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14:00頃訪問。先客6名後客3名。店は2階にあり、適度なスペースを有している。1列のカウンターとテーブル席が1つ設けられており、居心地はまずまず。男性2名による切り盛りで、接客は良好。

本メニューを選択。さほど待たずに配膳された。

スープは、醤油の色目がしっかりと出ており美しい。表層を多めの液体油が覆う。
飲んでみると、醤油ダレの味わい深さが何とも素晴らしい。豊かな旨み、熟成感、仄かな甘み等が口中を満たし、飽きが来る事は無い。それでいながら舌に残るような雑味が無い点に、優れたセンスと技術に裏打ちされた洗練が感じられる。塩分濃度は適度。トガりはキッチリと抑え込まれているものの、力強いキレを生み出しており文句無し。
一方、鶏のコクと旨みもしっかりと主張し、現代的にして芳醇な味わいに仕上げられている。液体油の果たしている役割が大きいが、嫌味や余計な重さを感じさせないのは有難いところだ。
奥の方には和出汁感等も感得されて実に重層的な味わいだが、全体としての一体感も見事の一言に尽きる。

麺は、低加水率のストレート細麺。全粒粉入りらしく、細かな粒子が見受けられる。
食べてみると、茹で加減は丁度良く、しっかりとしたコシと歯応えを有している。小麦の密度感を伴うツルツル&シコシコ食感と、噛み切る際の潔い破断感が実に心地良く、咀嚼と喉越しを存分に楽しむ事が出来る。風味旨みもしっかりと感じられる紛れも無い上質の麺だ。スープとの相性も申し分無し。
量は普通位。自分には、これ一杯で程好い満腹感が得られた。

具として、チャーシューは2種。いずれも非常に美味。大判の豚ロース肉1枚は低温調理によるもの。シットリとした食感に仕上げられており、薫香が程好く付与されている。その下には、これもまた低温調理による鶏胸肉が1枚隠れている。柔らかくプリプリとした上質の肉に、軽く胡椒による味付けが施されている。
味玉は、黄味ネットリの仕上がり。良質の素材を生かすべくの控えめな味付けで旨い。
極太メンマは2本。強めの食感が心地良く、味付けも丁寧で文句無し。
他に、スープ中には四角く刻まれた白葱が浮遊し、中央には、三つ葉が彩りを添えている。

昨今流行りの系統と言え、今更目新しさは無いが、この完成度、上質感、バランス感覚は見事としか言いようが無い。限定を含めた他メニューにも強く惹かれる実力店だ。

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