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「旨み鷄だし 味玉ラーメン 醤油 ¥950」@生粋 花のれんの写真平日 13:55 薄曇り先客5名 先待ち2名

以前から訪問を熱望していたこちらを訪れた。実は前回にもチャレンジしたのだが夜の営業が早じまいで断念したことがあったのだ。本日は満を持しての昼に突撃した。

丸ノ内線 茗荷谷駅を池袋方面に少し歩くとバス停の先にこちらの店がある。日除け 雨よけのテントが目印だ。店頭には行列ご無かったが店内の待ちイスには待機組が座っておりしばら外で待つ。入口から券売機を覗き込んで品定めをする。狙いは最上段に位置する鷄だしの醤油ラーメンだ。つい味玉にも目がいってしまう。

店内には空席もあるが案内を控えているようで順番待ちが続く。5分ほどして店内に動きがあり入店する事が出来た。券売機で発券し店内待機となる。テーブル席とカウンター席があるがおひとり様でもテーブルの相席はせず、カウンターもひとつ飛ばしで案内されてるようだ。女性客が安心して来られる理由のひとつだろう。

程なくして私もテーブル席に案内された。もちろん相席ではない。男性一名、女性二名の三人体制の店内は明るいカフェのような作りでおじさんは馴染めないが手入れも行き届いていて気持ちが良い。

丁寧な作業なのか提供速度は遅くみえ周りの客も配膳前だ。店内を見渡す時間がかなりあったのでキョロキョロ見ていると随所に女性客の事を考えたサービスが見られる。

着席して10分と少しかかって我が杯が到着した。白磁の切立丼の中には個性を主張する褐色のスープと白磁の器のコントラストの上に色気のある焼豚が印象的に訴える。

まずは粒子の大きな鷄油に守られた赤褐色のスープをひとくち。味を感じる前に口内に鷄油の膜が張る。しつこそうに見える鷄油だが意外とさらりとして丸鷄スープによくある甘ったるい部分は全くない。むしろ鷄油と言うよりは複雑な香味油に思える。噂ではスルメを使ったスープとあるがスープ自体より香味油にスルメの旨みや香りを感じた。続いてもうひとくち飲むと動物系の旨みが何層にも重なっている。店内には青森シャモロックのポスターが貼ってあるので地鶏ベースなのは明らかだが鷄以外の豚ゲンコツか豚ガラの旨みも含んでいる気がする。しかしメニューには〝旨み鷄だし〟とあるので鷄だけなのだろうかと疑問に思った。

カエシもさらに複雑で難解だった。見た目と反して醤油感も突き抜けた感じはなく穏やかにスープをまとめる。五味の全てを味わえるがバランスが不均衡に思われる不思議なスープ。しかしクセになりそうだ。他のラーメン店では味わったことのない複雑さだ。

麺は全粒粉の中細ストレート麺だが、これまた他では味わえない唯一の麺だ。キリッとしたスープに負けない味わいがある。啜った時はスープとの絡みが良いのでスープが主導権を握っているが、ひとくち噛むとすぐに小麦の甘さと香りがにじみ出てくる。さらに噛み続けると小麦の甘みが増して、まるでバケットを噛みしめているような感覚になる。かなりの良麺だ。

具材のロゼよりも限りなくピンクな焼豚は低温焼豚で仕上げられてあり部位は勘違いかも知れないが脂身の少し入った豚肩ロースと表面に脂身が付いた豚ロースの二種類だったと思う。下味はしっかりと乗っているがレアすぎる食感が私には残念だった。肩ロースの筋が残ってしまい後味が悪いものになってしまった。おまけのように付いているサイコロ焼豚は小さいが旨みはあってこっちの方が好みだった。

追加の味玉は秀逸でとにかくうまい。熟成度も味染みも塩気の弱さも全てが卵本来の旨みを引き出すチカラになっている。

こちらはメンマではなく筍の水煮を味付けしたものだった。個人的にはメンマが良かった。薬味は過去の皆さんの写真を見ると九条ねぎのような青ねぎだけに見えるが今回の私には白ねぎかもしくは青ねぎの根に近い白い部分が揃えられて入っていた。わざわざ二色使いにしているのかと感動したが偶然だったのかも。

夢中で食べ終えたが後味の良さは絶品だった。具材が好みと違ったが大変に満足できるラーメンだった。他店のラーメンとは似ていない個性を表現しているが決して奇をてらったものではなく独創性を感じる一杯でした。

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