レビューやランキングで探す、日本全国ラーメン情報
平日 曇天 14:50 店内満席 待ちなし 後客8名〝第29回 RDBの超高性能スーパーコンピューターが算出したオススメ店は本当に私に合うのか!〟を東海遠征に引き続いて開催する。このイベントは、RDB PC版のオススメに挙がる六店舗から、その店のイチオシではなく、自分の好きそうなメニューを食べて採点し超高性能スパコンとの勝敗を決めるものである。決してお店との勝負ではないのは理解していただきたい。採点基準は90点以上付いたなら私のKO負け、80点以上ならば判定負け、70点台なら引き分けとし60点台なら判定勝ち、59点以下の点数ならば私のKO勝ちとする。過去28戦の対戦相手は「風雲児 」「麵屋一燈 」「煮干しつけ麺宮元 」「竹末東京プレミアム 」「さんじ 」「麺処 晴」「燦燦斗」「神田 勝本」「中華そば屋 伊藤」「麺処 ほん田」「煮干中華ソバ イチカワ」「麺屋 和利道 warito」「らーめん 芝浜」「らーめん かねかつ」「狼煙〜NOROSHI〜」「ラーメン大至」「中華ソバ 伊吹」「麺処 朧月」「Bonito Noodle RAIK」「中華蕎麦 とみ田」「陽はまたのぼる」「神田とりそば なな蓮」「ソバダイニング クアトロ」「旬麺しろ八」「MENSHO」「麺小屋 てち」「らーめん 鉢ノ葦葉本店」「らぁ麺 飛鶏」と名だたる有名店や人気店が並ぶが、通算対戦成績は28戦12勝8敗7分7KO 1没収試合と現在は私の勝ちが少しリードしている。前回の愛知県の挑戦者との対戦では、危うくKO負けしそうな程の強敵だった。地方のオススメ店と対戦すると、また地方のオススメ店が挙がってくるという〝負のループ〟に堕ち込んでしまっている。その上、つけ麺志向のない私のオススメに現在挙がっている店の四店舗はつけ麺専門店という苦しい状況なのだ。そんな中で清湯醤油系志向の強い私にも合いそうな店が新たなオススメとして挙がってきた。それが今回の対戦相手に決めたコチラだ。本日は東京ドームでのナイター観戦を予定しており水道橋という立地もありがたい。開場時間よりも少し早めにラーメンで腹ごしらえしてから向かおうと午後2時すぎに家を出た。山手線と総武線を乗り継いで25分ほどで最寄りの水道橋駅に着いた。そこからは西口を出て東京ドームを背にして歩いて行くと数分で白い看板が見えてきた。重厚な店構えの入口には並びはなく、すんなりと入店できたが店内は満席だった。ホールスタッフの女性に促され先に食券を購入する。券売機の前で予習しておいたお題に味玉が入ったボタンを押して店内待機となる。その間に店内観察をすると、厨房側のカウンター席と反対の壁側のカウンター席のみだが、かなり広い店内を本日は五人体制で回している。純和風の店構えと職人さんたちの白衣姿が見事にマッチしている。厨房内のピカピカに磨き上げられたステンレスや、オブジェのように飾られた食材の整理整頓されている細やかな点にまでに気を配られているのが分かる清々しい店内だ。席に案内される前からラーメンへの期待が高まる中で3分ほどで席へと案内されたが、残念ながら調理工程を見られない壁側のカウンター席だった。仕方なく待つ事10分で我が杯が到着した。その姿は派手な絵柄の反高台丼の中でシルプルながらも渋い深みを感じる表情をみせている。昔ながらの中華そばを進化させた景色に、店主さんの仕事ぶりが詰め込まれている。そんな景色に高まる期待を抑えきれずにレンゲを手にとった。まずはスープをひとくち。表層を覆い隠すような香味油にレンゲを押し込むと、しっかりとした煮干しの香りが立ち昇ってきた。魚介系と動物系を合わせたオーソドックスな清湯醤油かと思っていたが、香り的には煮干しが前に出たタイプだった。いざレンゲのスープを口に含むと、初動ではオイリーな口当たりが唇に届いた。その香味油にも煮干しの強い風味を感じたので煮干しオイルだと思うが、エグ味を感じさせないギリギリの香ばしさで抑えてある。下地には鶏ガラ主体のスープが基礎を築いているので、旨みの中心は動物系だ。そこに煮干しオイルが重なった二層構造で成り立っている。すごく良い食材を使っているのが分かるスープではあるが、不必要な旨味も含んでいるのを初見で感じてしまった。せっかくのスープを残念に思いながら麺に進むとした。とても気の利いた箸袋に包まれた割り箸で持ち上げた麺は、軽やかに波打った中細ストレート麺で箸先からは加水率の高さを感じる。見た目にもハリのある麺を啜り上げると、進化系の中華そばである事を実感できた。それは独特のモッチリとした食感が生み出していると思われ。そこにはオリジナルの小麦粉の配合を想像してやまない。考え込まれた麺質の虜になってしまうような素晴らしい麺だけに、スープの不必要な旨味がもったいなく思える。具材のチャーシューは豚肩ロースの煮豚型が二枚入っている。ホロホロと崩れるような食感が特徴的だが、肉質本来の旨みが流出していのが気になった。食感のイメージが先行するが、脂身の少ない豚肩ロースを使用しているのでパサついた印象の方が強く残った。メンマは角の張った細メンマだが下処理も味付けも非常に好みだった。引き締まった硬めの食感ではあるが、繊維質が柔らかく解けていく感覚は脇役以上の存在感を示している。適度に残った発酵臭も香りとしてアクセントとなり全体に変化をもたらす。追加の味玉は出汁よりも塩気が強く浸透していて、見た目よりも高塩分の味玉だった。しかし黄身本来の旨みが強いので、塩気の強さを包み込んでいるとも言える。塩気と旨みの相乗効果から味わいの濃い味玉となっていたが、提供温度の冷たさが私には残念だった。薬味は東京を代表する千寿葱に丁寧な仕事を施してある。キレの良い包丁で刻まれた白ネギの切り方は鋭く、きちんと水にさらされた切り口には潤いがある。千寿葱ならではのシャキッとした歯ざわりが心地よく、香りの高さも引き出されている。かなり高品質の千寿葱を仕入れられているのが分かるが、高価なネギなので欲は言えないが量的には少なくも感じた。海苔もまた質の高さを感じさせる、香りの高さと口溶けの良さが素晴らしい。ナルトには信頼関係がないので今回もパスして口にはしなかった。中盤からも麺や具材の質の高さを感じながら食べ進めたが、スープだけは非天然由来の旨味が支配していたので残念ながらレンゲを置いた。今回の採点は60点で私の判定勝ちとなり、スパコンとの通算対戦成績は29戦13勝8敗7分7KO 1没収試合と勝利数の方が優っている。たった一年くらいの付き合いではスパコンは私の趣向を理解してくれないようだ。今回はせっかく良い食材を使われているだけに、もったいなく思ったしまった。かなりの大箱の店を通し営業されているのでスープに底上げが必要なのかもしれないが、和食職人ならではの純粋無垢なスープを望んでしまう一杯でした。
〝第29回 RDBの超高性能スーパーコンピューターが算出したオススメ店は本当に私に合うのか!〟を東海遠征に引き続いて開催する。
このイベントは、RDB PC版のオススメに挙がる六店舗から、その店のイチオシではなく、自分の好きそうなメニューを食べて採点し超高性能スパコンとの勝敗を決めるものである。決してお店との勝負ではないのは理解していただきたい。
採点基準は90点以上付いたなら私のKO負け、80点以上ならば判定負け、70点台なら引き分けとし60点台なら判定勝ち、59点以下の点数ならば私のKO勝ちとする。
過去28戦の対戦相手は「風雲児 」「麵屋一燈 」「煮干しつけ麺宮元 」「竹末東京プレミアム 」「さんじ 」「麺処 晴」「燦燦斗」「神田 勝本」「中華そば屋 伊藤」「麺処 ほん田」「煮干中華ソバ イチカワ」「麺屋 和利道 warito」「らーめん 芝浜」「らーめん かねかつ」「狼煙〜NOROSHI〜」「ラーメン大至」「中華ソバ 伊吹」「麺処 朧月」「Bonito Noodle RAIK」「中華蕎麦 とみ田」「陽はまたのぼる」「神田とりそば なな蓮」「ソバダイニング クアトロ」「旬麺しろ八」「MENSHO」「麺小屋 てち」「らーめん 鉢ノ葦葉本店」「らぁ麺 飛鶏」と名だたる有名店や人気店が並ぶが、通算対戦成績は28戦12勝8敗7分7KO 1没収試合と現在は私の勝ちが少しリードしている。
前回の愛知県の挑戦者との対戦では、危うくKO負けしそうな程の強敵だった。地方のオススメ店と対戦すると、また地方のオススメ店が挙がってくるという〝負のループ〟に堕ち込んでしまっている。その上、つけ麺志向のない私のオススメに現在挙がっている店の四店舗はつけ麺専門店という苦しい状況なのだ。そんな中で清湯醤油系志向の強い私にも合いそうな店が新たなオススメとして挙がってきた。それが今回の対戦相手に決めたコチラだ。
本日は東京ドームでのナイター観戦を予定しており水道橋という立地もありがたい。開場時間よりも少し早めにラーメンで腹ごしらえしてから向かおうと午後2時すぎに家を出た。山手線と総武線を乗り継いで25分ほどで最寄りの水道橋駅に着いた。そこからは西口を出て東京ドームを背にして歩いて行くと数分で白い看板が見えてきた。
重厚な店構えの入口には並びはなく、すんなりと入店できたが店内は満席だった。ホールスタッフの女性に促され先に食券を購入する。券売機の前で予習しておいたお題に味玉が入ったボタンを押して店内待機となる。その間に店内観察をすると、厨房側のカウンター席と反対の壁側のカウンター席のみだが、かなり広い店内を本日は五人体制で回している。純和風の店構えと職人さんたちの白衣姿が見事にマッチしている。厨房内のピカピカに磨き上げられたステンレスや、オブジェのように飾られた食材の整理整頓されている細やかな点にまでに気を配られているのが分かる清々しい店内だ。席に案内される前からラーメンへの期待が高まる中で3分ほどで席へと案内されたが、残念ながら調理工程を見られない壁側のカウンター席だった。
仕方なく待つ事10分で我が杯が到着した。その姿は派手な絵柄の反高台丼の中でシルプルながらも渋い深みを感じる表情をみせている。昔ながらの中華そばを進化させた景色に、店主さんの仕事ぶりが詰め込まれている。そんな景色に高まる期待を抑えきれずにレンゲを手にとった。
まずはスープをひとくち。表層を覆い隠すような香味油にレンゲを押し込むと、しっかりとした煮干しの香りが立ち昇ってきた。魚介系と動物系を合わせたオーソドックスな清湯醤油かと思っていたが、香り的には煮干しが前に出たタイプだった。いざレンゲのスープを口に含むと、初動ではオイリーな口当たりが唇に届いた。その香味油にも煮干しの強い風味を感じたので煮干しオイルだと思うが、エグ味を感じさせないギリギリの香ばしさで抑えてある。下地には鶏ガラ主体のスープが基礎を築いているので、旨みの中心は動物系だ。そこに煮干しオイルが重なった二層構造で成り立っている。すごく良い食材を使っているのが分かるスープではあるが、不必要な旨味も含んでいるのを初見で感じてしまった。せっかくのスープを残念に思いながら麺に進むとした。
とても気の利いた箸袋に包まれた割り箸で持ち上げた麺は、軽やかに波打った中細ストレート麺で箸先からは加水率の高さを感じる。見た目にもハリのある麺を啜り上げると、進化系の中華そばである事を実感できた。それは独特のモッチリとした食感が生み出していると思われ。そこにはオリジナルの小麦粉の配合を想像してやまない。考え込まれた麺質の虜になってしまうような素晴らしい麺だけに、スープの不必要な旨味がもったいなく思える。
具材のチャーシューは豚肩ロースの煮豚型が二枚入っている。ホロホロと崩れるような食感が特徴的だが、肉質本来の旨みが流出していのが気になった。食感のイメージが先行するが、脂身の少ない豚肩ロースを使用しているのでパサついた印象の方が強く残った。
メンマは角の張った細メンマだが下処理も味付けも非常に好みだった。引き締まった硬めの食感ではあるが、繊維質が柔らかく解けていく感覚は脇役以上の存在感を示している。適度に残った発酵臭も香りとしてアクセントとなり全体に変化をもたらす。
追加の味玉は出汁よりも塩気が強く浸透していて、見た目よりも高塩分の味玉だった。しかし黄身本来の旨みが強いので、塩気の強さを包み込んでいるとも言える。塩気と旨みの相乗効果から味わいの濃い味玉となっていたが、提供温度の冷たさが私には残念だった。
薬味は東京を代表する千寿葱に丁寧な仕事を施してある。キレの良い包丁で刻まれた白ネギの切り方は鋭く、きちんと水にさらされた切り口には潤いがある。千寿葱ならではのシャキッとした歯ざわりが心地よく、香りの高さも引き出されている。かなり高品質の千寿葱を仕入れられているのが分かるが、高価なネギなので欲は言えないが量的には少なくも感じた。
海苔もまた質の高さを感じさせる、香りの高さと口溶けの良さが素晴らしい。ナルトには信頼関係がないので今回もパスして口にはしなかった。
中盤からも麺や具材の質の高さを感じながら食べ進めたが、スープだけは非天然由来の旨味が支配していたので残念ながらレンゲを置いた。今回の採点は60点で私の判定勝ちとなり、スパコンとの通算対戦成績は29戦13勝8敗7分7KO 1没収試合と勝利数の方が優っている。たった一年くらいの付き合いではスパコンは私の趣向を理解してくれないようだ。
今回はせっかく良い食材を使われているだけに、もったいなく思ったしまった。かなりの大箱の店を通し営業されているのでスープに底上げが必要なのかもしれないが、和食職人ならではの純粋無垢なスープを望んでしまう一杯でした。