なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「焼豚麺」@白河手打中華そば  一番いちばんの写真10/31/08
◆手打ち麺と、計算された素朴醤油スープ

前回同じメニューを食べた時は、麺は、すばらしい
手打ち平打ち麺だと思ったが、スープは醤油が支配的
で、動物系のうま味しか印象に残らなかった。
後でラーメン本を立ち読みしてみると、鶏と豚のみの
スープとあったが、自分ではスープに疑問が残ったのだった。
その時点で、採点は延期することにしていた。

少し足が遠のいていたのだが、若い友人2人から、
町田の美味しいラーメン屋に連れて行って欲しいとの依頼あり。
かなり悩んだが、敢えて白河手打ちラーメンをノミネートした。

外観は蕎麦か日本料理店のような造りだ。
店内は明るく清潔感漂う、すがすがしい空間である。

3人共に焼豚麺を選択。

スープの色はすばらしく濃い色で特徴的。
スープを一口。
二口。
うーーん。やはり動物系だけではないな。
超微妙なうま味成分を感知した。
五口位飲むと、じんわりと確実に深みを感じた。
塩味も見た目の色とは異なり、最低限のものだ。

鶏が中心で、豚のうま味もあるようだ。
それ以外の何かを感じ取ると、厚みがあり、うまいと思った。
しかし、これが分かるのは難しいぞ。

やはり一回では分からないことがあると思った。
麺は手打ちで、素朴感が目玉だ。
前回は、スープもそれと同じく、素朴な、単なる昔の醤油味なのだと思っていた。
これは、違うな。
表面的にはそうだが、実は相当考えられた味付けになっているのだった。

麺は、独特のこしがある、青竹自家製手打ち麺だ。
この食感、喉ごしはやはり、手打ちならではだ。
不揃いの中太平打ち麺には、ややナチュラルなウェーブがあり、他では味わえない
感触を、口の中で楽しめる。
太めの田舎風手打ち蕎麦と同じような、楽しみ方ができるようだ。
当然、この麺にピッタリなのが、そのスープであった。
自分の中の評価が上がった。
不思議なもので、前回と10点位は違って感じられた。
良く分からないで、短絡的に評価してはいけないなと、反省しきり。

さて焼豚は2種類トッピングされている。
煮豚ではなく味付けされた焼豚である。
いわゆるトロトロとかホロンホロンを期待するタイプではない。
味付けと、なかに閉じ込められた豚本来のうま味、それとしっかりした食感。
これが命であろう。
モモ肉はやや小さくカットされている。
やや硬いと思う人がいるかもしれないが、肉は本来このようなしっかりした
肉繊維を歯で切断するものだろう。
バラ肉の方は適度な脂身があり、厚み4mmくらいで、でかいのが、全部で3枚。
これもしっかりしていて、ぶたのうま味がたまらない。
3枚で量的には十分だ。
この焼豚だけでも、十分価値がある。

丼を持ち上げて完食。

客は我々3人。
『おいしかったです』
ここで他に客がいないので、ご主人に勇気を出して聞いてみる。
『すごくおいしいのですが、動物系の鶏と豚以外に魚系のものがはいってませんか?』
なんか違うと恥ずかしいので、ずいぶん考えたのだが、言ってしまったよ。

御主人『・・・・・』しばし沈黙。
『良く分かりましたね。ほんの隠し味程度に魚系を使ってます。』
『・・・』
『普通分からないと思いますが』
 と言って、節系など4種類ほど、入れているものを教えてくれた。
おいおい、こんな大事なことを教えちゃっていいのかな?
信じていただけたと思うと、余計にしゃべってはいけないと思った。
それがご主人の好意に対する姿勢だろう、と勝手に思うKM。
ここで同行の二人にも感想を聞いてみる。
御主人の前で、どうかとも思ったが、2人とも美味しかったと言ってくれた。
それにしても、すごく人柄がいいご主人なので、一発で気に行ってしまった。
しばらくラーメン話に付き合っていただく。
やっぱり、ここに来て良かったね。
今日の食事会は大成功だった。

投稿 | コメント (5) | このお店へのレビュー: 6件

コメント

こんばんは!

都内で福島の白河ラーメンが味わえるとは知りませんでした。
とてもおいしそうですね。
群馬には手打ちのお店が多いので、素朴な手打ちラーメンでも都内で通用するというのはなんだかうれしいです^^

それにしても魚介を見破るとはすごいですね!
私はおいしい!普通!くらいでしかラーメンを判断できません(*TーT)

| 2008年11月2日 03:34

◆フォンさん
コメントありがとうございます。

>群馬には手打ちのお店が多いので、素朴な手打ちラーメンでも都内で通用するというのはなんだ
>かうれしいです^^

私はもともと麺好きですので、手打ちは何でもこしが合って好きです。

>それにしても魚介を見破るとはすごいですね!

こういう話は、どうしても自慢話になりがちなので、書くのを考えたのですが、
それより、ご主人がいい人だったことが書きたかったです。
それから、ラーメン本の中心話題が、○○から出汁をとっている、と書いてあるのですが、
鵜呑みにしてはいけないと思いました。




KM | 2008年11月2日 06:24

◆あまのさん
コメントありがとうございます。

限定、食べておられるようですね。
それにしてもすごい機動力です。
手打ち麺は、こしとのど越しが明らかに違うので、好きなんですが、
おっしゃる通り、西では長続きしないですね。
地元では人気があるので、いいことですが、まだまだ並ぶような
ことは少ないですね。
頑張っていただきたいです。

KM | 2008年11月2日 08:11

KM様

こんばんわ^^
このお店は移転前の時代にお邪魔させてもらったことがあります。
麺とチャーシューが旨かったのが印象的でした。

町田に移ってからは評価をメキメキ上げてきてますね。
あまのまどいさんの食した限定メニューも気になります。
町田はなかなか遠いですが、おりをみて行ってみたいです^^

フリーダム | 2008年11月2日 23:17

◆ フリーダム さん
コメントありがとうございます。

>麺とチャーシューが旨かったのが印象的でした。

そういえば、元は世田谷にあったのですね。
私も麺とチャーシューは問題なしに口に合いましたが、
スープが少し物足りなかったのです。
敢えて、今はやりのものと、差別化を図っているという結論ですが、
後味スッキリで余韻は少ないタイプとして、食べることにしてます。

町田にも来てくださいね。




KM | 2008年11月3日 07:39