる異種格闘技戦のようだった。今回の対戦相手は清湯醤油ラーメンもある有名店という事で気合いも入る。その界隈では知らぬ者はいない人気店だ。さらに日曜日のゴールデンタイムでの決戦になりそうなので会場は超満員が想像される。しかしピークタイムど真ん中に行ったとして超満員に膨れ上がった会場の外で長時間待つと体力も気力も消費しては対戦相手に申し訳ないので少しずらして会場へ向かう。この大会のルールはオススメに挙がる店から休日や営業時間などを考慮し選んだ店へ出向き、その日一番食べたいメニューを食べて公正に採点し、90点以上付けたなら私のKO負け、80点以上ならば判定負け、70点台なら引き分けとし60点台なら判定勝ち、59点以下の点数ならば私のKO勝ちである。前回のKO勝ちは圧倒的な勝利だった。今回もKOを狙う。朝から何も食べておらず体調は万全だ。やっと対戦できる醤油ラーメンは相手にとって不足はない。昼営業のピーク時を過ぎたころの14時を目指して家を出る。家からは乗り換え一回で会場入り出来るので精神的にも問題ない。会場へ向かう途中に対戦相手の情報を叩き込んでおく。写真の表情をしっかり目に焼き付けた。観光客で賑わう押上駅には脇目も振らず真っ直ぐに向かったが私の想像を遥かに超える人気ぶりだ。何もない通りの歩道に20名ほどの行列だ。あとで知ることになるが店内にも5名ほど待機している。休日とはいえこれほどの行列は経験にない。少し相手を見くびっていたようだが闘志には火がついた。戦闘モードに入る。店先には真夏の灼熱の太陽が真上から西に傾きかけているがちょうど日差しを遮るものが何もなく20名以上の行列をさばく間に干上がってしまいそうだ。すると店員さんが日除けの傘を貸したくれた。有難い心遣いに感謝する。直射日光を避けられ体力温存できると思ったが実は日傘ではなく黒の雨傘で光の代わりに熱を最大限に吸収し汗が吹き出る。せっかくのご厚意だがひとまず傘をたたむ。行列の客層は若めで外国人観光客もちらほら。約45分かけて店内の控え室に入る。券売機の前で対戦相手となるタイトルを押す。食券を手に控えのイスに座る。思っよりも体力を消耗していたが途中で店員さんからレモン水が紙コップで差し入れられたので幾分は蘇った。店内はロック色が強くカウンターが二手に分かれている。ワンロット4杯のオペレーションで組み立てられていく。順番的に行くと私は右サイドにあるアリーナ特別リングサイド席に当りそうだ。目の前で店主自身によって繰り出されるラーメンと対決できるとは最高のステージ。会場入りしてから10分弱でカウンターの奥の席へ案内される。スープの仕込み場により近い席だ。いよいよゴングが鳴る。このロットも注文は様々だが手慣れた様子で作業を進める。時折、客と会話する余裕まである。強面だが非常に優しい語り口で客の心を解かす。目の前で作られている間にも焼豚の部位の違いなどの説明が入る。これは楽しい。と思ったが、この時すでに奥の仕込み場から匂ってくる生臭さに毒されていたのだ。豚ガラの匂いかと思ったが豚ガラは使ってそうにない。くさやのような何かの魚が腐敗したような匂いだ。ラーメンの採点には衛生面や環境は考慮しないのだがこのままの嗅覚で対等に闘えるのだろうか不安になる。ここで対戦相手のラーメンが到着。オリジナルの切立丼の姿は予習してた通りだ。良い意味で田舎から出てきた男の子が原宿で買った服を着ているが靴は学校の指定靴を履いている感じ。垢抜けないが最先端を身にまとっている。全身が最先端のファッションの人よりは親しみやすく愛くるしいと言う意味です。軽やかな油膜と一緒にスープをひとくち。さっぱりながら滋味溢れる重なりもあり1ラウンドからパンチを食らってしまった。人気があるのも納得ができる。丸鷄の脂からの甘みや鷄ガラからはすっきりした旨みを。その奥には幾重にも旨みが広がり続ける。宇宙のようなスープをまろやかなカエシが引き締めバランスを取る。麺は角ありのストレート中細麺でさほど滑りは良くないが歯応え噛応えのある低加水麺。残念なのは、このタイプの丼によくあるスープ量の少なさが吸収率の良い麺との相性の悪さとして出ている。最初の段階で麺をスープの中で泳がす事が出来ないくらいのスープの量だ。吸収の良さの上にスープを持ち上げる麺と麺の隙間がより一層スープを少なくさせる。具材はこの日で三種類。豚肩ロースと豚ロースとラーメンには珍しい牛バラ肉。豚ロースは香ばしく炙られていて形の良さはないが味付けはとても美味しく肉を食べてる実感がある。牛バラ肉もじっくり煮込まれているが旨みは閉じ込めてあり肉質は申し分ない。お代わり希望。ダメだったのが肩ロースの低温焼豚で食感の悪さと筋切りが出来てないために噛み切れない。香辛料を上手く使ってあるので獣臭さは無かったがレア過ぎた。低温調理の基準値に達しているのかと疑問に思うほどだった。見るからに田舎風な細切りメンマと味玉も想像以上の逸品。色黒のメンマだが見た目ほどの塩分はなくコリッと噛み砕くとピリッとした辛味が弾ける。これでビール呑んだら止まらなくなりそうだ。こちらもガン黒の味玉も薄味とは言わないまでも下品な濃さはない。しっかりと漬け込んだ熟成感は一日や二日では成せる技ではなさそうだ。田舎っぽいと表現したが流行りの低温焼豚なんかに比べたら相手にならないほど素晴らしい存在。薬味については細やかな仕事が伝わるが玉葱アッシェの辛味に随分と味覚をごまかされた気がする。青みは青梗菜だが取り上げる必要はないかな。ここまで自分が優勢に試合を進めてきたつもりだったが、優勢の原因は厨房からくる臭さによるかも知れないと対戦相手のラーメンに同情しそうになった。もし入口近くのカウンターでこのラーメンを食べていたら印象が違ったかも知れない。今までの採点にはラーメン以外のものは考慮しないと決めていたが匂いに関しては減点せざるを得なかった。試合は60点と言う事で私の判定勝ちだが玉葱の辛味が気になってスープを完飲できなかったので9ラウンド途中でのTKO勝ちといったとからだろうか。次回は匂いのない席で互いにベストコンディションで対戦したいが一時間の行列は勘弁してと腰が引ける一杯でした。
本日は夜まで予定もないので「第4回 RDBの超高性能スーパーコンピューターが算出したオススメ店は本当に私に合うのか!」の開催を決定する。今までの対戦成績は1勝1分1KOとやや優位を保っている。過去の対戦相手はラーメンしか食べてない私に対してつけ麺の名店。しかも清湯醤油系が好みに対して濃厚系をマッチメイクしてくる異種格闘技戦のようだった。
今回の対戦相手は清湯醤油ラーメンもある有名店という事で気合いも入る。その界隈では知らぬ者はいない人気店だ。さらに日曜日のゴールデンタイムでの決戦になりそうなので会場は超満員が想像される。しかしピークタイムど真ん中に行ったとして超満員に膨れ上がった会場の外で長時間待つと体力も気力も消費しては対戦相手に申し訳ないので少しずらして会場へ向かう。
この大会のルールはオススメに挙がる店から休日や営業時間などを考慮し選んだ店へ出向き、その日一番食べたいメニューを食べて公正に採点し、90点以上付けたなら私のKO負け、80点以上ならば判定負け、70点台なら引き分けとし60点台なら判定勝ち、59点以下の点数ならば私のKO勝ちである。前回のKO勝ちは圧倒的な勝利だった。今回もKOを狙う。
朝から何も食べておらず体調は万全だ。やっと対戦できる醤油ラーメンは相手にとって不足はない。昼営業のピーク時を過ぎたころの14時を目指して家を出る。家からは乗り換え一回で会場入り出来るので精神的にも問題ない。会場へ向かう途中に対戦相手の情報を叩き込んでおく。写真の表情をしっかり目に焼き付けた。
観光客で賑わう押上駅には脇目も振らず真っ直ぐに向かったが私の想像を遥かに超える人気ぶりだ。何もない通りの歩道に20名ほどの行列だ。あとで知ることになるが店内にも5名ほど待機している。休日とはいえこれほどの行列は経験にない。少し相手を見くびっていたようだが闘志には火がついた。戦闘モードに入る。
店先には真夏の灼熱の太陽が真上から西に傾きかけているがちょうど日差しを遮るものが何もなく20名以上の行列をさばく間に干上がってしまいそうだ。すると店員さんが日除けの傘を貸したくれた。有難い心遣いに感謝する。直射日光を避けられ体力温存できると思ったが実は日傘ではなく黒の雨傘で光の代わりに熱を最大限に吸収し汗が吹き出る。せっかくのご厚意だがひとまず傘をたたむ。
行列の客層は若めで外国人観光客もちらほら。約45分かけて店内の控え室に入る。券売機の前で対戦相手となるタイトルを押す。食券を手に控えのイスに座る。思っよりも体力を消耗していたが途中で店員さんからレモン水が紙コップで差し入れられたので幾分は蘇った。
店内はロック色が強くカウンターが二手に分かれている。ワンロット4杯のオペレーションで組み立てられていく。順番的に行くと私は右サイドにあるアリーナ特別リングサイド席に当りそうだ。目の前で店主自身によって繰り出されるラーメンと対決できるとは最高のステージ。
会場入りしてから10分弱でカウンターの奥の席へ案内される。スープの仕込み場により近い席だ。いよいよゴングが鳴る。このロットも注文は様々だが手慣れた様子で作業を進める。時折、客と会話する余裕まである。強面だが非常に優しい語り口で客の心を解かす。目の前で作られている間にも焼豚の部位の違いなどの説明が入る。これは楽しい。と思ったが、この時すでに奥の仕込み場から匂ってくる生臭さに毒されていたのだ。豚ガラの匂いかと思ったが豚ガラは使ってそうにない。くさやのような何かの魚が腐敗したような匂いだ。ラーメンの採点には衛生面や環境は考慮しないのだがこのままの嗅覚で対等に闘えるのだろうか不安になる。
ここで対戦相手のラーメンが到着。オリジナルの切立丼の姿は予習してた通りだ。良い意味で田舎から出てきた男の子が原宿で買った服を着ているが靴は学校の指定靴を履いている感じ。垢抜けないが最先端を身にまとっている。全身が最先端のファッションの人よりは親しみやすく愛くるしいと言う意味です。
軽やかな油膜と一緒にスープをひとくち。さっぱりながら滋味溢れる重なりもあり1ラウンドからパンチを食らってしまった。人気があるのも納得ができる。丸鷄の脂からの甘みや鷄ガラからはすっきりした旨みを。その奥には幾重にも旨みが広がり続ける。宇宙のようなスープをまろやかなカエシが引き締めバランスを取る。
麺は角ありのストレート中細麺でさほど滑りは良くないが歯応え噛応えのある低加水麺。残念なのは、このタイプの丼によくあるスープ量の少なさが吸収率の良い麺との相性の悪さとして出ている。最初の段階で麺をスープの中で泳がす事が出来ないくらいのスープの量だ。吸収の良さの上にスープを持ち上げる麺と麺の隙間がより一層スープを少なくさせる。
具材はこの日で三種類。豚肩ロースと豚ロースとラーメンには珍しい牛バラ肉。豚ロースは香ばしく炙られていて形の良さはないが味付けはとても美味しく肉を食べてる実感がある。牛バラ肉もじっくり煮込まれているが旨みは閉じ込めてあり肉質は申し分ない。お代わり希望。ダメだったのが肩ロースの低温焼豚で食感の悪さと筋切りが出来てないために噛み切れない。香辛料を上手く使ってあるので獣臭さは無かったがレア過ぎた。低温調理の基準値に達しているのかと疑問に思うほどだった。
見るからに田舎風な細切りメンマと味玉も想像以上の逸品。色黒のメンマだが見た目ほどの塩分はなくコリッと噛み砕くとピリッとした辛味が弾ける。これでビール呑んだら止まらなくなりそうだ。こちらもガン黒の味玉も薄味とは言わないまでも下品な濃さはない。しっかりと漬け込んだ熟成感は一日や二日では成せる技ではなさそうだ。田舎っぽいと表現したが流行りの低温焼豚なんかに比べたら相手にならないほど素晴らしい存在。
薬味については細やかな仕事が伝わるが玉葱アッシェの辛味に随分と味覚をごまかされた気がする。青みは青梗菜だが取り上げる必要はないかな。
ここまで自分が優勢に試合を進めてきたつもりだったが、優勢の原因は厨房からくる臭さによるかも知れないと対戦相手のラーメンに同情しそうになった。もし入口近くのカウンターでこのラーメンを食べていたら印象が違ったかも知れない。今までの採点にはラーメン以外のものは考慮しないと決めていたが匂いに関しては減点せざるを得なかった。
試合は60点と言う事で私の判定勝ちだが玉葱の辛味が気になってスープを完飲できなかったので9ラウンド途中でのTKO勝ちといったとからだろうか。次回は匂いのない席で互いにベストコンディションで対戦したいが一時間の行列は勘弁してと腰が引ける一杯でした。