レビューやランキングで探す、日本全国ラーメン情報
土曜日 晴天 23:50 先客12名 後客2名ミシュラン一つ星人気店の整理券を手に入れるため巣鴨に前泊する事にした。深夜のチェックインの前に巣鴨を中心に駒込や大塚あたりで深夜営業のラーメン店を探すが見つからず上野御徒町で深夜2時まで営業しているこちらを見つけた。しかも調べてみると先日に長野市で入った店や、以前に住んでいた文京区の近くにあったラーメン店の系列という事で少なからずの運命も感じたのだ。私の知っている頃の御徒町には無かった御徒町らーめん横丁の一角にあるらしく寄り道気分で駅に降りた。10年以上も前だが確かにこの辺りに横丁とまではいかないが中野に本店を構える名店や激辛ラーメンで有名な店が複数集まった施設があった気がする。しかし現場に向かうと思っていた施設とは一変していた。名だたる人気店が軒を並べる横丁へと様変わりしていた。その一角にあるこちらの入り口を見つけ店内に入る。券売機で基本と思われるお題に味玉を追加しカウンターへと案内される。店内を見渡すと屋号の桜をイメージした派手な内装が他のラーメン屋とは一線を画している。さらには麺上げを女性が浴衣姿で披露している。奥の洗い場の様子は見えなかったが外国人アルバイトを含む三人体制だろうか。客層は深夜の繁華街である上野御徒町という事で飲みの〆に寄ってる方も多く、まだ飲みの最中の客も多く見られる。そんな客の中には麺上げ最中の女性スタッフに執拗に声を掛けるふざけた客たちもいた。男性スタッフはいるものの外国人の方では言葉で征する事はできず女性スタッフの心中を察した。そんな思いで待っていると10分足らずで我が杯が到着した。白磁の高台丼の中の姿は器に飛び散ったカエシが女性スタッフの心の乱れを表しているかのような少し荒れた表情だった。まずは気持ちを落ち着かせてから丁子茶色のスープをひとくち。鶏ガラの風味に輪郭のハッキリした塩気を感じる。飲んだ後の〆なら許容範囲内かも知れないが私には当たりの強いスープだ。スープを飲み込むと鼻に抜ける魚介の節系の香りは心地よく時間を置くにつれて塩気は複雑になっていく。挽肉を用いた上湯の技法でのスープのようだが半濁したスープからは見た目の効果は感じなかったが灰汁はしっかりと取り除かれていたので見た目の透明度よりも澄んだスープには思えた。麺は平切りの中細ストレート麺で口当たりの良さが好印象だが、コシが弱く歯応えのある麺が好きな人には不向きかも。小麦の香りは平均的ではあるがスープの塩気の助けを借りて甘みはしっかりと引き出されている。具材の焼豚は二種類で、まずは鶏ムネ肉の低温焼豚から。ソミュール液の乗りもよく香辛料の爽やかな香りが活きているが具材の冷たさと酸味が少し気になった。マリネ液のビネガーの酸味だと思うがレア肉が酸っぱいと驚いてしまう。一方の豚ロース焼豚は赤身の肉質が活かされてあり歯応えも良く下味も上品でスープにも合っていた。追加の旨玉なる玉子は薄味だがスープの塩気をを纏うことで完成した旨味を発揮する。黄身の甘みを引き出す役目をスープが担っていた。先ほどの焼豚に対してもそうだったがスープの塩気が具材の旨さを左右している。スープの温度が下がり始めると塩分の正体が貝類由来のものだと分かってきた。温度が低下したコハク酸は過剰な塩分を連れてくる事が多いが、それは感じず範囲内に留まっている。薬味の白髪ねぎに粗挽き黒胡椒を合わせたものは焼豚との相性は良いがスープや麺とは馴染みきれず最後までぶつかり合っていた。ここまで食べ終えたが、実は先程の品のないふざけた客の言動がエスカレートしてきて見るに耐えなくなっていたので味覚の判断能力はかなり低下していたと自分でも感じている。女性スタッフを取り上げたキャッチャーな手法で人気が上がるメリットもあるが、深夜帯にもそれを貫くデメリットも覚悟する彼女の意思の強さには感心せざるを得なかった。複雑な心境の中で食べたラーメンなので今回は私にとっての平均点を付けたがあくまで参考なので穏やかな気持ちで食べ直しを希望する一杯でした。
ミシュラン一つ星人気店の整理券を手に入れるため巣鴨に前泊する事にした。深夜のチェックインの前に巣鴨を中心に駒込や大塚あたりで深夜営業のラーメン店を探すが見つからず上野御徒町で深夜2時まで営業しているこちらを見つけた。しかも調べてみると先日に長野市で入った店や、以前に住んでいた文京区の近くにあったラーメン店の系列という事で少なからずの運命も感じたのだ。
私の知っている頃の御徒町には無かった御徒町らーめん横丁の一角にあるらしく寄り道気分で駅に降りた。10年以上も前だが確かにこの辺りに横丁とまではいかないが中野に本店を構える名店や激辛ラーメンで有名な店が複数集まった施設があった気がする。しかし現場に向かうと思っていた施設とは一変していた。名だたる人気店が軒を並べる横丁へと様変わりしていた。その一角にあるこちらの入り口を見つけ店内に入る。
券売機で基本と思われるお題に味玉を追加しカウンターへと案内される。店内を見渡すと屋号の桜をイメージした派手な内装が他のラーメン屋とは一線を画している。さらには麺上げを女性が浴衣姿で披露している。奥の洗い場の様子は見えなかったが外国人アルバイトを含む三人体制だろうか。
客層は深夜の繁華街である上野御徒町という事で飲みの〆に寄ってる方も多く、まだ飲みの最中の客も多く見られる。そんな客の中には麺上げ最中の女性スタッフに執拗に声を掛けるふざけた客たちもいた。男性スタッフはいるものの外国人の方では言葉で征する事はできず女性スタッフの心中を察した。
そんな思いで待っていると10分足らずで我が杯が到着した。白磁の高台丼の中の姿は器に飛び散ったカエシが女性スタッフの心の乱れを表しているかのような少し荒れた表情だった。
まずは気持ちを落ち着かせてから丁子茶色のスープをひとくち。鶏ガラの風味に輪郭のハッキリした塩気を感じる。飲んだ後の〆なら許容範囲内かも知れないが私には当たりの強いスープだ。スープを飲み込むと鼻に抜ける魚介の節系の香りは心地よく時間を置くにつれて塩気は複雑になっていく。挽肉を用いた上湯の技法でのスープのようだが半濁したスープからは見た目の効果は感じなかったが灰汁はしっかりと取り除かれていたので見た目の透明度よりも澄んだスープには思えた。
麺は平切りの中細ストレート麺で口当たりの良さが好印象だが、コシが弱く歯応えのある麺が好きな人には不向きかも。小麦の香りは平均的ではあるがスープの塩気の助けを借りて甘みはしっかりと引き出されている。
具材の焼豚は二種類で、まずは鶏ムネ肉の低温焼豚から。ソミュール液の乗りもよく香辛料の爽やかな香りが活きているが具材の冷たさと酸味が少し気になった。マリネ液のビネガーの酸味だと思うがレア肉が酸っぱいと驚いてしまう。一方の豚ロース焼豚は赤身の肉質が活かされてあり歯応えも良く下味も上品でスープにも合っていた。
追加の旨玉なる玉子は薄味だがスープの塩気をを纏うことで完成した旨味を発揮する。黄身の甘みを引き出す役目をスープが担っていた。先ほどの焼豚に対してもそうだったがスープの塩気が具材の旨さを左右している。スープの温度が下がり始めると塩分の正体が貝類由来のものだと分かってきた。温度が低下したコハク酸は過剰な塩分を連れてくる事が多いが、それは感じず範囲内に留まっている。
薬味の白髪ねぎに粗挽き黒胡椒を合わせたものは焼豚との相性は良いがスープや麺とは馴染みきれず最後までぶつかり合っていた。
ここまで食べ終えたが、実は先程の品のないふざけた客の言動がエスカレートしてきて見るに耐えなくなっていたので味覚の判断能力はかなり低下していたと自分でも感じている。女性スタッフを取り上げたキャッチャーな手法で人気が上がるメリットもあるが、深夜帯にもそれを貫くデメリットも覚悟する彼女の意思の強さには感心せざるを得なかった。
複雑な心境の中で食べたラーメンなので今回は私にとっての平均点を付けたがあくまで参考なので穏やかな気持ちで食べ直しを希望する一杯でした。