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日曜 晴天 14:10 待ちなし 先客なし 後客なし場所は目黒区大鳥神社の交差点でタクシーを待つ。何故なら大井町にある手打ち麺の店に初訪問したかったのだが昼営業終了まで残り40分を切っている。残暑きびしい中20分以上待ってもタクシーが捕まらない。移動時間を考えるともうすぐタイムリミットだが状況は変わらず大井町行きを諦める。日曜の権之助坂はラーメン店は数多くあるがどこもガッツリ系で興味をそそらない。仕方なく目黒駅方面へ足を向けるとすぐにこちらの店の支那そばの看板と淡麗醤油系ラーメンの写真が飛び込んできた。全く情報を持ってなかったが運命の出会いと信じて暖簾をくぐる。夜は炭焼居酒屋のようで店内には炭の香りで満ちている。棚に並んだ焼酎や黒板メニューからも居酒屋だと分かる。しかし調理場には麺茹で釜が設置されてありラーメンへの力の入れ具合も出ている。この時間帯とはいえ店員ひとり客ひとりの状況は中々の緊張感がある。不思議がられぬよう何気なく作業工程を見守る。驚くことに麺茹で釜が稼働していないではないか。麺茹で釜の手前に目をやるとガスコンロの上に片手鍋が二つ火にかけられている。まさかの麺を茹でる中鍋とスープ用の小鍋だ。インスタントラーメンを作る景色だ。覚悟を決めて様子を眺める。どう見ても対流しない鍋に麺を投入した。それを知ってのかとかさすがに箸で麺をほぐす作業をしているが湯量の少なさで打ち粉が溶けて麺はなかなかほぐれない。その間も麺は茹で湯の中から持ち上げられた状態が続いている。茹で時間のタイマーがセットされているが無意味に思える。やがてタイマーが鳴り麺はお湯ごとテボに移され湯切りされる。同時にスープも湧いたようだ。醤油ダレと鷄油の入った丼にスープを張る前に麺だけをを入れた。それをまぜそばのようにかき混ぜる工程は見たことのない衝撃映像だ。麺に味を染み込ませるためなのか不思議だが、そこに淡色のスープを注いで具材を盛り付けて完成のようだ。手元に届いたラーメンの姿は作業工程からは想像できないほどオーソドックスで更に私好みの顔立ちに良い意味で期待を裏切られた。かつて六本木にあったF1 PIT STOP CAFEのロゴ入りの器が謎と郷愁を誘う。見るからに大人しそうな表情のスープをひとくち。何とも味気なくて舌を疑った。見た目以上に大人しすぎる。確かに薄味が好みだがここまでくると表現しようがない。鶏ガラなのはかろうじて分かるが重なりが見えない。数学的な方程式ではなく算数の足し算みたいな味しか感じない。カエシの塩分も少なくボヤけている。心配していた麺だが案の定ゴワゴワの部分があった。茹で湯から離している時間が長かった部分は固くなるのは当然の話だ。一本の麺で色んな食感が楽しめる手打ち麺だと思って気持ちを切り換える。淡黄色のストレート中細麺だが醤油ダレに絡めていた割には味が乗ってない。薄味ながらかんすいの匂いも気にならないのは良かったが固茹で過ぎて小麦の特徴は出てなく旨みの無い何かを食べている印象だ。具材は焼豚が二種類。豚ロース焼豚は濃いめの味付けだが肉の旨味は逃げ出し放題で食感もパサついたものが二枚。打って変わって無味無臭の鷄チャーシューが一枚。追加した味玉は半熟塩ゆでたまごでなんの調理もされてなく感じたが冷蔵庫内の他の食材の臭いが白身に移り不快。同様にしっかりと色付けされた細切りメンマにも臭いが移り保存状態の悪さが目立った。全てが単調だったために海苔の香りと白ねぎの甘みだけはより感じることが出来た。単調ながら身体に害はなさそうなので具材を除いては食べきることが出来たが物足りなさが残った。この坂道沿いにあるガッツリ系ラーメンで味覚をやられるよりはマシだったと自分に言い聞かせて席を立った。店を出るときすでに夜のラーメンの事を考えられるほどあっさりでさっぱりな一杯でした。
場所は目黒区大鳥神社の交差点でタクシーを待つ。何故なら大井町にある手打ち麺の店に初訪問したかったのだが昼営業終了まで残り40分を切っている。残暑きびしい中20分以上待ってもタクシーが捕まらない。移動時間を考えるともうすぐタイムリミットだが状況は変わらず大井町行きを諦める。日曜の権之助坂はラーメン店は数多くあるがどこもガッツリ系で興味をそそらない。仕方なく目黒駅方面へ足を向けるとすぐにこちらの店の支那そばの看板と淡麗醤油系ラーメンの写真が飛び込んできた。全く情報を持ってなかったが運命の出会いと信じて暖簾をくぐる。
夜は炭焼居酒屋のようで店内には炭の香りで満ちている。棚に並んだ焼酎や黒板メニューからも居酒屋だと分かる。しかし調理場には麺茹で釜が設置されてありラーメンへの力の入れ具合も出ている。この時間帯とはいえ店員ひとり客ひとりの状況は中々の緊張感がある。不思議がられぬよう何気なく作業工程を見守る。
驚くことに麺茹で釜が稼働していないではないか。麺茹で釜の手前に目をやるとガスコンロの上に片手鍋が二つ火にかけられている。まさかの麺を茹でる中鍋とスープ用の小鍋だ。インスタントラーメンを作る景色だ。覚悟を決めて様子を眺める。どう見ても対流しない鍋に麺を投入した。それを知ってのかとかさすがに箸で麺をほぐす作業をしているが湯量の少なさで打ち粉が溶けて麺はなかなかほぐれない。その間も麺は茹で湯の中から持ち上げられた状態が続いている。茹で時間のタイマーがセットされているが無意味に思える。やがてタイマーが鳴り麺はお湯ごとテボに移され湯切りされる。同時にスープも湧いたようだ。
醤油ダレと鷄油の入った丼にスープを張る前に麺だけをを入れた。それをまぜそばのようにかき混ぜる工程は見たことのない衝撃映像だ。麺に味を染み込ませるためなのか不思議だが、そこに淡色のスープを注いで具材を盛り付けて完成のようだ。
手元に届いたラーメンの姿は作業工程からは想像できないほどオーソドックスで更に私好みの顔立ちに良い意味で期待を裏切られた。かつて六本木にあったF1 PIT STOP CAFEのロゴ入りの器が謎と郷愁を誘う。
見るからに大人しそうな表情のスープをひとくち。何とも味気なくて舌を疑った。見た目以上に大人しすぎる。確かに薄味が好みだがここまでくると表現しようがない。鶏ガラなのはかろうじて分かるが重なりが見えない。数学的な方程式ではなく算数の足し算みたいな味しか感じない。カエシの塩分も少なくボヤけている。
心配していた麺だが案の定ゴワゴワの部分があった。茹で湯から離している時間が長かった部分は固くなるのは当然の話だ。一本の麺で色んな食感が楽しめる手打ち麺だと思って気持ちを切り換える。淡黄色のストレート中細麺だが醤油ダレに絡めていた割には味が乗ってない。薄味ながらかんすいの匂いも気にならないのは良かったが固茹で過ぎて小麦の特徴は出てなく旨みの無い何かを食べている印象だ。
具材は焼豚が二種類。豚ロース焼豚は濃いめの味付けだが肉の旨味は逃げ出し放題で食感もパサついたものが二枚。打って変わって無味無臭の鷄チャーシューが一枚。
追加した味玉は半熟塩ゆでたまごでなんの調理もされてなく感じたが冷蔵庫内の他の食材の臭いが白身に移り不快。同様にしっかりと色付けされた細切りメンマにも臭いが移り保存状態の悪さが目立った。
全てが単調だったために海苔の香りと白ねぎの甘みだけはより感じることが出来た。単調ながら身体に害はなさそうなので具材を除いては食べきることが出来たが物足りなさが残った。
この坂道沿いにあるガッツリ系ラーメンで味覚をやられるよりはマシだったと自分に言い聞かせて席を立った。店を出るときすでに夜のラーメンの事を考えられるほどあっさりでさっぱりな一杯でした。