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13:30入店。先客11名。外見はごく普通のラーメン屋。が、ドアが開いた瞬間、軽く引いた。13時半でほぼ満席なのもさることながら、小学生くらいの女の子から初老の男性まで、老若男女がぎっしり詰まっていたのだ。しかも客のほとんどがチューハイとサワー類しか飲んでおらず、アルコールを飲んでないのは中学生と小学生とおぼしき女の子二人(学校はどうした)だけだ。どうやら自由業のご家族の昼飯時にお邪魔したらしいが、それだけでは説明出来ない空気がある。それは一言も会話を交わす事なく、ジッとチューハイのグラスを見詰めている初老の男達である。昼どきのラーメン店よりも、夕暮れの競輪場が似合いそうなトッツァンたち、その横でお絵描きをする女の子、その母親かわからない中年女二人連れ、その女にしきりに話し掛ける中年男。それらが同じカウンターにずらりとならんでいる。一瞬息を呑む光景だ。普通ならこれで入る気を無くすが、今日はここにチャレンジしようと決めていたので、外で待つことにする。しかしこのメンツで席を立つ輩もいないようで、詰めて貰い、席を確保する。中はやはりよくあるラーメン屋だが、厨房をみると火力が貧相。カセットコンロサイズのが活躍しているようだ。厨房には女性がふたり。スナックでいえばママとチーママ。昼の商売とは思えない厚化粧ぶりにも、尋常のラーメン屋との大きな隔たりを感じる。メニューはラーメン中心。醤油ラーメンは430円から、800円台まで、バリエーションは広い。それ以外にご飯ものや一品ものが多数あるようだが、この日の人気メニューはどうやら冷奴のようだ、というよりお通しか。ろくに注文もせず安い酒で長時間居座られるのは、店にとっては嫌がらせ以外の何物でもないが、どうもみな常連らしく、むしろ私がよそ者のようだ。肩が触れ合うほどに隣り合うトッツァンは、舌打ち加減にこちらをチラ見する。普通ならここで店を出ても、誰も傷つかないけど、こんな経験もなかなか出来ないと、かえって腰を落ち着け、「ホッピー、キンミヤで」と余裕をかましたいところだが、あいにく仕事中、仕方なく唐揚げラーメンをオーダー。唐揚げは一斗缶みたいな鍋で揚げる。揚げたてが食べられるのは良いが、ありゃやっぱり一斗缶じゃないか。使い込まれてわからないが、業務用の油の缶をそのまま揚げ物用として使ってないか。とはいえ子供の握りこぶし位の大きな唐揚げが五つも載ったのがでてきたので、唐揚げ好きとしては小さくガッツポーズ。我ながら現金なものである。さあ、やっとこさラーメンを紹介できるが、これは普通の醤油ラーメン。多少スパイスが効いている汁に、中太のストレート麺。メンマに葱のトッピングは寂しいが、唐揚げが丼を覆い隠すばかりなのでいいだろう。完全アウェーの空気の中、黙々と食べる。ラーメン自体は別に旨くもまずくもなかった。が、店は裏通りにありそうな、怪しげで危険な雰囲気だった。昼間で子供もいたので救われた(子供の立場を想像すると複雑なものがある)が、かなりディープな店だといわざるをえない。唐揚げはやはりというかなんというか、古い油で揚げていたようで、しばらく胃がもたれた。まあいずれにしろ二度と行くことはない。
13:30入店。先客11名。
外見はごく普通のラーメン屋。が、ドアが開いた瞬間、軽く引いた。
13時半でほぼ満席なのもさることながら、小学生くらいの女の子から初老の男性まで、老若男女がぎっしり詰まっていたのだ。
しかも客のほとんどがチューハイとサワー類しか飲んでおらず、アルコールを飲んでないのは中学生と小学生とおぼしき女の子二人(学校はどうした)だけだ。
どうやら自由業のご家族の昼飯時にお邪魔したらしいが、それだけでは説明出来ない空気がある。それは一言も会話を交わす事なく、ジッとチューハイのグラスを見詰めている初老の男達である。昼どきのラーメン店よりも、夕暮れの競輪場が似合いそうなトッツァンたち、その横でお絵描きをする女の子、その母親かわからない中年女二人連れ、その女にしきりに話し掛ける中年男。それらが同じカウンターにずらりとならんでいる。一瞬息を呑む光景だ。
普通ならこれで入る気を無くすが、今日はここにチャレンジしようと決めていたので、外で待つことにする。しかしこのメンツで席を立つ輩もいないようで、詰めて貰い、席を確保する。
中はやはりよくあるラーメン屋だが、厨房をみると火力が貧相。カセットコンロサイズのが活躍しているようだ。
厨房には女性がふたり。スナックでいえばママとチーママ。昼の商売とは思えない厚化粧ぶりにも、尋常のラーメン屋との大きな隔たりを感じる。
メニューはラーメン中心。醤油ラーメンは430円から、800円台まで、バリエーションは広い。それ以外にご飯ものや一品ものが多数あるようだが、この日の人気メニューはどうやら冷奴のようだ、というよりお通しか。
ろくに注文もせず安い酒で長時間居座られるのは、店にとっては嫌がらせ以外の何物でもないが、どうもみな常連らしく、むしろ私がよそ者のようだ。肩が触れ合うほどに隣り合うトッツァンは、舌打ち加減にこちらをチラ見する。
普通ならここで店を出ても、誰も傷つかないけど、こんな経験もなかなか出来ないと、かえって腰を落ち着け、「ホッピー、キンミヤで」と余裕をかましたいところだが、あいにく仕事中、仕方なく唐揚げラーメンをオーダー。
唐揚げは一斗缶みたいな鍋で揚げる。揚げたてが食べられるのは良いが、ありゃやっぱり一斗缶じゃないか。使い込まれてわからないが、業務用の油の缶をそのまま揚げ物用として使ってないか。とはいえ子供の握りこぶし位の大きな唐揚げが五つも載ったのがでてきたので、唐揚げ好きとしては小さくガッツポーズ。我ながら現金なものである。
さあ、やっとこさラーメンを紹介できるが、これは普通の醤油ラーメン。多少スパイスが効いている汁に、中太のストレート麺。メンマに葱のトッピングは寂しいが、唐揚げが丼を覆い隠すばかりなのでいいだろう。
完全アウェーの空気の中、黙々と食べる。
ラーメン自体は別に旨くもまずくもなかった。が、店は裏通りにありそうな、怪しげで危険な雰囲気だった。昼間で子供もいたので救われた(子供の立場を想像すると複雑なものがある)が、かなりディープな店だといわざるをえない。
唐揚げはやはりというかなんというか、古い油で揚げていたようで、しばらく胃がもたれた。
まあいずれにしろ二度と行くことはない。