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「高崎ブラック ¥830」@らーめん 小烏丸の写真日曜日 晴天 19:40 先客8名 後客1名

〝上州高崎 一泊二日ラーメンめぐり〟

採点から見ても察してもらえると思うが、高崎に来て最初の悲劇が待っていた。まさに天国から地獄とはこの事で、前食で出会った素晴らしいラーメンに大満足して店を出た。すでに予約を済ませたホテルに午後3時ちょうどに早々とチェックインを済ませると、誰もいない大浴場で一番風呂を浴びた。それから風呂上がりの缶ビールを楽しむと、今朝の早起きのせいもあってかベッドに横たわってしまった。すると二時間ほどウトウトしてしまい目が覚めると夕方6時半を過ぎていた。せっかくの高崎遠征なので本日中にもう一軒くらいは巡ってみたいと思い、寝ぼけ眼でRDBを開いてみる。

群馬県の中でも高崎市に絞り込んで総合ランキングを見てみるが、日曜の夜営業をしている店はかなり少ない。そんな中で見つけたのがコチラだったのだが、苦手なJ系オンリー店という事は知らなかったのだ。それというのもレビューの中には中華そばがあったり、お店情報の備考欄にもJ系を示す文字がなかったのだ。

そんな事も知らずに初訪問を決めて着替えを済ませると、ホテルの目の前のバス停から本日3度目のバスに揺られて10分ほどで最寄りのバス停に着いた。そこからは日の沈んだ街並みを数分も歩くと飲食店が多く入った建物が見えてきた。

何ひとつとして疑いもなく店内に入ると、先客の男性陣が食べているラーメンの姿を見て震えあがったのだ。それはまさに苦手なJ系で〝J耐性〟がゼロの私には衝撃の光景だった。すぐに店を出ようとも思ったが、ほぼ満席のカウンターには半数近くの女性客もいてスープ以外は完食している方が多かった。その女性客のほとんどが黒いスープのラーメンを食べていたので、それならばJ系ではなく中華そば的なメニューがあるのではないか信じて券売機の前まで進んでみた。しかし基本らしいJ系らしいボタンしかなかったので、仕方なくスタッフさんに「黒いスープのはどれですか?」と尋ねると「限定メニューのボタンを押してください」との事だったので押してみると〝高崎ブラック〟なる限定メニューのボタンが現れた。藁にもすがる思いでJ系でない事に望みをかけてボタンを押してみた。

その後カウンターに座るが落ち着かないままに店内を物色してみると、たしかに女性客もいるが平均年齢は確実に私の半分以下である事は間違いない。内装はロールスクリーンで外の世界と遮断されたような孤立感のある独特の雰囲気が、中年おじさんの警戒心を強くあおる。そんな店内を本日は二人体制で回しており、突然に一人のスタッフに話しかけられた。

「11番のお客さん、どうしますか?」

最初は何のことだか理解できなかったが、これがJ系の呪文コールのキッカケだと分かるまでに時間はかからなかった。応用力を備え持っていなかったので「普通で」と安易に答えてしまった。

すると目の前にヤサイがどっさりと盛られた人生初ではないが、レビュー開始以後では二度目と思われるJ系ラーメンが到着した。その姿は白磁の高台丼の中で〝いかにも〟な景色を見せつけている。J系ファンの方には申し訳ないが食べる前からダメな予感しかしてこなかった。

まずはスープをひとくちと思ったが、液面すら見られないほどにヤサイが覆っているのでモヤシを押し込むようにしたレンゲを入れた。すると〝高崎ブラック〟の名の通りに暗黒のようなスープが現れレンゲの中に収まってきた。恐る恐るスープを口に含んでみたが、今まで感じた事のない強い旨味成分が襲ってきた。それは舌が取れそうなほどの衝撃だった。

それを感じた瞬間にスープを諦めるとレンゲを置いて、レビューの為だけに心を強く持ち箸を握って麺を持ち上げてみた。箸先に持ち上げられたのは麺上げまで240秒程の太ちぢれ麺で、スープの醤油色素を完全に吸い込んでしまい、とても食べられそうもない見た目をしている。無理をしてでも食べるべきだったが、スープの強い旨味とコショウの刺激がつきまとっていそうなので口にする事すら諦めてしまった。

具材のチャーシューは分厚い豚バラロールの煮豚型だったが、食べる事が出来ないくらいに舌が弱ってしまった。

すでにヤサイを食べる気力は残ってなかったが、見える範囲でもキャベツの芯がほぼ生の状態で入っていたりと食欲を削ぐ光景を見て箸を置いた。

全ては私自身の勉強不足と経験不足のせいで申し訳なく全てを残してしまったが、個人的な見解なので参考にはしないで欲しいと思う一杯でした。

投稿 | コメント (5) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

あははは。
無化調しか受け付けない人が旨味調味料で喰わせるガッツリ系ラーメンは、さぞ苦痛だったことでしょうね〜笑
二郎好きの私でもここへの再訪はありませんし、まして表題は食しません。
訪問前に少しでも私のレビューを参考にしてくれたら要らぬ被害は受けなかったのにね〜。
ちなみにここの店主さんは修行経験は全くなく、前店舗にて限定好きのラヲタのステマで成功した方であり、こちらは2匹目のドジョウを捕まえるために始めたガッツリ系のお店です。

どうも御愁傷様でしたw

不死身のてっちん♂ | 2019年7月6日 15:53

生き地獄とはこの事でした。ベキさんが高崎のココにも精通しているなんて知らなかったから。そういう裏情報を知らないと、やっぱり失敗しますよね。これまでに何件か高評価の店で同じような経験をした事があるのですが、それがステマなんでしょうね。

のらのら | 2019年7月6日 17:47

てっちんさんすみません。コメント勘違いしてました。てっちんさんなら高崎情報に詳しくて当然でした。

のらのら | 2019年7月6日 19:59

ふっふふ。群馬はアトムなJ系と米屋ぐらいしかいけてません!
清湯系ならまだまだオススメたくさんありますよね!

虚無 Becky! | 2019年7月6日 22:01

今度こそベキさん。そうなんですよ、この後は身分相応に清湯野郎として店を探しました。それでも幾多の苦難が待っていましたけどね。

のらのら | 2019年7月6日 23:29