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土曜日 薄曇り 10:40 待ちなし 後待ち4名早朝の人生初の朝ラーからの連食先に選んだのがこちらだ。平成最後の歳末総決算として〝今年の店は今年のうちに〟と銘打って今年オープンの新店の未訪問店を年内で出来るだけ多く廻ると決めて実行中なのだ。そこで今回は12月1日オープンのこちらへの初訪問を決めて前食の百合ヶ丘駅から登戸駅を経由してJR南武線 平間駅に着いた。こちらの一号店へは訪問済みで得意分野のラーメンでは無かったが新たなラーメンの世界の扉を開けられたような気がして二号店とあるこちらへの初訪問を楽しみにしていた。また「身入り」サイコーという謎の無料トッピングに前回は怖くて手を出せなかったので今回は挑戦してみようかと迷いながら平間駅から歩いて店先を目指した。駅前商店街の平間銀座は川崎フロンターレ優勝のお祝いムード一色に染まっていた。道中も「身入り」の事が頭をよぎるが沖縄料理の「中身汁」や「ヤギ汁」のようなダイレクトなネーミングセンスが恐怖感をあおり決断できないままに店頭に着いた。11時開店の20分前の現着に成功し先頭をキープした。大通り沿いの店頭には大きな幟旗がふたつ冬の冷たい風になびいている。軒下の外待ち椅子で待っていると定刻よりも少し早くオープン。店内の券売機で弱気の小盛りを発券し手書きの身入りのチケットを手に取った。一号店では脂少なめの味薄めでお願いしたが今回は基本に初チャレンジしてカウンターに腰を下ろした。店内を物色すると居抜き物件なのか新店舗なのに老舗感がある。そんな風格の漂う店内をワンオペで切り盛りしているのは若い方だ。店内のBGM代わりのモニターからはBruno Marsなどの洋楽が流れていてるのも店内とのミスマッチが面白い。まだ若かった頃に聴いたニュージャックスイングを思わせるナンバーに身を委ねていると5分ほどで我が杯が到着した。朱色の胴に見立てには雷紋の描かれたシンプルな切立丼の中の姿を見てこう思った。「さすがに身入りは調子に乗りすぎたかも」と。直接的な身入りの名の通りの脂身入りにたじろいでしまったが後の祭りなので覚悟を決めてレンゲを手に取った。まずはたっぷりと油膜の張り詰めた伽羅色のスープをひとくち。身入りの部分を避けるようにレンゲでスープをすくったが大量の香味油が流れ込んでくる。恐る恐る口に運ぶと甘めの油膜が口内に張り付いた。ラードのような豚由来の甘みと不自然な謎の旨味もかなり強い。醤油ダレも塩分を強く主張してくるので瞬時に味覚崩壊が始まってしまった。豚清湯スープを影で支えているはずの鰹節の厚削りなどの魚介の風味は全く感じる事が出来ない。味薄めと脂少なめにしなかった事を後悔したが時すでに遅しでスープを諦めて麺に移行した。麺上げまで120秒の自家製平打ち縮れ麺は一号店よりも細く見えたのは気のせいだろうか。茹で時間も短く思ったので確認したいところだ。しなやかな麺肌に芯の強さも持ち合わせる麺は噛み応えが心地よい。奥歯のプレスを跳ね返しながらもモッチリと噛み切れる絶妙な歯応え。本来なら小麦の甘さを感じられるのだろうが塩分耐性の弱い味覚の私には、それを探し当てる余裕はなかった。スープの強気な塩気と旨味に耐えながら麺をすすり続けた。具材は豚肩ロース焼豚が二枚添えてある。どちらも煮豚型で柔らかすぎない食感は豚肉の赤身の繊維を残し食べ応えも十分ある。食べ応えだけでなく赤身の旨みも適度に残してあるのでスープに対しては薄味だが、逆に落ち着ける味付けに感じた。薬味のネギとの相性も言う事なく一緒に食べる事でお互いの風味を倍増させる相乗効果の恩恵を受けた。極細メンマは水煮メンマを味付けしたものが大量に添えてある。麺のモッチリとした食感との対比が素晴らしくアクセント役を演じるがpH調整剤や次亜鉛酸Naの臭いが残っていた。勇気を出してアレンジした「身入り」とはスープを炊いた時の背脂を副産物としてコクを出す具材として使われているようだ。提供時には固形を保っていたが中盤からはスープに溶け出して大方の姿は見えなくなっていた。もちろん豚由来のコクは増していたが個人差によっては獣臭いと感じる人もいるだろう。私はそのひとりだったので不必要に思った。薬味の白ねぎは荒っぽく切られているがスープの熱で食感や香りが変わり面白みを生んでいた。先ほどの焼豚との共演では大役を果たしていた。それに比べると海苔の印象は薄く海苔本来の質の悪さが目立っていた。小盛りにしたが麺量200gと私には中盛り以上に思えた麺を少し残してしまった。その時には味覚は非天然由来の旨味成分に毒されてしまいスープは一滴も飲めずに箸を置いた。一号店で感じた謎の旨味よりも遥かに強く感じたのは非天然由来の旨味調味料は出汁にではなくカエシに使われているのだろうか。前回は味をうす口にしたのでカエシの量が減って影響が少なかったのかもと仮説を立ててみた。本日は私の判断ミスで低い採点となってしまったが身入りをやめて味も脂も控えていたら、もっと高得点になっていたに違いないと思う。今回の経験で苦手なJ系へと初挑戦する布石になるかと考えていたが甘かった。こんなもんでへこたれていたらJ系への道のりは遥か先だなと自信を失った一杯でした。
早朝の人生初の朝ラーからの連食先に選んだのがこちらだ。平成最後の歳末総決算として
〝今年の店は今年のうちに〟
と銘打って今年オープンの新店の未訪問店を年内で出来るだけ多く廻ると決めて実行中なのだ。そこで今回は12月1日オープンのこちらへの初訪問を決めて前食の百合ヶ丘駅から登戸駅を経由してJR南武線 平間駅に着いた。
こちらの一号店へは訪問済みで得意分野のラーメンでは無かったが新たなラーメンの世界の扉を開けられたような気がして二号店とあるこちらへの初訪問を楽しみにしていた。また「身入り」サイコーという謎の無料トッピングに前回は怖くて手を出せなかったので今回は挑戦してみようかと迷いながら平間駅から歩いて店先を目指した。駅前商店街の平間銀座は川崎フロンターレ優勝のお祝いムード一色に染まっていた。
道中も「身入り」の事が頭をよぎるが沖縄料理の「中身汁」や「ヤギ汁」のようなダイレクトなネーミングセンスが恐怖感をあおり決断できないままに店頭に着いた。11時開店の20分前の現着に成功し先頭をキープした。大通り沿いの店頭には大きな幟旗がふたつ冬の冷たい風になびいている。軒下の外待ち椅子で待っていると定刻よりも少し早くオープン。店内の券売機で弱気の小盛りを発券し手書きの身入りのチケットを手に取った。一号店では脂少なめの味薄めでお願いしたが今回は基本に初チャレンジしてカウンターに腰を下ろした。
店内を物色すると居抜き物件なのか新店舗なのに老舗感がある。そんな風格の漂う店内をワンオペで切り盛りしているのは若い方だ。店内のBGM代わりのモニターからはBruno Marsなどの洋楽が流れていてるのも店内とのミスマッチが面白い。まだ若かった頃に聴いたニュージャックスイングを思わせるナンバーに身を委ねていると5分ほどで我が杯が到着した。
朱色の胴に見立てには雷紋の描かれたシンプルな切立丼の中の姿を見てこう思った。「さすがに身入りは調子に乗りすぎたかも」と。直接的な身入りの名の通りの脂身入りにたじろいでしまったが後の祭りなので覚悟を決めてレンゲを手に取った。
まずはたっぷりと油膜の張り詰めた伽羅色のスープをひとくち。身入りの部分を避けるようにレンゲでスープをすくったが大量の香味油が流れ込んでくる。恐る恐る口に運ぶと甘めの油膜が口内に張り付いた。ラードのような豚由来の甘みと不自然な謎の旨味もかなり強い。醤油ダレも塩分を強く主張してくるので瞬時に味覚崩壊が始まってしまった。豚清湯スープを影で支えているはずの鰹節の厚削りなどの魚介の風味は全く感じる事が出来ない。味薄めと脂少なめにしなかった事を後悔したが時すでに遅しでスープを諦めて麺に移行した。
麺上げまで120秒の自家製平打ち縮れ麺は一号店よりも細く見えたのは気のせいだろうか。茹で時間も短く思ったので確認したいところだ。しなやかな麺肌に芯の強さも持ち合わせる麺は噛み応えが心地よい。奥歯のプレスを跳ね返しながらもモッチリと噛み切れる絶妙な歯応え。本来なら小麦の甘さを感じられるのだろうが塩分耐性の弱い味覚の私には、それを探し当てる余裕はなかった。スープの強気な塩気と旨味に耐えながら麺をすすり続けた。
具材は豚肩ロース焼豚が二枚添えてある。どちらも煮豚型で柔らかすぎない食感は豚肉の赤身の繊維を残し食べ応えも十分ある。食べ応えだけでなく赤身の旨みも適度に残してあるのでスープに対しては薄味だが、逆に落ち着ける味付けに感じた。薬味のネギとの相性も言う事なく一緒に食べる事でお互いの風味を倍増させる相乗効果の恩恵を受けた。
極細メンマは水煮メンマを味付けしたものが大量に添えてある。麺のモッチリとした食感との対比が素晴らしくアクセント役を演じるがpH調整剤や次亜鉛酸Naの臭いが残っていた。
勇気を出してアレンジした「身入り」とはスープを炊いた時の背脂を副産物としてコクを出す具材として使われているようだ。提供時には固形を保っていたが中盤からはスープに溶け出して大方の姿は見えなくなっていた。もちろん豚由来のコクは増していたが個人差によっては獣臭いと感じる人もいるだろう。私はそのひとりだったので不必要に思った。
薬味の白ねぎは荒っぽく切られているがスープの熱で食感や香りが変わり面白みを生んでいた。先ほどの焼豚との共演では大役を果たしていた。それに比べると海苔の印象は薄く海苔本来の質の悪さが目立っていた。
小盛りにしたが麺量200gと私には中盛り以上に思えた麺を少し残してしまった。その時には味覚は非天然由来の旨味成分に毒されてしまいスープは一滴も飲めずに箸を置いた。一号店で感じた謎の旨味よりも遥かに強く感じたのは非天然由来の旨味調味料は出汁にではなくカエシに使われているのだろうか。前回は味をうす口にしたのでカエシの量が減って影響が少なかったのかもと仮説を立ててみた。
本日は私の判断ミスで低い採点となってしまったが身入りをやめて味も脂も控えていたら、もっと高得点になっていたに違いないと思う。今回の経験で苦手なJ系へと初挑戦する布石になるかと考えていたが甘かった。こんなもんでへこたれていたらJ系への道のりは遥か先だなと自信を失った一杯でした。